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どうする海子?(21)入口

 「姉さんいきなり? 前戯無しで? ひどいなぁ」
 弟は言葉とはうらはらに ニヤニヤしている
 「ふふ 海子さんはね もう十分なんだって」
 姉は海子の真後ろから見ていて 海子が口での奉仕だけで 充分に潤んでるのはわかっていた
 海子の潤んだ性器を焦らすように透明なペニバンでなぞるだけで なかなか入れようとはしない
 「海子さんの 入口はどこかなぁ」
 海子はいつ犯されるのか気になって つい口唇の方の集中力を欠いて動きを止めてしまう
 「駄目ださぼっちゃ」
 弟は海子の後頭部に手を当て 無理やり喉奥を犯そうと企てた
 姉はそれを見て 容赦なく一気に押し込んで海子を犯した 海子は悦んで姉弟を同時に受け入れた  
 長く待ち望んでいた深い挿入 声が出そうだけどもちろん口は犯されていて うみきにもならない
 姉弟は慎重で奥まで届くと動かさないで 海子が犯されて拡がっている状態を思い知らせてくれる
 狭い海子の中に姉弟のカタチがコピーされて しっかりと隙間無く包み込むように
 前後から同時に無理矢理に でも実は優しく押し込まれ貫かれた感覚が海子を幸せにする
 犯されている今の自分が最高の自分じゃないだろうか? 海子を幸せにしてくれるふたりに感謝するし ふたりとも海子の中に入って海子を犯している事が幸せなら最高なんだけど……
 そしてもっともっと海子を気持ち良くして… もっともっと海子で気持ち良くなって欲しい…
 姉は次第にゆっくりと前後に動いた 海子の身体はそのリズムに合わせ前後に揺れる その愉快な運動が前方に居る弟へ伝わる
 前後をふたりで同時に犯されるのは初めての事だったので はじめての強い被虐の悦びを感じて 海子の前後からは恥ずかしい分泌物が盛んに垂れて来るのだった
どうする海子?(続く)

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