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shinobuk
現実は小説より奇なり
最近の通信技術は発展に凄まじいものがある。
幼い頃から漫画や小説を読んでいたが、近未来物も多くあったが、今のようなスマホみたいなものが出ている作品は皆無だった。
私の好きな漫画に機動警察パトレイバーがある。
これは80年代後半からみた21世紀初頭を空想した漫画だ。この漫画ではロボット、作中ではレイバーと呼称されるガジェットが出てくる。ゆえにロボット工学が発達しているのだが、そのレイバーを制御するのにOSがきちんと描かれ、それに付随した犯罪も描かれていた。当時としてはキチンと現実から派生するであろう近未来を描いていた漫画だったが、中で登場する通信機器といえば、車載電話くらいだった。
こんな感じで通信機器の現実での発達は空想の世界の最たるものの一つ、漫画でも描かれることはなかったように思う。私の知らないまんがでかかれているのかもしれないが。
なお、現在書かれているSF漫画の中ではタブレットを駆使している描写があるが、同じ作品内でも少し前にはPCを駆使している描写はあったがタブレットすら出て来なかったように思う。
ガジェット一つでも昔どんなふうに未来を見ていたか、今どのように未来を見るかわかって面白い。
ツールだけ語ったが人の発展も目を見張るものがある。
今や将棋界の風雲児となっている藤井聡太二冠も現実の活躍を彼が出てくる前に漫画に描いたらありえない展開だと読者からも一笑に伏せられたかもしれない。また、メジャーリーガーの大谷翔平選手もフィクションの世界ではありえないとして受け入れられないような活躍をしている。
ホント事実は小説より奇なり、とはよく言ったものだ。
そして若い人々にはフィクションの世界を笑い飛ばすような活躍をして欲しいものだ。