見出し画像

新境地 #ごもちゃん のリアリティ

『#リモラブ』第3話がやってくる前に書いておきたかった、ごもちゃんに関する記事です。

ごもちゃんこと五文字順太郎くんに、まだ第2話なのにすっかり魅了されてしまいました。毎週Twitterでごもちゃん可愛い……ごもちゃん可愛い……と言ってます(まだ2話ですけども)

「社内一の甘え上手」なんてキャッチフレーズがついているのを見たとき、正直私はまったく想像がつきませんでした。はじめてのこと過ぎて。
「甘え上手な男の子」という属性を聞いて、多分多くの人が想像するのは所謂「カワイイ系男子」ってやつなのではないでしょうか。音で言うなら「きゅるん」。男から見ても可愛い男の子、みたいな。
間宮さんがつくりだす「甘え上手な男の子」がどんな存在なのか、予告などからゲットできる五文字情報がかなり少なかったこともあり初回が始まるまでほとんどイメージができていませんでした。


そしたらもう、初回から。
ごもちゃん可愛い!!!!!

っていう感情でいっぱいいっぱい。
「今ラスボス前」「あっ」「2ページ目です」
「てへへ〜」
「サボりたくなった、サボっていい?(首こてん)」
ちょっとした一言の語尾や、仕草にしっかり甘え上手が滲んでいるのです。
「ごもちゃん」「ごも」なんて呼ばれてることがまず可愛いですよね……可愛い。


そんな可愛い可愛いごもちゃん。
とびきり可愛いのは間違いないけれど、私の乏しい語彙力では彼をどんな属性に分類し、どんなキャラだと一言で表現すればいいのか分からなかったのです。
でも10月21日放送の第2話を観て、考えて考えて、ようやくひとつの考えが浮かびました。
ごもちゃんは極めて「リアリティのある甘え上手」なんじゃないかと。
恐らく多くの人が想像する「カワイイ系男子な甘え上手」は、フィクションから生み出されたもの。言わばテンプレートな甘え上手。
でも実際にいる甘え上手な大人の男性って、ごもちゃんみたいな人なのではないでしょうか。
ふんわりした雰囲気、人事部だけは入りたくなかったーみたいな正直過ぎること言っちゃえるキャラクター性、可愛がりたくなる後輩感。
人に頼ること、甘えることの塩梅が上手い人。
第2話のあおごも飲み会トークだってそうです。後輩からあんなに心開いたこと言われたら、面倒みてやりたい!ほっとけない!って気持ちにもなりますよね。それがナチュラルにできる人。

“二次元的”なキャラクターを演じることも多い間宮さんは、その作品の世界のなかで確かに生きているその人物を「実在している」と思わせてくれる俳優さんだなぁと思っていて。
今回の五文字くんみたいなリアル寄りのキャラクターでもその力は存分に発揮されてるのではないでしょうか。
特に『#リモラブ』はコロナ禍の今を描いたリアルタイムな作品。変わってしまった世界のなかで生活している視聴者にとって、同じ状況のなかで同じようにマスクや消毒などの感染予防をして日常生活を送る作中キャラクターの人物像がリアルであればあるほど、一緒に今を生きている気持ちになれる。
ごもちゃんの持つリアルな甘え上手感は、視聴者が「同じ時を生きている」と思える作品づくりに寄与していると感じます。


さてさて。
そんなごもちゃん、幅広い役を演じてきた間宮さんにとっても新境地な気がしています。
間宮さんが「甘え上手」という五文字くんの人物像を考えて考えて、そして表現されるごもちゃんというキャラクターに夢中です。かわいい。

第3話もドッキドキです。慣れないことが一気にやってきます(笑)
コロナ禍において、何かに一生懸命になっている人はいろんな分野に存在するはずで。そんな人の姿に惹かれるごもちゃんが愛おしい。

恋するごもちゃんに幸あれと願うばかり……。



2020.10.22   saki









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?