大分の東方聖地を巡る
こんにちは。所用で九州に流されています。
来週から忙しくなる代わりにとお休みを頂いたので聖地めぐりに行きます。今回は大分。
大分と言っても今回は祖母山(ニホンオオカミ目撃地)や高千穂(高天原・厳密には宮崎)方には行かず、北の方をぐるぐるします。
このあたりは大甲橋や済々黌高校等くりぃむAnn聖地巡りのついでに、別日で行きたいです。
くるまを手配しよう!
まず30分くらい歩いてレンタカーを借りに行きます。故障車を引き、20キロしか出ない、会社から数メートル先の信号で完全に停止した鉄グズの中で待機します。やさしく無視して路線変更してくれた後続車に感謝。後ろから来た会社の方に車を押してもらい、別の車を借りることにします。にしてもあまりにもすぐ鉄くずになったので流石に詐欺かと思ってたらそんなことなく安心しました。自分が軽しか運転できないため代車で唯一あった軽(めちゃくちゃボコボコ)を拝借。ここからの文章は60キロビュンビュン出せる車に乗れてる感動が前提にあると思いながら読んでください。
薦神社
宇佐神宮の祖宮ともいわれる神社です。宇佐神宮に行く前に立ち寄りたく最初に訪れました。
日本風景街道と言うだけあり原風景といえばで連想される鳥居・緑葉樹・でかい木の陰が入り口の時点で詰まっていて最高です。
敷地はそこそこに広く、いい朱色をしていますね。
ここの神社は昼休みがあるらしく、営業再開12時と教えてくれてるグーグルくんをほっといて11時に行ったら閉鎖されてたり社務所はあいていても人がいませんでした。観光人もおらず、1人ゆっくり回れたので良いことにします。
豊前善光寺
次は宇佐神宮…と見せかけて善光寺です。
流石に薦神社よりも駐車場は小さかったもののちょいちょい方角を示す看板が出ていたり、とり忘れているとはいえしっかり解説の札も立っていたりしました。国指定の重要文化財と言われるだけあり、やはり大きく威厳漂う建物です。駐車場から写真の入り口まで来るとき大田舎ストリート通ったけど。ツチカエルが道横から飛び出してきたけど。
長野の善光寺と区別されるために豊前とつけられており、三善光寺の1つ(残りは山梨の甲斐善光寺)。
聖地というと微妙なラインかもしれませんがせっかくなので立ち寄ってみました。何が悪いのかやはりここにも私しかいなかったのでゆっくり一周できました。
宇佐神宮
お宇佐さまの素い幡、の宇佐です。宇佐神社、ではなく神宮です。
八幡大神様、比売大神様、神功皇后様を主祭神にしています。主神は八幡大神様。
もっというと神様と仏様が日本で一番初めに出会った場所ともされており、流石に平日の昼に行っても流石に観光客がいます。境内が広く、一周回って満足したので近くのおもしろそうな山と鳥居をスルーして車に乗り込んでしまったので後悔が残っています。
なお酒はしっかり確保しました。舐めるな。千三万年の祈り。右側の黒字には神仏習合発祥の地とあります。
神仏習合。習合。覚えてないけどこの4文字化2文字が見えて買った気がします。
毘沙門天 ココ
私は毘沙門天にわかですが、そんな、ココ、だなんて言葉を使ってふわっと位置情報を看板で伝えて良い存在ではないということだけはわかります。宇佐から別府を経由するときに見つけましたが、インパクトデカすぎておっきな声出ました。初見時。内川野の毘沙門天様というらしく、近くに毘沙門天橋もあるらしい。
血の池地獄
棄てられた血の池地獄でもおなじみの血の池地獄です。村紗がたまに戻ってる場所でもあった気がします。
別府は地獄信仰があるからなのかこの周辺にも地獄はちょいちょいありますが時間の関係でひとまずここだけ。千年以上も前から熱湯やら噴気が噴出していたとされ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったことから地獄と呼ばれ始めたとか。
ここの中に入ることはできませんがあまりにもすごい湯気、すごい色、すごい蒸気。圧巻。
自然に化学反応を起こしてこの色なのだとか。
日本で一番古い天然の地獄でもあるらしく、流石に生きた人間がめちゃくちゃいました。この日に巡った中では一番混んでたまであります。
へそ取られた鬼に見送られて出たところで今回の聖地巡りは終了です。いやぁ楽しかった。
レンタカーを使用して巡りましたが割と公共交通でも大丈夫だったのかな?と言うのが正直な感想です。地獄めぐりのとこはそこそこバスもいたし。
駄目なとこを上げるとすれば長期滞在だしええか!で飯をマックで済ませたところかもしれません。
別府のコシなしうどんを紹介してくれたフォロワー、ごめん。チェーンで九州の方にちょいちょいあるらしいので私の意思をついで誰か行ってきてください。感想待ってます。