嗚呼、“愛の不時着”

世界中でブームを巻き起こしている韓国ドラマ
愛の不時着。
例に漏れず、私もハマった。超絶ハマった。

もともと、韓国ドラマは好きでわりと見ている。韓国にも興味があり学生時代は独学で韓国語を勉強し、プチ留学にも二回行っている。
大学生の頃、東方神起とSUPER JUNIOR にハマったりしてきた。
「私の名前はキムサムスン」「シークレットガーデン」は大好きで何度も見ていて、ヒョンビンは大好き。
そして、今年の年明けからすごく仕事が忙しくしていたが、忙しい期間が終わったら見るんだ!と心に決めていた。

満を辞してネットフリックスを契約し、見た。

個人的に、めちゃくちゃおもしろかった。
こんなに面白いドラマが見れるならネットフリックスにお金を払ってしかるべきと思った。

ラブコメ要素が強いので、ラブコメが好きじゃない人とか、男性が見てもおもしろいのかはよくわからない。
でも、ラブコメ好きな人にはもう絶対に見てほしい。
今のところ私の人生では最高傑作に君臨した。

まさに、寝る間も惜しんで数日で一気に見て、見終わった後には、
すぐにヒョンビン演じる主人公“リジョンヒョク”に会いたくなって、即もう一回見た。
好きなシーンは何十回も見て、そのたびに泣いた。

そして、この面白さを、魅力を、誰かと語りたくて仕方なくなった。

何がこんなに惹きつけるのか。
何が他のドラマとちがうのか。

私が感じたポイントをまとめてみた。

ひとつ目は
なんといっても、ヒョンビンのカッコよさである。
もちろん、ヒョンビンはいつもカッコいい。
しかし、今回のヒョンビンは
韓国ドラマにありがちで、ヒョンビンも今までも何度も演じている“生意気な金持ちの御曹司”ではなく、”静かに愛してくれるシャイで真面目な大人の男”であった。
今はこういう穏やかに愛してくれる男がぐっとくる時代になった気がする。
…いや、若い子向けの映画は日本でもそういう御曹司ツンデレ系が多いから、私が(ヒョンビンも)歳を取ったせいかもしれない。
そういう意味でもこのドラマのターゲットはアラサー以上の大人なのだろう。

ふたつ目は、
心理描写がとてもリアルで自然で、思わず感情移入してしまう点だ。
この作品は、主人公2人の心が少しずつ近づいて行く様子がとても丁寧に、じっくりと時間をかけて描かれている。
毎話1時間以上あり、全16話。全部で22時間くらいあるらしい。
ドラマを見ていると、不自然な急展開で主人公の心の移り変わりについていけないことがよくあるのだが、この作品はそう感じなかった。
だからこそ、主人公と一緒に喜んだり悲しんだりして全力でストーリーにのめり込んだ。

みっつ目は
周りを固めるキャラクター達がとても魅力的なことだ。これはみんな言っている。
リジョンヒョクの部下の4人組、耳野郎、ジョンヒョクの婚約者ダンとその母、クスンジュン、北朝鮮の村の人々、セリの兄と兄嫁達…
みんなとってもいい味を出してストーリーを大いに盛り上げている。
これも韓国ドラマあるあるだが、主人公の恋を邪魔する人達は鼻持ちならないヤナやつであることが多い。しかし、今作は…邪魔する人たちもなんか憎めないのである。
出てくる人みんな愛らしく感じて、応援してしまうのだ。

まだまだたくさん語りたい魅力はあるが、
とりあえず私的ポイントを3つ挙げるとこんな感じである。

嗚呼、もっと語りたい。
もっと理解したい。
この文章を書いていてもそんな気持ちがふつふつと湧き上がってくる。

こんな作品に会えたことはすごくハッピーなことだと思う。
見てない人はぜひ見てほしい。

今日、ちょうど3周目を見始めた。

ちょこちょこ見ながら、思ったこと気づいたことをこのnoteに書いてみようと思う。