45/n 24AP is NOT 25AP!! OREGON オレゴン チェンソー、ソーチェーン(チェンソー用チェーン)、目立ての正しい理解
ソーチェーンサービスジャパン(略: SSJ)です。
SSJは全国向けにソーチェーンの目立てを事業として行っています。宣伝を兼ねて、タイトルの記事をシリーズ化してnote上に公開することにしました。本記事の内容はXアカウントのhttps://twitter.com/SSJP2023 固定ツイートで先行公開していますが、noteで公開する内容は、Xアカウントで公開中の資料 「4D Sawchain Study」の「 V.1.25」以降の内容となります。
ゴシップ 1/4ピッチ近辺の戦い
ハンディーソー普及以前から1/4や1/4LPが盛んな日本では「今更感」が否めませんが、国際的地域を絞って24AP(1/4LP-043)チェーンが24年Q1かQ2からだったかにオレゴンから発売となりました。
1411SPや、M11、A4S(ちょっと記憶が曖昧ですが、ナローカーフの薄さ順で1411SP>M11>A4Sだったような…ちなみにA4Sは1/4で1/4LPではありません)といった043勢が、25APや71PMM3(更に周りには61PMM3、90PX)を中心にした1/4の市場に参入し、その後に出遅れて80TXLが325LPのアプローチから、今年に入ってからはハスクバーナのSP11G(ガイドバー「ツムラ」を手掛ける末廣精鋼の「A43B」と同じに見えます)、02011SPが1/5ピッチからの参入など、三国志で例えると、華北の袁紹(25AP)が健在の頃のような、まだ三国志にもなってない戦国時代なわけです。
E&Sが2022年の夏に、.1/5(020)と.030ピッチのソーチェーンを「パワーセーブチェーン」として発表しました。正直、2023年時点の実物では「コンセプトカー」のレベルでした(全然具体的じゃありません)。02011SPがE&S製かは知りませんが、私が過去に見たE&S製のとは違い、ソーチェーンとしてしっかり出来上がってます(またしても具体的ではありません)。1/5のメリット・デメリットは他で解説されてるのと、過去回でも他ピッチやシーケンスを引き合いに散々解説しているので割愛します。何が言いたいか分かり辛い段落ですが、ロジカルだとか理路整然とした話をする前には時系列含めて混沌とした状況が不可欠なのです。
理路整然 24AP
よく分からずウキウキしても仕方がありません。このチェーンが日本で販売されるかどうか分かりませんが、あまり本気で作られていません(そんなこともあって後回しにしてました)。オレゴンはソーチェーンメーカーであるので、差別化の為に出せる情報は全て出してきます。smooth and preciseやnarrow kerfとありますが、比較対象が1/4LPではなく1/4です。名前からして24TXLではなく24APですし、もちろん研磨工程もEXLやTXLで用いられてる、切削効率や低振動に優れた新工程ではありません。1/4と比べてナローカーフではありますが、1/4LPではナローカーフが当たり前なのと、アイコン表記もないので、23Rx proシリーズのようにガチガチに追い込んだナローカーフでもないでしょう。しかもマイクロチゼルでなくセミチゼルなので、もしかするとOE…(考え過ぎ) 。素材もオレゴンのプログレードの方ではないでしょう。という小難しい話の前に、オレゴンからは1/4LP用のバーもスプロケットも丸ヤスリも0.5mmギャップのデプスゲージジョインターも出ていません。間に合わせ感がチェーンからも周辺からも溢れています。今まで散々「純正以外のソーチェーンメーカー」にやられたことを同じ形でカウンターしているわけです(握手している部分があるので「ドイツでは発売しません」とも明記しています。なんだか深い握手です)。実物画像は以下のリンクからどうぞ。
1つ特徴を上げるとすれば、ドライブリンクのバンパーがかなり後方に伸びている点です(でも71PM3と同じぐらいか?)。北米では販売されないのでグリーンやイエローのラベルもいらないのですが、もしも国際展開する時を踏まえてグリーンになるようにした処置だと思われます。
もしかすると 24AP
既に1/4ピッチ以下の展開が盛んな日本では、今更あってもなくても…となってしまいますが、一応将来の展開や発展も踏まえて「グリーン」になっています。先行販売されている地域で好調であればTXL化や周辺製品も出てくる日が…果たして
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