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やっぱり #ごもちゃん が大好きだ!

※この記事はいわゆる「五文字派」が書いたものです。

『#リモラブ』お疲れ様でした〜〜〜!!!!
12月23日、無事最終回を迎えました。お疲れ様でした。
さてさて、五文字派の皆さん、どうでしたか?


正直なところ、とっても切なくなかったですか……?
好きな人(美々先生)がクリスマスの日に約束をしてない……しかも寂しそう……という状況につけいったりしないのがさすが五文字くんだなという感じでしたが、あれだけ散々あおちゃんの背中を押しまくったのにクリスマスにこの状況になってても、五文字くんは笑顔であおみみカップルの幸せのために行動していました。

「僕はもう忙しいんで」
「新しい出会いがあって」
「なんかいい感じ」
『じゃあ今日はその人と?』「勿論」

いやもう……嘘じゃん……!!
SNSのトーク履歴画面に「草モチ」しかいなかったこと、視聴者は知ってるんだからね……!!
おまけにエレベーター前のワンシーン、あの表情が全てを物語っていました。

五文字くんは自分が檸檬だと嘘をつきましたが、今度は「自分には次の恋がある」という嘘をついたんですよね。嘘をつくことを咎められたときに「好きだから嘘をつくんだよ」と言ってたことが、ここで効いてくるとは……。
エレベーター前のシーン、ほんの6秒くらいしかないのに一気に胸が苦しくなりましたよ。台詞のないあのわずかな時間のなか、マスクをして、横顔の表情と瞳だけで視聴者に全てを察させる間宮さんは流石だなぁと唸ってしまいました……すごい。
(と、言ってもこれだけ冷静に着眼点を演技に持ってこれたのはあとの話で、このシーンを見ているときはただただ胸がギュッとなってました。凄いことをしているのに、その瞬間は凄いと思わせることを超越して、見ている側をその場面に引き込むことができるのもまた間宮さんの凄いところだと思います)


だから、大好きな演技をしっかり見せていただけた……という点で私は大変満足なんですが。
ですけど。
五文字くんという存在そのものが愛おしすぎて、やっぱり切ない、悲しい……。
あおみみは楽しく過ごしてるし(これはめでたいこと。五文字くんが願った好きな人たちの幸せがちゃんと叶ったから)、部長親子と富近先生のシーンは素敵過ぎるし、居酒屋おとも楽しそうで。
だからこそ五文字くんだけ最後は笑顔じゃなかったのが、演技とかドラマとか最早超えてめちゃくちゃ切ないよ〜〜〜ってなってしまってます……(笑)
納得ではあるんですけどね。
五文字くんのラストシーンは重要だったと思うし、素晴らしい演技を見せてもらえて大満足。
五文字くんには幸せになってほしかったけど、だからといって突貫工事でカップルつくられても違うなぁって感じなので。
だから、切ないけど五文字派はこの切なさに浸るべきなのかな……となんとなく思っています。
本当に五文字くんに新しい恋を予感させるシーンがあっても良かったのかもしれないけど、最後までずっと好きな人の幸せを願っている五文字くんを見届けることが出来たほうが、やっぱり良かったような気もする。

なんだか「かもしれない」とか「気もする」とかばかりになってしまいましたね。
それだけたくさん考えてしまうのは、五文字くんというキャラクターがそれだけ魅力的だったという証かもしれません。五文字くんを演じたのが間宮さんでよかった。

でもでも、やっぱり、五文字くんの「次の恋」が嘘だったことをあおみみが知ることはないんだろうし、なんならあおちゃんは優しさゆえに「ごもちゃんは?この前言ってたゲームの人とはどうなの?」って聞きそうだし、五文字くんがあおちゃんの背中押しまくってたことをきっと美々先生が知ることはないし。やっぱり切ないよーー(泣)


そんな心境です。
このまま心の中をだらだら書いていたら終わりが見えなくなりそうなので、ひとまずこの辺で。

『#リモラブ』はどのキャラクターもダメなところが少しずつあって、人間くさくて、それが愛おしくてたまらない作品でした。
このご時世だからこそ観たいリアルタイムなドラマでありつつ、人との繋がりって?他人とわかりあうって何?普通の恋って何?そんな普遍的なテーマに真面目に向き合う作品だったなぁとも思います。
今のご時世に寄り添った作品ではあったけど、これから先の未来、いつの時代の人の心にも寄り添ってくれる作品だったと思います。
そんな素敵な作品の世界に間宮さんが演じるキャラクターが生きていたこと、ファンとして大変嬉しい限りです。(ご本人も楽しい現場だったようで、それもまた嬉しい。きっと丁寧にお芝居ができる環境だったのかなぁと勝手に想像します。)
個人的に、演出とプロデューサーの方が好きなスタッフ陣だったのでそれも嬉しかったです。



私たちと同じ、リアルタイムを生きていた美々先生たち。最終回を迎え、私たちはもうその人生を見ることはできないけど、これからもどこかで暮らしている彼らと一緒に生きている感覚になれる気がします。
素敵な作品でした。約3ヶ月間、毎週心を回復させてくれる作品をありがとうございました。




2020.12.24  saki











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