オーストラリア・アデレードのバンドシーンについて
現在のオーストラリア・アデレード周辺で、エモ・ポストパンク・アートロック・インディーロックなど、様々なジャンルの良質なバンドが現れ始めている
今回は、そんなアデレードのバンドシーンを紹介したいのだか、その前にアデレードという土地を紹介しよう
オーストラリアの南部に位置した、緑が豊かでセントビンセント湾に面した都市がアデレード
と言うことらしい
そんな町から生まれたバンドを、紹介していきたい
Wake In Fright
現在、来日公演ツアー中のアートロックバンド
Wake in Fright
フォークロックとアートロックを融合して、昔の映画音楽のようなスウィートヴォーカルに合わせてバイオリン・アコースティックギター・ドラムが音を奏でる
心地良さの隙間から曲の後半にかけてアートが顔を出し、エモーショナルへと向かう
今年、2024年1月16日に最新アルバム「Touch Hands Pack Sting」を発表
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来日公演情報
2/8 Start 21:00 at SWIG shibuya
2/10 Start 13:00 at Shimokitazawa Dy
Cube
Twine
5人組エモノイズロックバンド Twine
最新シングル「My God」を聴いた瞬間Black Country, New RoadがWeezerの「Say it Ain't So」カバーを思い出した
ストリングスから始まり、ヘビーなノイズがエモーショナルに爆発し、実験・ノイズ・アートを見事に音楽として奏でる
現在はシングル4曲のみリリースされており、今年2024年の活躍が期待されている超注目バンドのひとつだろう
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War Room
5人組オルタナティブ・ポストパンクバンドWar Room
UKサウスロンドンのシーンに直結するようなストリングスを取り入れた緊張感のある曲構成
Twineにも、通じるエモーショナルなサウンドにヴォーカルのポエトリーリーディングが重なる
現在バンドは、「Pumpkins」「The Trouble With Me」の2曲をリリースしている
バイオリンのThea Martinは、TwineやWake In Frightのメンバーとしても活動している
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Coldwave
6人組ダークポストパンクバンド Coldwave
日本でインディーロックパーティーを主催しているSchool In London(村田さん)が今最も注目しているバンドとあげている
Fontaines D.C.・Iceageに続くカリスマヴォーカルバンドになるだろう
現行UKロック(Shame, IDLES, Black Midi, The Murder Capital)からの影響を受け、自分たちのフィルターを通して表現している
南オーストラリアから、冷たいポストパンクを
をwaveさせている彼らのこれからの活動に期待したい
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Sour Sob
4人組インディーポップバンド Sour Sob
まさしくお花の名前通りの甘酸っぱいフォークインディーポップ
美しい男女ツインヴォーカルにメトロームのように繰り返されるメロディー
Spotifyでは、シングル「New Wood,Old Ashes」のみリリースされているが、Bandcampには、demo音源「hello,star」もリリースされている
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Cagefly
6人組インディー・ポストロックバンドCagefly
ツインギター・ベース・ドラムにヴィオリンとチェロが加わることにより、インディーフォークからポストロック・アートロックへと変化していく
哀愁漂うサウンドに、ヴォーカルの話し掛けているようなポエトリーリーディングがさらに哀愁を確実なものへと押し上げる
初期のBlack Country, New Road好きには、堪らないだろう
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最後に、今回紹介したバンドの音源を、Spotifyのプレイリスト作成しました
メルボルンやニューカッスルにも、現行の良いバンドが沢山出てきているのでいずれ紹介できたらと思います!
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