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【感想】格闘漫画あるある27話

陰陽絶命最大トーナメント2回戦もいよいよ最終戦。3回戦にコマを進めるのはドネルかラルフか?ということで今回は27話の感想を語っていきたいと思います。
最新話は以下のリンクから


ラルフの目的が判明!!

ドイツから来た謎の男ラルフ・E・ラムシュタインが陰陽絶命最大トーナメントに参加する目的が遂に明かされました。それは・・・
豊臣財閥の軍事情報が入った”Sファイル”と呼ばれるデータを入手するために大会に優勝し、豊臣の懐に潜入すること。
豊臣財閥は、豊臣秀國有する日本最大の財閥で江戸時代から経営している。
影響は経済界にとどまらず政界へ進出するほどの規模。科学、テクノロジーをはじめ医療、流通、製造など多岐にわたっている。つまりは日本経済の基盤を支えているということですね。更に軍事産業が特に発展しているようでグローバル企業として世界中に名を轟かしています。
これを指示しているのがネルガー重工のマーカス・ルブレで彼らは再度覇権を握るのが目的です。豊臣財閥とネルガー重工に一体何の繋がりがあるのでしょうか。
豊臣ならこの大会を利用して自身の懐に入りこむ人の存在がいることをしってそうな気がしますね。ここまで高い権力持ってるなら手練れの護衛を雇ってそうなのでラルフでも容易には盗めなさそうですね。

両選手入場

いよいよ試合が始まるということで両選手入場。ドネルが頭にヘッドゴムのようなものを巻いています。これは一回戦の組み合わせ発表で使われた写真で一度だけ巻いていたもの。一体これには何の意味があるのでしょうか。
ラルフはドネルに対して「あんたはやりにくそうだ」と。一方ドネルはラルフをシンプルに強いタイプと評価。ゴルドーはドネルはいかなる剛拳に柔軟に対応することができるためフィジカル差があっても分があると言っています。
そして審判はバラモン福田。一回戦でダンテVS是空を担当していました。
東村、碇とネタ枠が続いていたので今回も新キャラくると思ってましたが一回戦の審判が再登場しましたね。

試合開始

二回戦最終試合の開始を告げるゴングが遂に鳴りました。両者様子見か?先に仕掛けるのどっちか?今大会の選手は全体的にすぐに攻める傾向にあるので様子見で相手の出方を伺うのは一回戦のゴルドーくらいでしたね。
距離をジリジリと詰めるラルフ、仕掛けるか!?一撃の重さがあるのでこれは圧をかけているようにも思えます。ダンテ、マリーガ、黒龍山、そしてラルフは一発の破壊力が高いですからね、相手が相手ならワンパンで勝負が決まることもありそうですね。

ボクシングもできるラルフ

先制をしかけたのはドネル、しかし微動だにしていないラルフ。一回戦でマリーガの攻撃受けても倒れていないので当然と言えば当然ですね。この後ドネルは攻撃を中断して後ろに下がる。あのまま突っ込んでいたら両腕を掴まれるところだった。バトル漫画で格上と戦うときによくあるシチュエーションですね。ここで危険を咄嗟に察知できるかが強い奴と弱い奴の堺ですね。柴田なら突っ込んでそうですね。
自身に有利な組み合いに持っていけなかったラルフは打撃に切り替える。なんとボクシングスタイル”超人体質”の拳がドネルを襲う。ラルフはボクシングを少し齧っていたようです。戦場では使えないとのこと。ドネル曰く技術自体は怪力を加味してギリ一流とのこと。パンチが強いだけで成り立つような格闘技ではないが少し齧っただけでギリでも一流まで持っていけるのはセンスといったところでしょうか。そんなラルフの拳を捌いて膝蹴り、
”突き刺す膝”(パサトサト・ニー)
初めてラルフにダメージが入る。
19話でドネルは「パワー自慢を型にはめる方法なんていくらでもある」と言っていましたが、見事にはめてますね。

ラルフの必殺技が炸裂!!

ラルフは大技を出すのか大きく構える。マーカスは知っているようで「あれを使う気か」と一体何をするのでしょうか?
ビキビキと鳴る肉体から放たれる拳はそうとうな威力で、ドネルは紙一重でかわせましたが、バラモン福田のメガネは飛びました。
かわしたと思っていた拳が実は少しかすっていたようで胸部を抑えるドネル。
ラルフが放った技は自身の筋肉を高速移動させる技で、脚部に筋力を集中させて爆発的な推進力を生む、その脚の筋力を腕部へ瞬時に移動させる一撃で絶大な威力を生みます。その技の名は・・・・
”灼熱の重筋”(メインマスクルブレネン)
ラルフは作中初めて必殺技を繰り出しました。マリーガ戦ですら使っていないのに・・・やはりドネルはそれほど戦いにくい相手というわけですね。ゲームなら確実に属性相性はドネルが有利になりそうですね。
この必殺技を恐れてかドネルは距離を取ります。しかしそれはラルフの術中にはまっているようで、この技は、筋肉への負担が大きいため、リスクなく使用するには、45秒~1分のクールタイムが必用でそれを知らないドネルは図らずも回復するための時間を与えてしまっているということになります。
そんな大技を持ったラルフをドネルは実物以上の怪物として描いてしまっています。
このままではジリ貧ということを悟ったドネルは攻めていきます。ラルフの拳を捌き、”直進の牙”(アマランヒグ)を繰り出します。しかしそれはドネルを捕まえるために攻撃を受ける瞬間を狙うための罠でした。
遂に腕を掴まれたドネル、自身も掴まれることは覚悟していたようです。無事に逃げきることはできるのでしょうか。

まとめ

今回の試合は駆け引きが多めでシーンの一つ一つに目が離せませんでした。ラルフの目的、必殺技、豊臣秀國についてなど謎めいていた部分が明かされた回でした。この試合を制しダンテと戦うのはドネルか?ラルフか?






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