やっぱり日にちくすり!@ちっぱいが乳がんになりました
どっか痛いところあるとメンタルよわよわになるよねーと改めて実感しているCVポート留置3日目の本日ですこんばんは。
ちなみに落ち込んで気づいたほうじゃなくて元気になって気づいたほう。
昨日一昨日は凹んでたなーって。
そんな訳で痛い痛い言い倒してたポート留置の手術跡は、今朝起きた辺りから痛みが随分とマシになりました。
朝がゆっくりだったのも手伝ってちゃんと寝られた感もあり、本体の機嫌が少し持ち直した模様です。
言うても楽な体勢を探して右にうだうだ左にぐずぐずしてるのは変わりないんだけど、昨日は3カウントまでしか耐えられなかったのが今日は10カウントまでは耐えられるようになったと言うか。
例えが間違っているって言うか競技が変わってるけどさておき。
もだもだ言ってた内出血もひゃーっと拡散して少し薄くなってて、ここ一体どうなってんのんってぐらい色が濃かったポートの出っ張りあたりも、まあそのうち治るかも知れないと思えるぐらいの色になりました。
いやー、最初はほんと何ここ穴開くんじゃない?!ぐらいの感じだったので
※開きません
それにしても。
外科的な傷はほんとに日にち薬だなーと改めて。
しかも今回は傷も小さい(当社比)ので、既に「あ、痛いなーと思ったら薬飲むの忘れてたわ」ぐらいの感じ。
退院してからもしばらく日に三度のロキソニン祈祷を欠かせなかったメインの手術のことを思うともはや隔世の感すらある。
とは言え痛いは痛かった訳なので、三日ほどほとんどストレッチなんかができておらず、今日リハビリに行ったら理学療法士さんに「固!!」って驚かれてしまいました。
なんかねー、右側に傷ができたことで落ち着いてた左側がまた頑張ってスージー強化をした気がするんですよね。
いや、連動せんでええから。
キミ頑張っても仕方がないから。
ちょっともう大人しくしといて?
「柔らかくなってきてたのにねえ」って言われながらもぐいぐい動かしてもらって、ばりばりに突っ張ってた脇は少しだけ柔らかくなりました。
またぼちぼちストレッチ頑張ろう。
ポートの留置からこっち、これまではシンプルに左だけを庇ってればよかったのが右も庇わないといけなくなって、左は若干ぞんざいに扱っても良くなって、なんとなく脳みそが混乱してます。
どっちがどんだけ痛いのか、どっちがどんだけ動けるのかとかがさっぱり混線してる感じ。
間違ってタオルでごしごし拭きそうになったり鞄を勢いよく抱えようとしたり咄嗟に痛い方の手が出てしまったり。
その度にうああとはなりつつも、その後にちょっとは痛いんだけど耐え難い痛みが襲ってくるようなことはなくて。
まあ、忘れてうっかりする程度の痛みになったってことだと思います。
そう言えば。
手術後すぐに仕事に復帰したとき、わーって色んな人がハグしてくれたんですけど。
私は腕が全然上がらなくてうまくハグが返せなかった。
誰かを抱きしめることもできなくなってしまったってことが凄くショックで酷く落ち込んでしまって。
加えて咄嗟の動きも体が反応できなくなってて、なんだか非常に惨めな気持ちになってしまって、それは一月半経った今もまだ変わらないままだったんですが。
今日、改札で前の人のポケットからチャリーンと鍵が落ちました。
落とした人は気づかずに改札を抜けていきそうで、私は咄嗟に鍵を拾ってその人の肩を叩いていて。
「あっありがとうございます!」
そう言って受け取った鍵を大事そうにポケットに仕舞う後ろ姿を見送るでもなく眺めながら、あー私なんかもうちょっと生きていけるのかも、って。
思ったりしました。
いやそれ、鍵重過ぎないか。
この先はまた化学療法って言う違ったものと向き合わないといけない訳なんですけど。
また多分、沈んだりマシになったりここに書いたりしつつ時間が進んでゆくのかなって。
今日のところはそんな感じです。