タバコ休憩の是非
何故かタバコ嫌いがツイッターにバレてるのか、こんな上記のツィートが流れてくる。
タバコ休憩の是非だ。
近年は分煙や嫌煙などかだいぶ幅を利かせてきたからまだこんなことを言い争ってんだてなふうに見ている。
私が仕事を始めたのが平成一桁の頃だ。
その時は禁煙ブームはあったがまだまだ喫煙者が幅を利かせていた時代だ。
病院に勤務していたのだがそこでもスタッフの半数は喫煙者だったように記憶している。
大体の喫煙者は決まった休憩時間にタバコを吸っていた。
しかし特に男性スタッフは機械室や機材倉庫に灰皿を置いて好きな時何かしら作業しながらだがタバコを吸っていた。
病院というところは基本女性が多く働いているところだ。
そんな喫煙しない女性スタッフから上司によく苦情が出ていた。
タバコ好きに吸って良いなら自分達も好きにお茶しても良いんだよね?などと詰め寄っていたものだ。
上司もそのタバコを吸うスタッフの一人だったからどっちつかずに曖昧にしていた。
私としてはタバコは吸わないから立ち位置とすれば女性スタッフ側なのだがニコチン中毒の父を常に見ていたから無理なのはわかっていたからそれを側から静観していたものだ。
その後そこを退職して病院、クリニックを渡り歩くようになったのだが時を経るにつれ喫煙場所は少なくなっていた。
病院やクリニックでは機械室などはそこを管理している上司の匙加減でタバコなんかはいかようにもなっていた。
その上司が吸えばそこは煙だらけの場所となって職務中も誰か来てタバコを吹かしていた。
そして新規のクリニックの管理者の一人として勤務することになったのだがタバコ嫌いの身としては少なくとも機械室は禁煙にした。
院長もタバコを吸わない人だったからクリニック館内は禁煙にした。
事務員の男性だけが喫煙者となったのだが吹きっ晒しの踊り場に灰皿を置いて吸っていたがいつのまにかその灰皿も撤去されて時間を見つけては近くの公園に吸いに行っていた。
それ以上に困ったであろう方が外来の医者で申し訳なさそうにタバコの吸えるところを聞いてきたものだ。
我々は知らないからそのタバコを吸うスタッフに聞いてもらうように言っていたものだ。
あ、患者さんもクリニック内のみならずクリニック前も喫煙不可にしており懲りない患者に私からまたは院長から厳しめの説教をしたものだ。
他の病院に出向していた時はそこは喫煙場所はあったのだが白衣での喫煙は不可で私服に着替えて吸いに行っていた。
その姿を見るにそこまでして吸いたいものかと感心したものだ。
今は街中でも吸えるところは減ってきている。
それでもニコチン中毒たる喫煙者はなんとか吸おうと周りから(主に私)嫌な顔されながらも頑張っている。
こっちから見ればやめちゃえば良いのにと思わなくはないがそれが中毒の所以と生暖かく見ている。