「高知県の津波の時、小学生が避難をためらうお年寄りを誘導して避難するという取り組み」について

「高知県の津波の時、小学生が避難をためらうお年寄りを誘導して避難するという取り組み、マジやめてほしいと思うのはわたしが他人だから?

年寄りのことなんかほっておいて自分の命を守ることだけ考える訓練をして欲しい」

上記のツイートを拝見しました。

「津波の時はまずは第一に自分の命を守ることを最優先する」
という考え方には全面的に賛成です。

ただ、このツイートの元になった情報が下記のNHKの情報だとしたら、NHKの方が伝えたかった本意が伝わっていないかな、と思いました。

わたしたちが主役!地域防災を支える高知の子どもたち  

上記の記事では最初に

「地域や専門家と連携して避難訓練を実施したり、避難をためらうお年寄りたちの手助けに子どもたちがひと役買ったり…。
訓練を繰り返しながら、いざという時に備える。」

という説明文がありました。

NHKの過去の情報では下記のような内容もありました。

●死なずに助かるための“15分ルール”

片田さんはこの15分間の意味を次のように説明しています。
「この地域に来る津波の到達時間から、これだけの時間があれば、安全を確保できると考えたもの。その時間で精いっぱい高齢者や身体の不自由な人たちを助けようという考え。“津波てんでんこ”の教訓と、その一方で許される範囲で助けたいという思いとの間で出てきたルールだと考えるべき」』

最終的に自分が何を言いたいか、まとめると
「津波の時はまずは第一に自分の命を守ることを最優先する」
ただし「避難をためらう高齢者に対し子供たちが手助けし、避難に向かわせようという訓練」を否定するようなことはしたくないと思いました。

情報というのは一部を切り取ると本意ではない意味で解釈されてしまうことが多々あるように感じます。

津波の時はまずは自分の命を最優先するべきと思いますが、
平時の時に弱者に対して命を守る方法を大人だけではなく、子供達とも一緒に考えて訓練してみようと声をかけるコトは必要なことだと思いました。

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