現状
頑張っている人をよく見る。そんな姿をみるにかたや俺はなどという気持ちにもなる。
やりたいことはある。
それは掃いて捨てるほどは。しかしそのやりたいことは少なくともこの動かない手が動かないと、若しくはまともに歩けないと、というのが前提になってしまっている。
最近のニュースで、乙武氏が義足義手をつけてある程度の距離を歩いたというのをみた。
そんな頑張っている人を見るにつけ自分は、といった気持ちになる。
人は人、だから気にする必要はない、と言われるだろう。しかし自分の不甲斐なさに落ち込む事が多い。
リハビリはしているが、動く気配のない左手、少ししか歩けない足、そんな現実を見ると今より少しだけ動く左手、歩ける足を手に入れた所で元の生活、仕事には戻れない。
私のしていた仕事はある程度の精緻を求められる仕事だったから今からそこまでを望むのは夢のまた夢でしかない。
そう考えると多少動くからといって状況が劇的に改善するわけもなく多分体が少し不自由な俺ができるだけなような気もする。
この間も書いたが現在求職中なのだが体の半分がまともに動かない状態でできる仕事はそうそうない。少なくとも今までの経験、知識を活かした仕事を、と思ってはいるのだがそんな都合の良いものなんぞありはしない。
なんでも良い、取り敢えず車椅子でできる仕事をと探すも少ない中から応募するも書類の時点でお祈りメールが来る。
どうする?