与田が燃えた理由
中日の与田監督が燃えている。
発端は与田監督が中日の応援団に対して不適切な所があると主張したことです。
中日のチャンステーマ、サウスポーの歌詞にある「お前が打たなきゃ誰が打つ」の「お前」という部分が不適切だと感じたようです。
この件は中日ファンのみならずワイドショーでも取り上げられるほどになりました。
12人しかいないプロ野球の監督の中では知名度は下から数えた方が早いであろう与田監督に初めて全国規模でスポットライトが当たりました。
今回の件で印象的なのは最も怒りを露にしているのは他ならぬ中日ファンということです。
ワイドショーや他球団のファンはそんなとこ突っ込む?というようなノリに見えますが、中日ファンはガチで怒っています。
その理由はただ、1つ弱いからです。
中日は現在6年連続Bクラス、6年連続負け越し中で、球団史上最弱の状態です。
そんな弱い中日を応援するファンは球場に行くにせよテレビで観戦するにせよ負ける確率の方が弱いチームに勝つことを期待して応援しています。
期待しても裏切られることの方が多いチームを応援しているわけですからファンは我慢を強いられています。
今回の与田の発言で我慢していたファンの不満が爆発したと考えられます。
もちろん弱いのに応援してあげたなんて恩着せがましい事をファンは言うべきでないです。
ただ、負ける姿ばかり見せられても応援していたにもかかわらずその応援を否定されればファンは面白くないに決まっています。
だから今回の炎上について鎮火するためにはとにかく勝たなければならないと思います。
そもそも試合中に応援の歌詞を気にしているってどういうことだ。だから借金生活なんだとも言われています。
交流戦で歴史に残る6×を起こして落合元監督から「野球が甘い」と苦言を呈されている今の与田が応援歌を気にする余裕があったことも驚きです。
もっと気にすることがあるだろうと言いたいです。
実際大島や高橋は気にしたことがなかったとコメントしています。
監督が一番ゲームに集中していなかったということです。
とにかく与田監督は今さらファンに媚びを売るのではなく、チームを強くしてこの騒動を収めてほしいところです。