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スペースシャワーSKIYAKI HD (4838)、半期決算と中期経営計画を公表、増配に加え累進配当の導入により株主還元を大幅に強化

皆さま、スペースシャワーSKIYAKIホールディングスのIR noteをご訪問くださり、ありがとうございます。
スペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社(証券コード:4838) 財務担当取締役の酒井と申します。

本日は、2024年4月1日付の経営統合以降で、最大のビッグイベント、「半期決算と中期経営計画の公表」(決算と中計の公表)を11月13日に行いましたので、それらについて説明するためにnoteを記してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、豆知識ですが、金融商品取引法の改正により1Qと3Qの四半期決算は四半期報告書の提出不要となり、2Qのみ半期報告書を提出するよう制度が変わったため、今まで「2Q決算」と呼んでいた決算期は、当期より「半期(中間期)決算」という呼び方も併用されることになりました。
それでは、さっそく目次です。


半期決算の振り返り

第2四半期決算説明資料 エグゼクティブ・サマリー
2Q業績サマリー

売上高は、前年同四半期比で+17.4%と好調に推移しました。
ただし、営業利益・経常利益については、主催イベントにおいて台風の上陸・接近・交通機関の乱れによる一部チケット代金の払戻しの影響による減収・減益が約160百万円発生。
それを除けば、他の事業は好調に推移しているため、通期業績予想は据え置き。当初計画比でのマイナスは、3Q以降に挽回予定です。
なお、構造改革の実施に伴う業績への影響(特に連結子会社の早期退職募集に係る一時費用等)について現在(11月13日)精査中のため、今後開示すべき事項が判明次第速やかにお知らせいたします。


中期経営計画

決算発表と同時に、

Ignit 2027

Ignite 2027」と銘打った中期経営計画を公表しました。
スペースシャワーとSKIYAKIのグループ全体で英知を結集して練り上げた、2026年3月期~2028年3月期の3ヶ年における中期経営計画です。
以下は両代表のコメントです。

昨今、急速に進展するデジタルトランスフォーメーション(DX)により、エンタテインメント産業を取り巻く環境は多様化し、変革が求められています。
当社は、これまで培ってきた、エンタテインメントのノウハウとテクノロジーを交わらせることで、従来の枠を超えた新たな創造力の発火点(Ignite)を生み出します。この「Ignite 2027」という名のもと、コンテンツとテクノロジーの両軸から無限の可能性を引き出し、アーティスト・クリエイターとともに新たなエンタテインメント体験を提供することを目指します。
当社グループは、常に進化し続けるデジタル社会の中で、エンタテインメントが持つ力を信じ、コンテンツとテクノロジーの交差点に立つ「Ignite 2027」を実現することで、新しい価値を創出し、未来へとつながる光を灯し続けます。
   代表取締役共同社長
   林 吉人・小久保 知洋

中期経営計画 Ignite 2027

こちらをご覧いただければ、弊社両代表の滾(たぎ)る思い・漲(みなぎ)る情熱や活力を感じていただけるかと思います。


中期経営目標(2028年3月期目標)

コンテンツが成長すればソリューションの収益が増加し、ソリューションが成長すればコンテンツの獲得機会が増加していく。これが「コンテンツ」と「ソリューション」の両セグメントの相乗効果です。
換言するなら、スペースシャワーから生み出されるエッジの効いた良質なコンテンツと、SKIYAKIが開発するサービス・プロダクト(テクノロジー)、それらを掛け合わせてアーティストやクリエイターの皆さまへ価値を提供するソリューション(機能と機会)。
何を言っているのかよくわからないと思いますが、私はグループ全体の将来のイメージをそのように捉えています。現時点では抽象的な表現になりますが、今後決算説明資料などで具体的な実例をご紹介していければと考えています。

中期経営目標(2028年3月期目標)
中期経営目標(売上高と営業利益の推移)

3年後の中期経営目標として、売上高240億円(当期業績予想比+22%)、営業利益16億円、EBITDA 22億円、ROE 10%超という目標を掲げています。

今後3年間において、グループ内のシナジーを創出しながら、両セグメントの相乗効果によりグループ全体の成長を加速させていきます。


株主還元の強化

今回、従来予想10円に記念配当3円を加えた13円予想に修正しました。
また、今話題の「累進配当」制度を導入し、来期は少なくとも13円を維持14円以上を目指して、配当性向35~45%を目標に増配を行っていく方針です。
さらに、12月1日以降の自己株式の取得も公表したため、自社株買いを含めた総還元性向は45~60%を目標として、年間200百万円を上限に、市場からの自己株式取得を機動的に実施していきます。


今後の展望

業績的に2Qはすばらしいとは言い難い決算だったかもしれませんが、台風や天候不順による減収の影響を受けても他でしっかりと利益をカバーできる現事業ポートフォリオの有効性を確認できた点や、好調な事業がグループ内に複数存在し今後の成長に期待が持てる点など、下期での更なる業績の伸長に明るい兆しが見える内容でした。

10月1日からは渋谷区道玄坂に新たにオフィスを統合し、スペースシャワーとSKIYAKI及びそれら子会社の「融合・発火・シナジーの爆発」も、より一層進むはずと確信しております。

以上、半期決算と中計の説明を行ってまいりました。
お忙しい中弊社グループのIR noteをご覧くださり、あらためて御礼申し上げます。

また、11月20日(水)19時より、SBI証券主催のオンライン半期決算及び中期経営計画説明会へ代表の林と小久保が登壇予定です。どなたでも視聴いただけますので、こちらも弊社グループへの理解を深める機会として活用いただけますと幸いです。


統合以降、株価が低迷しており株主の皆様より厳しいお声・叱咤激励を頂戴することもございますが、引き続きグループ一丸となって企業価値の向上に向けて全力で邁進してまいります。

今後とも、スペースシャワーSKIYAKIホールディングス(証券コード:4838)に変わらぬご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

スペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社
財務担当取締役 酒井 真也



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