グラブルフェス2022-2023の運営が酷すぎるという話

はじめに


グラブルフェス2022-2023に参加してきました。本当は「楽しかった!グラブル最高!」と呟いて終わりたいところだったのですが、余りにも酷すぎる内容だったため、こうしてnoteにしたためることにいたしました。
グラブルフェスは明日ももう1日あるため、注意喚起も兼ねて、今回のグラブルフェスの問題点について述べていきたいと思います。

待機列

物販でお目当ての商品を入手するため、始発で国際展示場駅に着弾。朝早くから誘導してくださっている警備員さんの指示に従い、東4ホールに入場していきます。
待機列に加わったのが6時ごろ。ここからは床に直座りとなるため、早くから並ばれる方は小さめの折りたたみ椅子をご用意されると冷えとおさらばできます。
そんなこんなで待機列で開場を待つのですが、そこで既に2つの問題が。1つが、「注意事項案内のナルメアのボイス音量が大き過ぎて、係員さんの声が聞こえない」こと。もう1つが、「列形成が杜撰」なこと。
前者については、注意事項の内容が大事(特に半券無くしたらリアルガチャ引けなくなるのでホントに大事)なのはわかるのですが、スピーカーの数が少なく、その少ないスピーカーから爆音でボイスが流れるので、係員さんから何かの案内があっても、「何か言ってるな」としか分かりませんでした。スピーカーに近い位置だったせいなのかもしれませんが、列の形成位置でケアしたり、スピーカーの音量を増やしてケアしたりとやりようはあったように感じます。あと個人的なボイスに関する不満として、ループ音声がノータイムでリピートされ続けてるのが嫌でした。
もう1つが杜撰な列形成です。ホール入場後はふんわりと列を形成して、特に係員が整理することもなくちまちまと移動を繰り返していくため、追い抜き横入り上等と言わんばかりの状態でした。列の隙間に入り込もうとする人もおりなんだかなあという気持ちでした。まあ、待機列はまだマシでしたが

物販

1番酷かったといえる要素はここだと思います。システム障害に関してはややどうしようもなかった感がありますが……それに対する対応や、そもそもの運営スタイルにも問題があったように感じます。

物販は列形成後、QRコードからオーダー用のサイトに誘導され、そこで自分のオーダー票を作成します。その後物販受け渡し待機列に接続し、オーダー票と引き換えに商品を受け取ります。
この取り組み自体は非常に先進的な上、ユーザー・運営どちらにもメリットのある取り組みで良いと思うのですが、どうやらシステム障害が起きたらしく、色々とごたついてしまったとか(私はちょうど障害が起き始めた辺りかつ買ったものの種類が少なかったため、ことなきを得ました)。新しい取り組みなので、こうした形のエラーが出てしまうのは仕方がないのですが、その後の問題が良くなかったように感じます。
私は友人と一緒にグラフェスに参加し、その友人も私の一個前で物販列に並んでいました。しかし、その友人が物販コーナーから出てきたのは私が物販コーナーから出た30分後でした。
ここからはその友人に聞いた話のため又聞きになってしまうためご了承ください。
まずそもそもの前提として、物販列の仕組みは1つの大きな列から、各受け渡しレジの前に 2人並ぶ形になっています。私のひとつ前だった友人は当然私よりも先に案内され、1人対応中のレジに案内されました。
ですが、ちょうど友人の目の前の方が大量にグッズを購入されており、かつそのタイミングでシステム障害が起きてしまった?ようなのです。結果として、その後ろにいた友人は、前の方の処理が完了するまで待たされることとなりました。約30分間。そのことに説明もなく、「もう少々お待ちください」の一言だけで。
その間も、友人よりも後に並んだ人は次々に物販購入を終えて行きました。幸いにも、友人は希望していたグッズを全て買えましたが、そうした順番の前後のせいで、買いたかった物品が横の人は後ろにいたはずの横の人は買えていたのに、自分は買えなかった人がいたという話も聞きました。
私個人としては、より良い運営のために新しい"良い"取り組みを行うこと自体には肯定的です。しかし問題は、障害が発生した後の運営の対応の杜撰さ、ひいては待機列の時点でも感じた列管理の杜撰さだと思います。
まず人と接する業務として報酬をもらっている以上、問題発生時の説明は最低限の責任だと思います。これに関しては、友人曰く、隣の列で数分ほど待たされていた方には係員から説明があったと言っていたので、友人の並んでいた列の係員に問題があっただけかもしれませんが。
しかし、そうした最低限の教育が行き届いていない運営会社側には大きな否があることは疑うべくもありません。
そして、列待機の杜撰さ。少しの誤差ならまだしも、「我々は何のために並んでいるんだ?」と思わされるレベルでの順番の前後には、さすがに辟易せざるを得ません。これは物販コーナーに限らないことなので、運営会社側の教育の問題なんだと思います。列形成はイベント運営会社の業務としては最低限だと思いますが……。
このようにあまりに多く重すぎる問題に塗れた物販コーナーは、もはや対策でどうこうなる問題じゃないです。なので、そもそもパンフくらいしか買わない方はワゴンや通販で買ったり空き始めてから買った方が確実にストレスフリーです。

リアルガチャ

今回から、ガチャ機械にQRコードを読み取らせてガチャを引く形式に変わっていたのですが……これに関しては"ユーザーのことが考えられていない"改悪であると感じました。
問題点は大きく2つで、QRコードの読み取りの仕組みと、列形成(いつもの)です。
リアルガチャの流れは、スタンプを集めたグラパスを受付で提示し、ガチャ機械での読み取り用QRコードを投げ渡され、各自ガチャ機械でリアルガチャを引くことを案内されるというもの。
忙しいにしてもQRコードの渡し方が雑すぎるのとも気になりましたが、これは私の担当の方だけだったかもしれないのであまり深くは触れません。
問題点の1つ目であるQRコードの読み取りなのですが、1回読み取るごとに、1回リアルガチャが引けます。全てのスタンプを集め、リアルガチャを6回引く権利を得た方は、コレを6回繰り返します。
もちろん、そんなに性能がいいQRコードリーダーではないため、反応までに普通に時間がかかります。それを6回というのは普通に手間です。ユーザーは「リアルガチャから得られるアイテム」が主目的なのにも関わらず、運営側は「(指示があったから)リアルガチャをやること」が主目的になっているように感じました。そもそも昔みたいにコインでいいし、QRコードを使うなら、ガチャ機械をスタンプ1個〜3個で分けて、QR1回・1回のガチャで6個分のQRコードが出てくるようにすればよかったと思います。どうせみんなスタンプ全部集めるだろうし
そして、長いガチャ処理の結果として、長いリアルガチャ待機列が生じてしまいました。コレも運営がちゃんと管理してくだされば良いのですが、運営からはリアルガチャの機械の方に進んでくださいとしか案内が無いため、リアルガチャ前の列がしっちゃかめっちゃかになっていました。中学や高校の学園祭の方がよっぽどマシな列形成ができるだろうというレベルでした。どうしてこうなってしまったのでしょうか……。
明日行かれる方におかれましては、昼時など人の少なくなるような時間にリアルガチャを済ませてしまうことをオススメします。
あとリアルガチャに付随するものとして、スタンプの反応が悪くてスマホめっちゃガンガンされましたね。一応他人のスマホなので……もう少し手心をいただけると……。

再入場用のリストバンド

これに関してはほんっっっとうに声を大にして言いたいです。

これを読んだ方!絶対にハサミかペンチを持っていってください!!!!!

再入場用の際の確認用に、入場時にリストバンド(リストテープ?)を付けられるのですが、コレが人の手では絶対に取れません。
取るためには、ペンチで留め具部分を破壊するか、リストバンド自体をハサミで切るしかありません。キャラのイラスト入りのリストバンドを

??????????
ホントにオタク向けイベントを運営する気、あるんですか????????????


ちなみに、もしかして留め具を外す用の場所があるのかと一応帰宅時に係員さんに確認したところ、上記の通り「留め具を破壊するかテープ部分を切ってください」とのご回答でした。運営側がそれを想定しているのは、もはや残念まであります。キャライラスト入りのリストバンドを付けたまま夕食食べたり、普通の人がたくさん乗っている電車に乗って帰宅したりするのを強要されるとは……。そういうのが好きな人は自由にやって貰えばいいと思うんですけどね。
ちなみに、待機列でリストバンドをつけられる際に、それに関する注意喚起はありませんでした(取る時のことなど)。あったのはやっぱり半券無くさないでね。まあ、今回のグラブルフェスにおいて半券とグラパスが大事なのは分かりますが……。他にも大事なことはあったんじゃないでしょうか。

おわりに

ここまで長々と書き記すことになってしまいましたが、グラブルフェスの内容自体は非常に素晴らしかったです。オフィシャルキャストステージではキャストさんたちの洗練された立ち回りに目を奪われ、キャラクターライブでは2度も泣かされました。どれも、最高のコンテンツを作る会社の名に恥じない素晴らしいものでした。
だからこそ、こうした運営上の問題点が非常に目につきました。楽しい思い出だけに浸っていたくとも、不満だった点が自然と浮かんできて、一抹の不快感が胸をよぎってしまいます。
情勢不安の中、こうしたイベントの開催に踏み切っていただいたことには本当に感謝の念以外ありません。しかし願わくば、グランブルーファンタジーを愛する1人の騎空士として、来年以降はこうした杜撰な運営体制を取る運営会社にグラブルフェスを任せてほしくはないと感じました。
そして、明日のグラブルフェスに参加される騎空士の皆さまにおかれましては、このノートが少しばかりでも参考になり、楽しいグラブルフェスを迎えられるよう願うばかりです。

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