サーフィンでは波のどこをライディングすれば良いのか
サーフィンのライディングでは主に波の
・フェイス(波の斜面)
・ボトム(斜面の下のフラットな所)
・トップ・リップ(波の一番上のこれから崩れる所)
を使います。
ただし、最初のうちはスープで練習することになるので、スープに包まれてテイクオフ(走り出し)し、スープの前に出てくる感覚が分かれば良いでしょう。
その際、寝そべったままでも構いません。立つことができるぐらい勢い良く走り出しているなら、立てるようにしてみましょう。
岸よりのスープで立てるようになり、ライディングが安定してきたら沖の波に挑戦します。
その際、小さい波で練習しましょう。慣れていないのに切り立った波で練習すると、ボードを壊したりケガをする原因となってしまします。
最初はフェイスを横に走るだけで充分ですが、上手に乗るためには上記の3ヶ所を使う必要があることは頭に入れながら練習しましょう。
上達してきたら、上記の3ヶ所を上手く使えるように意識しましょう。
また、「中級者になったら格好良く技を決めよう」を参考に練習しましょう。
どういうライディングが良いのか?
サーフィンには競技大会があり、その演技をジャッジ基準に従って採点し、得点の高低によって勝敗を決めています。
その基準は、いかにその波で、
・積極性があって難易度が高い技を決めているか
・マニューバーがコントロールされつつ連続されているか
・バラエティに富んだマニューバーを入れているか
・スピードやパワーがありそれらが流れるようにライディングしているか
を観ます。
採点競技ですから、高得点を得るためには、いかにジャッジ基準にあった演技をするかということになります。
ただ横に長く走ったから高得点を得るということではないのです。
その基準がサーフィンの全てではありませんが、上達する一つの方向性を見出すことができます。
世界最高峰のサーファー達がその基準で試合しているのですから。
そのジャッジ基準を知りながら練習することで上達が早まります。
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「サーフィンの上達にはNSA競技ルールを知るのが近道」については詳細記事を作成中です
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初心者のうちは、波全体を有効に使えませんが、どこをライディングするのが良いのか知っておくことは重要です。
上達すればするほど、波の上から下まで、さらに幅も広がって行きます。
特に、ボトムターンは奥が深く、ボトムターンを見れば、その人のレベルが分かるものです。
ボトムターンを深くすることによって、サーフボードを縦のアクションに導くことができるようになります。
フェイスを走れるようになったら、横に走ったり、無理やりトップアクションをするのではなく、テイクオフしたらそのままボトムに下りて行き、ボトムターンを練習してみましょう。