見出し画像

大分・熊本 湯めぐり旅

11月の初旬にフェリーで大分に行きました。レンタカーで大分や熊本の湯めぐりをする三泊四日の旅をしましたよ。旅の写真などです。

1日目

乗船券という響きがまずワクワクする
本日はカプセルホテルのような客室で宿泊。スマホの電波は入らないがテレビはうつる
晩ごはんは船の中でバイキング。りゅうきゅう(あじのごまだれ漬け)がおいしい。はむかっぱちゃんもうれしい。
スタッフの皆さんが港からお見送りしてくる。いってきまーす!
ファンネル。風が強くて、スマホを吹き飛ばされそうだった!
明石海峡大橋をくぐります。さむい!!!
ロビーの雰囲気。ゆったり落ち着いた雰囲気。ここのソファで、ちあきなおみの楽曲を聴きながら、いよいよ旅が始まるのだなあと耽った。

2日目

おはよう九州!朝七時ごろ、船にて
下船後、シャトルバスで大分駅に。いつ来ても立派だー。

大分は父の生まれなので、子供の頃にも何度か訪れています。が、早くに祖父母が亡くなったので、大人になってからのほうが来ている回数が多い気がするな。
レンタカーを借りて、別府湾に面した新しい道の駅、「たのうらら」へと向かいます。

道ひろいー。
開店と同時に道の駅に入り、からあげゲット!
大分と言ったらみどり牛乳でしょ。

からあげをほおばりながら、吉野鶏めし保存会さんの鶏めしが作られている本部に行きます。鶏ざんまい。数多くある九州の鶏めしで、吉野の鶏めしが一番好き。ごぼうの香ばしさと、しょうゆ味の甘辛い味が最高に美味しい。(ぜひふるさと納税、お取り寄せなど…!)

ここで…!作られているのか…!よく見たら明後日から製造休止の張り紙が貼っていて、今日来てよかったねーと安堵した。
食堂も併設されています。だんご汁定食をいただきました。手前のご飯は、これこそが噂の鶏めし!おいしかったー。最後の晩餐、これがいい
車でないと行けないような場所にありますが、開店直後から続々とお客さんが来られてました。
さて、日田に向けてひたはしります。(ダジャレ)
途中、温泉街で有名な天ヶ瀬に立ち寄った。この写真の中央の帽子のおじさん、夫にめっちゃ似てて笑った。かわいいでしょ。
天ヶ瀬は令和2年の九州豪雨で甚大な被害を受けた場所。
映ってないですが、写真の右に川に面した公衆露天風呂があります。仕切りがあるとはいえ、対岸からは丸見え。当方30代女性、まだ勇気は出ず。
ギャグマンガ日和のことを思い出させる彦星がいました。
日田の豆田町に来ました。観光地だ!白壁の建物が整然とと並び、美しい。
賑わっている。
お腹がすいたので、日田の名産・梨のソフト。めちゃうまだった。梨汁ぶしゃー(言いたいだけ)
町の中心地にある、薫長の酒蔵に。かっこいい。
日も翳ってきましたが、柔らかい色彩の空で、ここに泊まりたいなって思う街だった。
急なハシゴ階段を登ると、昔使われていた道具が紹介されていました。

お酒を買って、お家に配送。にごり酒とひやおろしを買いました。どっちもおいしかった。にごり酒は特に、また飲みたい。瓶もかわいい。

お味噌屋さんのコーヒー羊羹とやらの試食が美味しくて、お土産に。
さっき吉野鶏めし保存会で買った、いなり鶏めしで腹ごしらえ。大分の日田市から、熊本市を目指します。
九州は、関西よりも日暮れが遅いね。燃えるような夕焼けを見たの、いつぶりだろう。
ヨッ、くまモン先輩。

西のサウナ聖地、湯らっくすにて宿泊することに。

ひと風呂浴びたあとの湯らポン。塩気があって、甘さ控えめ。うまー。
カラッと焼かれたニラ玉を注文。満月のよう。心と胃袋が満たされた。今日もおつかれさま。
サウナや水風呂には「押したら大変なことになる」このようなボタンが何種類かあります。怖くて押せんかった…

3日目

朝から入浴して、体が軽く、きもちのよい朝。
熊本を旅するときの定番つまみ食い立ち寄りどころ、おべんとうのヒライ
お目当ては、ちくわサラダ。太いちくわにポテトサラダが詰まっていて、揚げてあるの。今日も朝から胃をびっくりさせてまいります。
阿蘇だー
タケコプターが発明されたら、ここで飛びたいね。
山とはむかっぱちゃんの甲羅、似ているね。
みさえは阿蘇の生まれだったか。こんなオラも、いつの間にかみさえの歳を越してるんだゾ。気持ちのいいところばい。
まあ、立ち寄ったところにホカッホカに蒸されているいきなり団子があったら…買うよね、食べるよね。

車は阿蘇を北に。小国町のわいた温泉郷へ。

素敵な雰囲気のコーヒー屋さんを見つけたので立ち寄る。地熱珈琲さん。
屋根付きのテラスでコーヒーがいただける。
地熱を利用したコーヒーの焙煎所さん。アイスコーヒーをいただき、お土産にコーヒー豆を買いました。めーっちゃおいしい。好みの味。
わいた温泉郷の湯けむり茶屋さんという日帰り温泉に。
おしゃれな館内だった。お風呂は、じんわりと熱く、水風呂はしっかり冷たかった。蒸し風呂も地熱を感じられて気持ちが良かった。
今っぽいしつらいのレストランも併設されていた。
船でもらったタオル、かわいい&お風呂めぐりに便利。

このあと、他に二軒のお風呂を巡った。豊礼の宿さんの日帰り湯は野趣が味があって良くて、まきばの温泉館さんは、湯の花がもろもろと出ている、ぬるめの湯が心地よかった。お肌つるつるになってまう。

日が暮れてきたー。
夕焼けって、いつまでも見ていられるなあ。

まっさかさまに陽が落ち、あたりは真っ暗に。心細さを抱えながらも大分の山中を走り、別府市に戻って参りました。

別府の温泉街を散策。かわいい。
大分は昭和のキュートな遺構が街に点在していて、なにかくすぐられるものがあるな
有名な竹瓦温泉……のある通りは、なかなかにアダルトなお店が多いところで、ちょっとギョッとした。普段あんまり通らないもんね。
立派なたたずまいだった。
今晩は、別府野乃にて宿泊。館内の貸切温泉には別府の七名湯がひいてあるようで、空き状況が可視化できる仕組みになっていました。すご。共立リゾート、すご。
小さな街だけど、温泉があって、海があって山があって、観光客も多くて賑やかで、だけどどこか素朴さもあって…別府の街が好きだなあ。

4日目

おはよう、別府!真上↑の写真と同じアングル。淡い水色。
帰る日ですが、国東半島を一周しに行きます。フェリーターミナルの近く。ヤシの木が別府の温泉リゾート感を盛り上げている。

朝ごはん兼お昼ごはんを食べに、関さば関あじの郷佐賀関食堂へ。

寿司だーっ。アジもブリも、身が引き締まっていて、肉厚でおいしかった。
空港に立ち寄り、おみやげをせしめる。ご当地メイドの素朴なシュークリームは、つい食べたくなっちゃう。
父のふるさと豊後高田市に。昭和のまちで有名なところです。祖母が作った煮物や野菜が大好きで、子どもの頃は夏に大分に行くのが楽しみだったな。親戚がたくさん集まる時は、ここの商店街のお肉屋さんや仕出し屋さんにごちそうを買いに行った記憶がある。
さて、帰ります。秋の空は、高くて青くて、ちょっと寂しいな。また来るね。

大分からは、特急ソニックと新幹線を乗り継ぎ、関西までビューンと超高速で帰ります。

はーっ、おいしい。ほろ苦くて、おいしい。楽しかったな。
素朴な容器に入った大分駅のお惣菜屋さんのドリアがおいしくて、新幹線の中で超驚いた。うまい庵…!

湯にほだされ、空や山や海の青さに包まれ、癒された旅でした。自然のさまざまな青さの中で、自分の中のまだまだ青い箇所も見つけた気のする、発展の旅だったようにも思います。また行くけんね、待っちょってね。

いいなと思ったら応援しよう!

ささいな笹
いただいたサポートで船に乗ります。

この記事が参加している募集