その日の気分をシェアできるSlackアプリを作った話
技術的な内容はqiitaに書きました。
今回なぜこのアプリをつくろうと思ったかについて書きます。
世の中の事情もあって1年ほどリモートワークをしているのですが、そのタイミングで10名を超えるチームをマネジメントすることになり色々と試行錯誤をしてた頃に出会った記事で良いなと思うものがありました。
詳細は以下を見ていただきたいです。
アジャイル開発の士気管理(前編)
次のプロジェクトで導入できたらいいなーと思い、色々と探しては、一人でシミュレートしてたのですがその時に良いものをみつけました。
自分でスプレッドシートを作ってみたりもしましたw
ちょっと余談ですが、以前はふりかえりについて猛烈に情報収集しているときにこちらの記事に出会いました。
これもいつかPJに導入したいなと考えてるものの1つですw
Good/Bad と 事実/気持ち から始める「ふりかえり」の手引き
僕にとって仕事をする上で気持ちや感情はとても大事なものなので、当然マネジメントする際にも重要視したいものとなります。
新しいプロジェクトにも着々と仲間が増えてきたので雑談チャンネルを開設すると早速色々な雑談から情報を拾えるようになりました。
あるとき話を聴きながら作業をしていた時にメンバーの1人が他のメンバーに対して体調やテンションについての話していたので、ふと「ニコニコカレンダー って知ってる?」という話をしてみました。
そこで僕が課題と思っていることとして、Webアプリにせよスプレッドシート にせよ入力が面倒くさい点と定着しなそうな点を挙げました。
ちなみにスケジューラーでタスク化してしまうと急に機械的な作業になってしまうのでNGです。
そこでメンバーから出てきた意見としては、やっぱりSlackで完結するのがいいよねということでした。
せっかく存在してるのにあまり使われていないステータス機能[↓こいつです]
をアンケートみたいな機能で設定できるといいよねーという話も挙がってました。
そんな話をしている最中、一人で盛り上がってる人がいました。
そうです、今回このアプリを作る気にさせてくれたムードメーカーであり1番若手でもあるNくんです。
どうやらニコニコカレンダー について調べてたようで、「これってパワプロみたいですよね??」と言い出した。
そしてNくんはパワプロが大好きという雑談ならではの情報をGetしつつもしばらく雑談談義を交していました。(懐かしいよね〜とか恋の病の話とか)
そして最高潮に達する彼が「自分パワプロで彼女作るの得意なんすよ!」と言い出したあたりで、僕はというとパワプロのgifがどこかにないかと必死に探していました
やっとのことで見つかったのでとりあえずSlackのリアクションアイコンとして登録することにしました。(ついでに面白そうな動画も見つけたのでシェアしておきました)
さっそくみんな手動でステータスに設定して遊んでました。そしてここからがアプリ化を加速させる要因になったのですが、色々意見をだしてくれたメンバーが早速Slackのtimesでこんなものを投稿してました。
恥ずかしながらBlock Kit Builderというものの存在を知らずに生きていたのでこんなに便利なものがあるなんて!ととても驚きました。
もうほぼUIは出来上がってますねwなので丸パクリですw
そこからはBoltの存在を知り、公式ドキュメントを一通り読み、GithubのHeroku連携のアプリを参考に3年ぶりにHerokuを叩き起こし色々と動作やUIを変えて遊びながら一旦qiitaで書いたレベルのものが出来上がりました。
この記事を書いた段階ではまだメンバーには伝えてないので反応が楽しみです。
なんせ手動運用の最中でこんな報告くれるくらいですからw
そして休日だというのに、いつも僕がつくるアプリのユーザーテストを担当してくれるH君(今は退職してしまった後輩ですが、Lineがめんどいという僕の意見に対して速攻でSlackのworkspaceを用意してくれるという機動力と瞬発力を持っています)に今回も動作検証などを手伝ってもらいパーミッションが足りない問題なども乗り越えて無事使えそうなレベルまで仕上がりました!
本当いつもありがとう。