
【感想】格闘漫画あるある㊱〜㊲
今回は格闘漫画あるある㊱〜㊲の感想を語っていきたいと思います。
㊱は戦闘シーンが短かったため2話まとめました。
本編は以下のリンクから
36話
37話
36話 あの男が再登場!?
矢沢の控室に現れたのは1回戦で死闘を繰り広げたエドガー・ドラグノフのセコンド
ナリター博士。
ロシアの医学療法で治療してくれました。
1回戦以降現れなかったのはおそらくドラグノフを埋葬していたからでしょう。
医学や人体解剖学では説明がつかない奇跡に驚かされっぱなしの博士、矢沢はそれを気合と説明しました。
ドラグノフのことを話そうとする博士ですが、それを遮る矢沢。察しはついていたのでしょう。
博士は「ドラグノフのためにも勝ってくれ!」と。
ただ壊すだけのドラグノフを変えたのは矢沢、医学や人体解剖学での不可能を可能にした男への激励。
ダンテの大会出場理由が判明!?
続いてダンテ・李の控室。
セコンドのディープ・上井がコネを使ってダンテを出場させたことが36話で語られていましたが、その理由はダンテが負ける姿が見たかったからだと判明。
ダンテ自身も最強であるが故の孤独を感じていたようで、上井に感謝を述べました。
おそらく彼が今大会で戦った是空、垓崙、ラルフ、そしてこれから戦う矢沢は今まで出会った中で一番強い相手だったのでしょう。
上井の反応からしてまさか感謝されるとは思っていなかったのでしょう。
選手入場!!審判はあの男!?
決勝に上がった男たちの最後の入場。
実況は「この試合に噛ませは1人もいませんでした」と・・・良かったね、ホセ、ゴルドー。
この入場が最後になると思うとくるものがありますね。
矢沢の紹介に北斗の拳2のOPの歌詞が入っていたり、ダンテの紹介にはエアマスターの曲名が入っていたりと最後まで丁寧に描かれていますね。
対峙する両名、ダンテは矢沢に対して「お前とは別の形で出会いたかったよ、戦う以上は加減はできんぞ」とここまで勝ち上がってきた矢沢への経緯を表しているのでしょうか。
対して矢沢は「俺の座右の銘は《人生勝ち逃げ》負けっかよ」と返します。
続けてダンテは矢沢に「エレベーターで扉開けてやってるのに会釈もなく降りて行かれたらムカつくか?」と尋ねます。
これはプロフィール紹介でダンテの嫌いなものとして上げられてましたね。
白髪でスーツのイケメンがエレベーターの扉開けてくれたら誰でも会釈しそうなものですよね。
矢沢はこれに対し「ちょっとムカつくかも」と答えました。
「結局、人間一人馬鹿みたいに強くなったところで何も変わらない」と言うダンテ。
いくら強くても嫌いなものへの苛立ちは無くせないということでしょう。
そして審判の登場。
決勝戦の審判を務めるのは
大会プロモーターの豊臣秀國。
橋本がやるのかと考察してましたがまさか豊臣が直々に出てくるとは想いませんでしたね。おそらく橋本の中の人が・・・・勝ち上がった両名を称える豊臣。
しかし矢沢に話が長いことを指摘されます。
別途ランキング作りますが、この大会を一番楽しんていたのは豊臣で間違いなさそうですね。
豊臣による最後のボディーチェックをし構える2人、早くゴングを鳴らしてくれと心の声が漏れる実況。
矢沢の猛攻
ゴングがな鳴ると同時に速攻をしかける矢沢。
ダンテの一撃即殺の攻撃を警戒しているのでしょう。
しかし、準決勝のダメージが残っているからか、矢沢の打撃には力がなく、片手で捌かれてしまいます。
垓崙の"纏魔"60%を片手で捌けるダンテ相手に生半可な攻撃は通用しない。
ダンテが繰り出したの初登場の技
"穿沖捶"
せんちゅうすい?
躱して一撃与える矢沢。
ダメージは大きくないがダンテに攻撃をしっかり当ててますね。
矢沢も負けじと新技を披露。
"幽態縮歩"
一瞬で重心を移動させて間合いを錯覚させる。
ファントムタックル(※矢沢命名)で組の体制になりました。
このまま絞め技をするのかと想いきや解いた矢沢。
ダンテは矢沢に掴まれた刹那、"無寸剄"
を使用。
矢沢の反応が遅れていたらここで試合終了していたことでしょう。
そしてダンテの拳が休む間もなく襲いかかる。
避ける、流す、防ぐが間に合わないと悟った矢沢は額で受けヒットポイントをずらしました。
頭は悪いが骨は強い、主人公あるある。
そして投げ技"龍車"でダンテの体勢を崩し
テイクダウン成功!!その間1分58秒!!
37話 マウント合戦勃発!!
ダンテをテイクダウンさせた矢沢、マウントポジションから仕掛ける。
逃がすまいとパウンドの猛攻!!!
応戦するダンテに矢沢は"海月固め"
関節技で骨を折るつもりか?
しかしマウント返しをするダンテ、
矢沢は寝技で絡みつきます。
これにはMMAチャンピオンのマルコスも嫌になると言わせるほどの寝技の精度。
無理矢理立ち上がるダンテですが、矢沢は再びマウントポジションへ。
寝技は矢沢のほうが有利か。
八極拳士は寝技に対応と言われているが、ダンテにそんな分かりやすい弱点があるとは思えない矢沢は油断せず仕掛ける。
優勢だった矢沢の体が突如跳ね上がった。
重心のブレを利用して腰でプッシュして前のめりに崩す。
ダンテほどの男なら弱点への対抗策は持ち合わせていましたね。
クレイジー・タフボーイ
ここで仕切り直し。
矢沢は親父(響虎)の言葉を思い出す。
「この先、お前より強いやつが必ず現れる」
ダンテはその一人だと。
友人桜井から語られる学校での矢沢。
明るくてノリが良いのにも関わらず遊びに誘っても断っていた。
桜井は知っている・・・矢沢の体の傷が日に日に増えていくことを。
セコンドやってるだけあって矢沢のことを理解しているのがいいですね。
頑張れヒー坊 お前がナンバーワンだ!!
ジャンル問わず漫画好きなら誰でも知ってる名言。
2人の闘いはさらに加速していく。
ここでダンテの肘技
"伏虎頂肘"
矢沢は直前に後ろに飛んでダメージを軽減。
そして"刀身流し"
回避したのも束の間
"裏衝打絶"
"虎砲落槌"
とダンテの新技の連続して矢沢を襲う。
全弾会心の技だが矢沢は急所を外した。
そんな矢沢の強さにダンテは凄まじいと。
16歳にして人生の大半を闘争に捧げてきた男。
積み上げてきたものは数しれない。
しかしそれはダンテも同じこと。
ダンテの肘の打ち下ろしが直撃し意識が朦朧とする矢沢。
矢沢の過去
朦朧とする意識の中で矢沢の過去回想が始まります。
そこには大きな岩を壊そうと挑む少年の姿が・・・
ここで名前だけ明かされていた秀牙の父、響虎の姿が。
スーツにメガネと一見普通のサラリーマンに見える男。
この岩を壊せるように頃には父を越えられるようになると信じている矢沢。
自信を弱いと言っているところから意外と謙虚でしたね。
それに対して響虎は
「相手のほうが強いと思っているから勝つために徹底的に鍛える。弱いから強いんだ」と。
これを聞くと矢沢が嫌いなものに親父を挙げていたのかがさらに謎になりましたね。
日々鍛錬しているダンテも弱かった時期があったのではないかと思いました。
それから来る日も来る日も岩に挑む矢沢。
結局岩は壊せなかったが、なぜこんなことをしていたのか?
それは・・・
強くなりたかった!!
矢沢らしいシンプルさ。
最後の攻防、そして決着へ
息を吹き返した矢沢。
「今日こそ叩っ壊してやる」とアドレナリン全開。
ダンテの防御を崩すほどの拳と
"超火弾蹴"スーパーヒノタマキック
炸裂!!
それでもまだ届かないのがダンテ。
カウンター一閃で矢沢ダウン。
ここで観客席にスポットが当たる。
矢沢と闘ったことのないものは彼の健闘を讃え、彼を知るもの、闘ったことのある者の見解の違いが出ており、後者の見解は・・・
矢沢秀樹はここからが強い!!
鉄壁の型、三戦立ちで拳を防ぐ矢沢。
最後の攻防へ。
ダンテの右肘、矢沢の肋のダメージを物語る音が鳴る。
矢沢は準決勝で使用した真・虎昇拳を繰り出す。
ダンテは右腕を捨て、左肘で一閃。
倒れる矢沢。
陰陽絶命最大トーナメント
優勝
ダンテ・李!!
まとめ
決勝戦に相応しい試合でしたね。
やはりダンテ・李は作中最強でしたね。
ラスボス候補(垓崙、ラルフ)そして主人公?(矢沢)をも倒した男。
次回最終回ということでなんとあのケンガンアシュラ、ケンガンオメガの作者
サンドロビッチ・ヤバ子先生が出演するとのことです。
死闘を終えた男達はその後どうなるのか気になりますね。
これを踏まえて最強キャラランキング最新版をやろうと思います。