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自分に合う働き方の見つけ方!特性から読み解く満足できるキャリアの歩み方

「フリーランスに挑戦してみようかな…」

あなたはなぜ、そう思いましたか?

監視された空間で働くことに疲れたから?自分でやる仕事を決めたいから?通勤が嫌だから?土日休みが欲しいから?

これらの悩みを解決すべく、正社員やフリーランスなどの働き方を変えようとしているなら、ちょっと待った!!

あなたが考えている働き方とは違う"働き方"について、少しだけ話をさせてください。

雇用形態=働き方ではない?働き方とは仕事への取り組み方

"働き方"と検索すれば、正社員やフリーランスなどの雇用形態、またはテレワークやフレックスタイム制などの制度に関する情報が出てきますよね。

でも、私が思う"働き方"とは、勤務時間や給料などの違いをカテゴリーに分けて作られたものではなく、作業内容・量・時間にかかわらず、今与えられている仕事に対してどう向き合うかという”仕事への取り組み方”だと思うんです。

働き方=仕事への取り組み方

あなたが今の正社員の仕事で"勤務時間が長いから"辞めたいと思っている場合、フリーランスになったからといって解決できるとは限りません。なぜなら、フリーランスは作業量=報酬の色が濃く、働く時間帯を自分でコントロールできても、朝昼晩と長時間仕事をすることもあるからです。

また、今のパートの仕事で"やりがいがないから"辞めたいと思っている場合、正社員になったからといって解決できるとは限りません。正社員でもマネジメント能力の低い上司の下につくと、仕事を任せてもらえないなどの問題が生じることあるからです。

だから、今の仕事に悩んでいて雇用形態を変えたいと思っている人は、ストップ!早まらないで!

雇用形態に囚われず、仕事の取り組み方という視点でキャリアに関するストレスを減らしていきましょう!

じゃ、自分に合う仕事の取り組み方はどうやって見つけられるの?という話になるわけですが・・・

正社員・フリーター・フリーランスを経験!失敗から見えてきた私の働き方

私の話ですが、正社員で飲食店の店長として働いていた経験から、仕事とプライベートがしっかり分かれている土日休みの仕事に就きたい!と思い、平日9~18時までのオフィス勤務の仕事へ転職。

しかし、日曜日が憂鬱。毎週2連休あって幸せなはずなのに、日曜日は心から休みを満喫できない日々が続いていました。

その後フリーランスになるも、大型連休明けの仕事はなかなか手につかず、2日遅れの仕事スタートなんてこともしょちゅうありました。(怠け者という事実はひとまず置いといて…)

「仕事とプライベートをしっかり分けたい」

これが自分の考えだと思っていた。

けれど実際は、仕事とプライベートを分けることで、仕事へのモチベーションが低下してしまっていたのです。

「仕事とプライベートをしっかり分けたい」「家族時間を大切にしたいから土日休みの仕事に就きたい」という感情や生活背景を考慮するのは、とっても大事なことです。

仕事は人生の一部であり、仕事のために生きているわけではありませんからね。

しかし、仕事が人生の一部だからこそ、仕事がうまくいかないと人生そのものに大きな影響を与え、生きる活力が低下してしまうのも事実。

だから私は、感情や生活背景だけを頼りに雇用形態を変えてきた失敗を踏まえ、嫌いだと感じたことを疑ってみたりどのようにして仕事に取り組むのが自分にとってベストなのか?と自問したりして、自分に合う仕事の取り組み方を見つけてきました。

そこで見えてきたのが、今実施している"仕事への取り組み方"です。(以下の内容)

・フリーランス
・仕事休みは夫と合わせる
・夫が休みの日も最低30分は仕事
・大型連休明けは1時間でも仕事できたらOKとする
・仕事で使うSNSは毎日チェック

私の性格上、仕事とプライベートをしっかり分けない働き方(仕事への取り組み方)が合っていたのです。

そうすることで、「明日から仕事だ~」なんていうモチベーション低下にも悩まされなくなりました。

要は、キャリアに関するストレスを減らすためには、雇用形態や職種を変える!ということだけではなく、仕事に対してどのように取り組むかであり、人によっては仕事(会社)を変えずにストレスを削減できるのです。

好きなことを仕事にできていても、やりがいを感じられる仕事だったとしても、仕事をずっとしていたい!なんて人は稀でしょう…

少しでも満足できるキャリアを歩むためにも、自分の特性を把握し、自分が心地よい仕事への向き合い方を見つけていくことが得策です。

本題!自分に合う働き方の見つけ方5ステップ

〈少しでも満足できるキャリアを歩むためにも、自分の特性を把握し、自分が心地よい仕事への向き合い方を見つけていくことが得策です・・・・〉

そう!自分に合う働き方(仕事への取り組み方)を見つけるには、自分の特性を把握することが超重要

要は、感情や生活背景ではなく"性格"ということですね。

では、5ステップで、自分に合う働き方を見つけるための自分の特性の見つけ方を紹介します。

スマホやパソコンのメモ機能やGoogleドキュメントを開いてスタンバイしてくださいね。

①嫌いなこと(もの)を50個書く
②今の自分にコントロールできるものに〇を付ける
③〇をつけた内容に対して嫌いな理由を書く
④カテゴリー分けをする
⑤ランキングをつける

詳しく説明していきます!

①嫌いなこと(もの)を50個書く

仕事やプライベート関係なく、人生において嫌いなことやものを書いていきましょう。動詞で書くのがおすすめです。

②自分でコントロールできるものに〇を付ける

①で書いた嫌いなことは、自分の力だけでどうにかできるものなのか、自分の力ではどうしようもできないものなのか、〇✕で判断しましょう。

自分に合う仕事の取り組み方を見つける際に〈嫌いだと感じたことを疑ってみたり・・・〉と先述しましたが、まさにそこに当てはあります。

判断の仕方としては、勇気を出せばできるけど性格的に難しい…といった感情的な視点を排除して、現実問題として可能かどうかという視点で判断することです。

"今自分が置かれている環境"をしっかり見つめながら考えるのが、ポイントです。

③〇をつけた内容に対して嫌いな理由を書く

次に、嫌いなことの理由を簡潔に書いていきましょう。

思いや事実を視覚的に残すことで頭の中が整理され、次のワークに取り組みやすくなります。

④カテゴリー分けをする

最後に、各嫌いなことをカテゴリー別にしていきましょう。

たとえば・・・
時間帯・時間(長さ)・場所・会社関係の人・仕事内容・仕事量・お金・家族・自己成長・健康・食・睡眠・娯楽・天気
などです。

当てはまるものがあれば、いくつ書き込んでも構いませんよ。

⑤ランキングをつける

どのカテゴリーが最も多かったか、数えてみましょう。

"場所"が多ければ、場所にこだわる傾向があり、自分の思うような場所で行動できていないとイライラする、本領を発揮できないなどの特性が見えてきます。

"時間帯"が多ければ、ある決まった時間は自分の自由にしていたい願望があり、その時間帯に予定が入るとイライラいたりモチベーションが下がったりする特性があなたにはあるといえます。

このようにして、嫌いなことから自分の特性(性格)が把握できるのです。

この特性を優先して仕事に取り組むことができれば、今よりもうちょっと満足しながら仕事ができるはずですよ♪

まとめ|転職する前に今できることを探してみよう

今の仕事に満足できていないと、雇用形態を変えようとする人が多いですが、そもそも働き方=雇用形態とは限りません。

働き方=仕事への取り組み方という意味もあり(若干の持論)、自分の特性を把握することで、自分が心地よいと思える仕事の取り組み方がみえてきます

その仕事の取り組み方は、なにも転職しないと手に入れられないというものではないはず。

今の職場にいながら、少しの工夫でモチベーションが上がったりストレスが低下したり。

キャリアに悩んでいる人は、ぜひ大きく行動する前に小さなことから取り組んでみてくださいね。

転職3回繰り返した私からのアドバイスでした^^


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