未来が今現実に居る。

Looking back for 2024 Advent in Ingress.

prog.10YEARS GONE.

あなたが見たものが真実とは限らない。
囁かれてから志願してはや10年。
様々な場所で出会った人達が現れては消え、今の視野に何人残っただろうか。

こんなゲームバカはいないわと一眼レフを振りかざして追いかけが入ったのも何年前?
歩兵部隊が楽しみに待ち受けた当日に幹部が全員極度の寝不足を抱えて瞳が死んだのもいつよ?

もう思い出ではあるが一通り再生ができるとしてもいくつか欠けてる面子がいる昨今である。

コミケ常連として枠を確保できなくなったとき、頒布する機会を喪失するのは好ましくないので急遽Ingress枠を使ってpdfで本を出してみた。

その本が3つ4つ?全部まとめて400p位はあったと思う。
本の中で呟いた現在と未来に向けての私見が体験として消化され、未来が過去になった立ち位置にたどり着いている。
Ingressがゲームではなく日常生活の中に溶けた状態を継続的に維持できるかを考えたい。

1.Impact
Ingressでもオンラインとオフラインはある。オンラインは地域戦で区画ごとにMUsの競りをやってる。オフラインはあのまりに代表される特定の場所で開催されるホームパーティ。

Ingressにとって一番の痛手になったのはcovid19の感染によって外に出るな引きこもれ。って言われたことでオフラインがなくなってしまったこと。

旧態然とした世代とは異なり飲み会がIngressとすり替わってのさばることはなかったとしても、お互いに積極的に面会する機会を失ったのがほんの僅かに湧いてきたご新規さんを見出し、育む機会をなくしていくことになる。

その代わりオフラインに適性を持たない人がオンラインで活躍するagentとして目立つことになるが、どう考えても算段が合わないアイテムの生産能力と消費量に嫌気が差して盤面から離れるagentを増やしてしまうことになった。

増えてしまったのが悪いというわけではない。
オフラインのイベントもIngressにはあるよと伝える手段が失われただけでなく、コミュニティの虚構が暴かれて実際はもっと小さくささやかな存在にまで縮小していたってことを思い知らされることになりましたね。

2.そして二年が流れた
時代を超えて愛されるものは少しずつ形を変えてその時の嗜好に合うように対応することをやめない。あるいは古いものをひとつ捨てて、新しいものをひとつ取り入れる断捨離を繰り返していく。

サブスクリプションで少しずつ貯めた貯金はゲーム内で購入できるアイテムとして変換できるが、これはソーシャルゲームでいうところの「手段を達成するために費やす時間をお金で贖う」を満たせることになってる。
久しぶりに貯金だけしていてなにかのオフラインに対応するためにスキャナを立ち上げた時、相当量の貯金が溜まっているからアイテムの補充には困らない(但しサブスクリプションプログラムをやめた人には報いない)のは嬉しいところだった。
一度は否定された高位バースタが販売されたのも嬉しいと受け取っている。
敵味方関係なくP7/8の群集を形成して、x8バースタをまとまった本数を得られるのに何時間かかる?その時間を確保できないから特急券を購入してバースタと引き換えるだけでなく、あのまりの現場で素早く補充を受けられるからもっと激しくしてしまう。いいじゃないですか。

スキャナ自体もほんの少しずつ手を加えられているのは感じ取られる。
それでもご新規さんを見つけてハマってもらうのは引きが弱いなと思うところがある。
だがこの場で語るべきところではないので割愛する。

既にIngressをやめてしまった人が圧倒的多数になってしまった今ではIngressっていうゲームがあることを知らないかもしれないかもね。

Ingress.これはNiantic社の大切な財産かつ資産であるはずだ。
ゲームとして表立って売り込みに行かないのはなぜなのか。

日本では前例のないことを失敗の元と捉えて拒む抵抗勢力がある。それらをなぎ倒して収益化を図るためにご新規さんが増える土壌を形成したい。

スキャナの中でゲーム内コミュニティが存在しますから来ませんか?って勧誘を打ってはいけないのかが謎。いつまでも一人遊びの範囲から抜け出して誰かと連携を取ろうとするまでは至らないのではないか。

ゲームとして立ち上げた頃から紡がれた公式の物語は今どこにいてどこまで進んでいるのか?
いま把握ができなくてわからない状態にある。ウマ耳に全力を注いでいたからだろ?ではなくて公式の物語が大きく動いていたのはウマ耳がソーシャルゲームとして市井に出てくる前の話。

Xアカウントなりどこかで取りまとめされてる内容を素早く引き出せる仕組みがありますか?

3.Welcome back
復帰してくる人たちは以前になにか強い否定的な引き金を引いてしまったから辞めたのであって、復帰してきたからそのまま復活してくれたと歓迎するわけには行かない。
過去に感じた苦い思い出を崩壊させるためにより強い成功体験を与えるべきです。
成功体験はゲームとしてではなくソーシャルゲームとして人と人の繋がりにおいて与えられるものです。
過去を未練も含めて過去に住んでいた街においてきて、もう振り返らないと覚悟を決めた上で見知らぬ街へ引っ越ししてきたとしましょう。
例えとして福岡なり東京へ引っ越ししてきました。ってことになるんだけど、一番の不安って何?
「ここで友達何人出来るんだろう?」じゃないですか?
エージェントプロトコルに従って地元防衛から外れたとしても、知ってる名前はたくさん残っている場合がありますよね。ご迷惑をおかけしない範囲でできる限りの援助を提供してみて否定的な反応が帰ってこないのであればお役立ちができているのかなと肯定的に受け取れます。
その反対が返ってくるなら本当に悲しいことですが、国替えを考えなくてはいけない。

ご新規さんだとこのような過去から引き継げるなにかもすら「無い」わけで、自分だけですべてを解決したい(自己障壁に籠もって外部との接触を希望しない)になっちゃうから連携が取れない。
この自己障壁を解くためにそのAGから独自のラポールを取れるアプリからの情報の提供が必要じゃないかなと。
このイベントに参加登録するだけで参加賞、なにかやったら報酬(これは実装されてます)、その次にこのゲームに参加しているAgentとの接触を促したいからコミュニティへお越しいただけますか?
って誘えるのかな?誘われてもっと楽しくなれるのかな?って期待を抱かせるには?の方策はマーケティングのお仕事だと感じています。

4.Activities
僕の定休日は土日ではありません。どうか平日開催のイベントはありませんか?
に対しては冷たい対応になってしまうのですが「有給休暇を取ってね(今は取得は無条件で許諾されるものであって理由を誰何してはいけない)」ってことになっちゃうんだけど、今一度オンラインイベントとして場を設けてもいいと思います。
公営賭博でも平日のお仕事が終わってから参加できる時間に競走してもらって収益化につなげていますし、平日開催のオンラインを通してIngressでラポールが取れる友だちが増えたらいいな?と感じてほしいと願います。
三勤務二休みたいに工場の流れ作業でお仕事してる人たちが一番損しちゃうので、連携を取れる友達すら確保できていない人達を少しずつ丁寧に掬い取る仕組みはできないものですか?

5.Community
日本人のコミュニティは強いラポールが取りやすいほど強くなれますよね。
同じ学校の同級生とかあのまりのコミュニティに入って一緒のチームで頑張りましょうとか..
新しいAgentが入ってきた分だけ古いAgentが抜けていく。抜けていった穴は直後に大きく空いてしまいますが、時間の経過に従ってぴったり埋まるものです。
その穴がぴったり埋まるはあのまりやあのまりの下位に従属するオフラインで青緑と競りたいから結成されるコミュニティであって、地域戦では埋まらない。いずれどちらかの色に傾き染まりますので、過去に反対側の色に制圧されていた事実は知られることがない。
地域戦は盤面に登場する権利をあげるわ!されたAgentが自分のできる範囲で頑張りますから、それでいいと思います。


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