ALGS
Apex Ledgens Global Series 通称ALGS。
4月29日〜5月1日の3日間スウェーデンでオフラインの世界大会が開催されました
世界各国を5つのリージョンに分けて行われた地域決勝を勝ち抜いた40チームが参加しました。
Apexは3人1チーム✖️20チームでチャンピオンを争うバトルロワイヤルです。
1日目と2日目はグループステージと、ブラケットステージが行われ、40チームからファイナルに進む20チームを決めます。
1日目に6試合✖️3マッチで合計18試合
2日目に6試合✖️2マッチ(最大)で合計12試合
3日目はチャンピオンチームが決まるまでエンドレスで結果7試合が行われました
1試合がおよそ30分間ということを考えると、大変な試合数です。
プレイオフに相応しい最高峰の戦いでした。
それもそのはず、5つのリージョンから40チーム、さらに決勝に行けるのは20チームということは各地域のトップ4ないしトップ8なのです。
各地域のトップ4やトップ8といったら、各地域予選で10チームをABCDの4グループに分けたときの各グループのTOP2なのです。
ということは、レベルの高い地域予選で信じられないような強さで圧倒的に何度もチャンピオンを取ってきたようなチームの面々なのです。
その彼らが世界大会の1日目グループステージや2日目のブラケットステージで苦戦します。
Apexというゲームは順位ポイントとキルポイントに応じて獲得ポイントが決まりますが、大きなポイントを取れるのはチャンピオンまであと1歩の3位くらいまで
程よくポイントを取れるのはチャンピオン争いの手前で敗退する8位くらいまで
残りの12チームはほんのわずかなポイントしか得られません。
あれだけ地域決勝で強かったチームが全然ポイントを積めないのです
私が応援している日本代表のTEAM UNITEというチームは地域決勝で圧倒的な強さを誇っていましたが、ブラケットステージの1マッチ目では20チーム中の20番目という結果でした。
20チーム中20番目のチームは正直応援していて辛いです。
チャンピオン争いに絡むずっと前でやられてしまったり、今回は上位目指せると思っていても、3位に絡まないと大きなポイントは積めません。
それでも、迎えた3日目最終日のファイナル。文字通り世界チャンピオンを決める舞台で我らが日本代表のTEAM UNITEは20チーム中、あるいは参加した40チーム中、3位という結果を残しました。
世界3位。
オリンピックでいったら銅メダルです。
すごい
チャンピオンを争うような上位8チームに食い込むための戦いは熾烈で、優勝候補ばかりの中に、数多の優勝候補を差し置いて、それよりも上位で最終結果を終えました。
それどころか、本当に世界チャンピオンを掴んでも、不思議ではなかった。
Wカップで言えば、グループステージ突破してベスト16でベルギー、ベスト8でスペイン、ベスト4でブラジルに敗れて、ドイツに勝利して最終3位のようなものです。
あの頃のグランドスラムで言えば、4回戦でワウリンカを下して、ベスト8でラオニッチを破って、セミファイナルでジョコビッチに敗れるくらいです。
(ちなみにあの頃の錦織はセミファイナルでジョコビッチも破りましたがそれはまた違うお話。。。)
誇れよ
Apexの大会のレベル感で言えば、こんな感じだと思います。
・エペ祭り(カジュアル大会)
・V最協(カジュアル上位)
・CRカップ(カジュアル大会最上位)
・ALGSプロリーグ予選(地域予選)
・AL GSプロリーグ(地域決勝)
・AL GSプレイオフ(世界大会)
カジュアル大会でApexを好きになった人たちにはぜひ競技シーンも見てほしい
すごいです
あれだけレベルの上がったV最協で最強のマスター勢が二番手に回るCRカップで圧倒的に無双する競技勢が苦戦してようやく到達した世界大会。
TEAM UNITE ALGS プレイオフ スプリット2
第3位