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世界3大スラムにある学校に行ってみた!!★Ep.1


人口約200万人(正確には把握されていない)という膨大な人が暮らす、世界3大スラムの一つキベラスラムに、マゴソスクールという学校があります。

マゴソスクールは、早川千晶さんという日本人の方が主宰されていて、約500名の生徒が通っています。

その早川さんのツアーに参加してきました!

内容が濃すぎたので、何回かに分けて発信します。


★Ep.1「キベラスラムを歩く」

2022年2月3日、朝8時半にヤヤセンターという大型ショッピングモールに集合。

中には、スタバみたいなカフェや大きなスーパー、たくさんの洋服店など、日本にある大型ショッピングモールとなんら変わらない綺麗な建物。

そこからタクシーで10分ほどいくと、キベラスラムの入り口がある。(格差の距離の近さに驚くというか、なんというか、感情がむずかしい・・・)

キベラスラムに到着し、マゴソスクールの教頭先生・警備の方2名と一緒にスラムの中を探索開始!

土壁、トタン屋根でできた家が迷路のように広がっている。

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その中に、八百屋やフルーツ店、家電、服などいろんなお店がある。散髪屋もあるし、病院もある。ドレッドしようか迷い中…

途中、マンダジという食べ物を食べた。

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サーターアンダギーみたいな味で普通に美味しい!

これ1つで5円。毎日16キロ分も作って、キベラスラムから都心部に働きに出る人たちに売っているらしい。1日朝から売り続けて数百円の収益。1日の収益が、さっきいたショッピングモールで買ったコーヒー代と変わらない。ん〜複雑だ。。。

さらに、スラムを歩き進んでいく。

小さな丘があって、その上に線路があった。

昔、モンバサという港から交易をするために、引っ張ったらしい。今も電車が走ってます。(アフリカの歴史については、また追って記します。)

この線路の右側にキベラスラムが広がっている。その左側には、イギリス女王の土地でゴルフ場がある。

線路1本またぐと全く別の世界。どういうこと〜

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線路の周りにも、いろんなお店が立ち並ぶ。その下にはゴミ山があり、そこから使えるものをリサイクルして商売してるみたい。

そもそも、キベラスラムにはゴミを回収するという仕組みになっていない。街の中や溝にゴミが溜まっていて、それをリサイクルしている。

一見汚いなと思うけど、200万人が生活していて、ゴミ回収がなくて、この量に収まっているのがすごいのかもしれない。日本人がもしゴミ回収なしで過ごしたら、1ヶ月でこの量を超えそう。

ここの人は、目の前のものを最大限に活用する価値観が身についてるんだなぁと思いました。

というのはさておき、本当にいろんなお店がある!

・携帯電話の部品屋さん。これ誰がどう使うん?使える人普通にすごいと思う。笑

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・靴屋さん。相方探すの大変、、でも普通にオールスターとかある

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・フルーツはほんまに安くてうまい!

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・タイヤの廃材を使ってサンダルを作ってるお店。渋すぎ!

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ケニアは赤土で、タイヤの廃材が多く出る。タイヤの弾力性や耐久性を利用して、サンダルにして売っている。最高の発想。

僕もタイヤサンダル買っちゃいました。

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履き心地もいいし、ケニア柄で可愛いし、お気に入りです。

さらに突き進むと、サッカーコートが!

この日は学校で子どもたちがいなかった。残念。。でも、ここでみんなサッカーをして、プロになる人もでるらしい(驚)また来て一緒にサッカーしたいな。

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そして、

ついにマゴソスクールに到着!!いきなり大歓迎の大合唱が!! っとこの続きも書きたいですが、今回はこの辺で。

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スラムといえば、怖いとか、汚いとか、暗いというようなイメージがあるけど、

会う人、会う人みんな笑顔で声を掛けてくれるし、笑顔で溢れ、明るくて、楽しんで生きている。髪型も服装もみんなお洒落してて、イメージがガラッと変わりました。

スラムの中で、ひとつの国が出来上がっているかのようで、その国には寂しさはなく、みんな仲良く暮らしている。      

そんな風に感じました。

ASANTE SANA〜〜(^O^☆♪




















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