井口監督続投報道を受け
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2022シーズン今季100試合程の試合をフル視聴、現地観戦数は24を数える私の率直な感想としては、続投はありえないと考えてしまうのが先達である。昨年まで2年連続での2位。そして集大成としての2022年シーズンだったが、現在残り8, 9試合を残しての5位となっている。無論この感想に至ったのは順位だけではなく、度重なる「?」な偏重起用や采配、中でも試合後のコメントには怒りを覚えることもしばしば。
ただし、客観的な視点から見ると、成果も多く挙げられ、他球団からすると脅威となる点もいくつかあったのではないかと感じたため記していこうと思う。
・深刻な打撃陣
チーム打率.231(リーグ5位)
wRAA(Weighted Runs Above Average, 打者の打撃貢献度)より、
序盤は藤岡/エチェバリアでスタートした遊撃は両者振るわず。中盤から終盤にかけてアピールした茶谷は現段階では、’堪えている’との形容が正しいであろう。来季スタートは競争ではなく、少なからずの固定を求めたい。
それとしては、各指標における値としての最低値を記録してしまった指名打者である。私としては昨年度までの助っ人依存を脱却するという点において、いい意味で(知ってはいたが)思い知らされたというのが所感である。野手助っ人に関しては、これまでの実績、功績、思い入れを全て蔑ろにした血の入れ替えを断行するべきである。他球団からの契約切れ野手だとマルテ(阪神)ぐらいか?という感じなのでデビ山含む海外スカウト勢の一念発起、眼力が求められる。
総じて、野手に関しては課題は山積みであるものの、2023シーズンは現有戦力+新助っ人野手といった戦力図を変えられそうにはないかといった感じ。(山本大斗、西川に関しては来年も主戦場はファームと主観)
次いで、投手陣についてだが、何と言っても昨年度の勝ちパターンが今年になって総入替えしたという点である。
2021 国吉佑樹 25試合 防1.44 2勝 19HP
→ 2022' (1軍 6試合) F 21試合 防11.90 奪三振率4.58
2021 佐々木千隼 54試合 防1.26 8勝 34HP
→ 2022' 22試合 防6.85 2勝 3HP
+
2021 東條大樹 5試合 防5.40
→ 2022' 56試合 防2.00 32HP(同リーグ3位)
2022 T.ゲレーロ 49試合 防3.52 27HP(同リーグ5位) 奪三振率12.33
2022 R.オスナ 27試合 防0.64 4勝 9H 9S
当然のことながら、今年度8.9回を任せた両助っ人の残留は不可欠、最優先事項であるが、どちらかが更に欠ける、あるいは澤村を獲得できなかった場合は来季に向けての雲行きが怪しくなると言える。
加えて、主なFA取得(行使可能性)は唐川侑己、益田直也、田村龍弘、中村奨吾、岡大海らであるが、当項では戦力のプラスマイナスには言及しないでおこう。(ドラフトは後に述べる)(中村奨吾流出は全体阻止!!)
ドラフト
近年の傾向+戦力外、自由契約選手は少なめと予想し、支配下ドラフトは4~5人を想定。(育成は支配下可能性選手がいないため、近年よりは多数想定5~6人ほどある?)
ちなみに昨年の予想
※1 ×小園(市和歌山高) ○達(天理高)
2 有薗(千葉学芸高)
3椋木(東北福祉大)
4深沢(専大松戸高)
5和田(トヨタ)
完全に予想立て(現段階)
1位 吉村貢司郎(東芝) 即戦力投手
→都市対抗1回戦敗退など大舞台経験は少ないものの、実力は折り紙付き。昨年の廣畑同様、先or中で行けるのは魅力。昨年の指名漏れ&翌年の注目度からここまで評価を落とさなかったことが何より。
2位 友杉篤輝(天理大) 即戦力ショート
→田中幹也(亜大)、門脇誠(創価大)は回避すると予想、今後次第では村松開人(明大)に切り替え可能性もあり。下位で取れたら嬉しいんですけどね。
3位 才木海翔(大商大) 中継ぎ
→吉野光樹(トヨタ)も考えたが、社会人偏重になるため、1位で曽谷龍平(白鴎大)or菊地吏玖(専修大)、荘司康誠(立教大)など入札した場合の予想。
4位 安西叶翔(常葉菊川高)
or赤羽蓮(霞ヶ浦高) 素材型投手
→地元枠で森本哲星(市船高)の可能性は低いと見てる。
斉藤優汰(苫小牧中央高)は残ってないと予想。田中晴也(日本文理高)、斎藤響介(盛岡中央高)は残ってる+回避か。
5位 三井健右(大阪ガス)
or北村恵吾(中央大) 即戦力野手
→タイプ的に合わないと思えば、和田佳太(トヨタ)に可能性も、昨年順位縛りの可能性有。
疲れました。オスナと中村奨吾の残留が最優先。
井口監督に求めるのは、とにかく優勝すること。
あとは依怙贔屓をやめること、采配で負ける試合はもう見たくありません。。。
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