Vol.51　ウッド雷安

この素晴らしいサッカークラブに携わっているスポンサー、サポーター、スタッフの皆様、日頃からのご支援、サポート、心より感謝申し上げます。
今後とも宜しくお願いいたします。

今回のNoteを担当させて頂くことになりました、背番号４番ウッド雷安と申します。
２０００年２月２０日生まれの２３歳で、滋賀県大津市出身です。

今年からオーストラリアのWest Adelaide Hellas FCより移籍してまいりました。一年間大学を休学してSS伊豆に加入致しました。
現在家族と一緒にオーストラリアに住んでいて、長年の日本でサッカーがしたいという夢を叶える為に来ました！
チームの東海一部昇格の為に全力を尽くしますので、応援の程宜しくお願い致します。

今回は僕がSS伊豆に入団するまでのサッカー人生やこれからの目標について書かせて頂きたいと思います。

僕がサッカーを始めたのは中学生の時で、丁度家族とオーストラリアに移住した頃でした。
その後の所属チームはこの様になりました；
West Torrens Birkalla SC
SANTC (South Australia National Training Centre)
West Torrens Birkalla SC
Cumberland United FC
Adelaide Blue Eagles FC
South Adelaide Panthers SC
West Adelaide Hellas FC
SS伊豆

恐らくSS伊豆以外のチームは皆様が聞いたことのないチームだと思いますが、もし知っている方がいればお声掛けください！

因みに今現在チームメイトである河村太郎さんとはWest Torrens Birkalla SCで一緒にプレーしていました。この頃の太郎さんと今の太郎さんは全く変わってないです！
そういう縁もあり、SS伊豆での練習参加後に入団が決まりました！

［オーストラリアのサッカー］
皆様のオーストラリアのサッカーのイメージは恐らく、身体の大きい選手がバチバチと戦う、凄くフィジカルなサッカーというイメージが強いと思います…正直言ってほぼそのイメージ通りです。１８０ｃｍ越えは当たり前、１９０ｃｍ以上の選手も特に珍しくありません！ですが、やはり身体大きい分、技術は日本と比べると劣っています。技術の高い選手もいますが平均的にみるとまだまだ日本よりレベルが低く感じます。
中学と高校の頃に南オーストラリア代表（日本では地域トレセン）などに選ばれたりし、楽しくサッカーをしていました。
オーストラリアは日本と違い、部活はあまり盛んではなく真剣にスポーツをする人はクラブチームに入るのが当たり前です。そこで僕は近所にあったサッカークラブWest Torrens Birkalla SCを選びそこで数年プレーしていました。
オーストラリアには日本の様なJFL（社会人トップリーグ）が存在しておらず、地域社会人リーグ、オーストラリアではNational Premiere League（NPL）と呼ばれるリーグの上にプロリーグ（A-リーグ）が存在します。
僕は１８歳の時に南オーストラリア州のNPLでトップチームデビューをし、２２歳までずっとNPLでプレーしてきました。NPLは１部、２部、３部まであり、僕は主に１部、１シーズン半を２部でプレーしました。
ここ数年で日本からも多くの選手の方々がNPLのチームに加入する様になり、数年前には有名サッカーユーチューバーの「リゼム」の『しげ』と『けーご』がNPLでプレーしていました。
オーストラリアは土地が広大な故に、各チームは練習と試合をするホームグラウンドがあり、天然芝のグラウンドが多いです！僕がプレーしてきたチームは半分天然芝、半分人工芝のグラウンドでした。
オーストラリアでのサッカーはまだ発展途上な故に、とても面白い経験のできる場所だなと、僕は個人的に思っています！

［目標］
SS伊豆に加入してからは技術の差を痛感しています。
チームの皆さんは僕が今までプレーしてきたどの選手たちよりも技術が洗礼されていて、賢く、その上物凄く頑張るので、僕はこのチームに入って正解だったなと思っています！
日本のプレースピードの速く、技術の高いサッカーにもっと慣れて、自分の持ち味を活かしていきたいと思っています。
自分には何が足りないのか、メンバー入りをするには何が必要かを分析し、自分と向き合っていき、サッカー選手として人としてステップアップするのが当分の間の目標です。

僕は今年達成したいと思っている大きな目標が２つあります。
一つ目は、サッカー選手、そして社会人として、デュアルキャリアを上手く両立させながら今年１年過ごす事。
仕事をしながら現役サッカー選手として生活していくのは決して簡単なことではありません。しかし、SS伊豆に携わってくれているスポンサー、サポーター、スタッフの皆様がいるおかげで、僕達はサッカーが続けられています。その為、しっかりとデュアルキャリアを両立させる義務があると僕は考えています。

二つ目はチームの目標である東海１部リーグ昇格にどんな形であれ貢献する事。
このチームは絶対に昇格できると僕は心の底から信じています、しかし、簡単ではないことは確かです。この目標を実現させる為にも僕はベンチ外であれ、ベンチであれ、スタメンであれ、何であれ、その時に僕にできることを精一杯やりチームの勝利、そして、リーグ昇格へ貢献したいと思っています！

今年１年を振り返った時に、掲げた目標が達成できている為に死に物狂いで精進致しますので応援宜しくお願い致します！

次回は僕と同じく新加入選手である秋沢瞬生選手を指名致しますので、是非とも瞬生君のNoteを拝見して下さい、宜しくお願い致します。