かんたんすぎる詰将棋20
きょうも ごらんくださり、ありがとうございます。
かんたんすぎる詰将棋は、今回で20回です。
超初心者の方の基礎力養成のためのレッスンです。
自分から、たのしみながら、真剣に、考えようとすることが、脳にも心にも良いとの思いで、執筆をつづけています。
たのしく考えるってどういうことかな、とか、
将棋をやってみようかな、とか、そんな人にごらんいただいて、たのしく考えてほしいなと思っています。
わからなくても、だいじょうぶ。
やろうとすることが、だいじです。
自分の頭で考えましょう。
さて、きょうの問題は下の図です。
さあ、お考えください。
よく見ましょう。
どこに王があるでしょう、
攻め駒のきき、
守り駒のききは、
どうなっていますか?
詰めるためには、攻めている側は王手をします。
このとき、もし王が、王手をしている駒をとってきたときに、攻める側がとりかえせないと、困りますね。
じゃあ、どうなっていれば、いいのでしょか?
それは、・・・
とりかえせる
ようになっていることです。
じゃあ、どこがとりかえせるマス目でしょうか?
(部分を大きくした下の図面もごらんになって、お考えください)
それは・・・・
1枚の駒だけでなく、
2枚の駒がきいているマス目
ですね。
2枚の攻め駒がきいているマス目は、
きょうの問題では
どこでしょうか?
図をよく見ると、
2枚の攻め駒がきいているマス目は、
2三のマス目だと、わかります。
さて、それでは、どうしたら詰むか、
この問題を考えてみましょう。
できましたか?
正解は、
2三飛車成りの1手詰
です。
できましたか?
2三銀不成(ならず)も2三のマス目での王手ですが、2三銀不成だと、相手はどうしますか?
王側にとって、いちばんいい手は、
2五玉と逃げることですね。
2三銀不成を同玉と とってくれれば,
同飛車と王をとれますが、
相手は2五玉と逃げます。
相手は、相手自身にとって良い手を指します。
こちらを勝たせるために、うごいてくれません。
さて、2五玉と逃げられたあとは、詰むでしょうか?
いいえ、ちょっとムリです。
2三銀不成では、2五玉と逃げられてしまいました。
では、2三飛車成りだとどうでしょう。
いま、飛車が成ってできた龍のききを感じてください。
そうですね。2筋全体に、この龍がきいています。
そのため、2五にも、王は行けません。
この2三飛車成りの1手で、詰みです。
下に詰め上がり図をのせておきます。
詰んでいることを味わってくださいね。
きょうは、このへんでおしまい。
じゃあ、またね。
いつも笑顔のふふふのふーちゃんは、いつもあなたを応援しています!