「大好きな音楽も身体が辛いと聴く気にならないのね。」
私は、BeeGeesの “How Deep Is Your Love”という曲が大好きで、これを朝に聴くと、その一日を間違いなく良いテンションで過ごせるという魔法みたいな曲なのですが、引越しをしてからというもの、朝の時間に音楽をかけるというルーティンから遠ざかっていたために久しく聴いていませんでした。
この曲との出会いは、小学校低学年の頃、天才テレビくんで “愛はきらめきの中に”として日本語で歌われていたのを聴いた時。
懐かしさと冬の澄んだ空気を思い出す、なんとも言えないとても素敵な曲。小学校を卒業してからしばらく聴いていなかったのだけど、大人になってからこの曲と再会しました。
それ以降、私のお気に入りプレイリストの重鎮なのですが、今日久しぶりに朝のルーティンとして音楽をかけてみました。本当に気分が落ち着いて色んなことが捗る。あらためて音楽は魔法だなあ。と思ったところです。そんなことを思っていたら、病棟看護師時代の患者さんの言葉をふと思い出しました。
「大好きな音楽も身体が辛いと聴く気にならないのね。」
これは、術後数日の患者さんが言っていた言葉。
私は音楽はいつでも気分を変えてくれる魔法だと思っていましたが、この言葉を聞いた途端、ハッとしました。
たしかに。身体が痛い、怠い、辛いと好きな音楽もノイズになってしまう。
身体が健康であってこそ、音楽が魔法になるんだ。と気付きました。
だから、いつでも身体が最初。
身体のファンデーション作りが大事。
色んなことを通して健康の大切さを考えられるのも身体が健康なおかげ。
いつでもきちんと身体のことを気にかけていたい。と改めて思いました。