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30歳の挑戦。仕事を続けながら叶えた留学という夢

「留学したい。でも、仕事を辞めるのはちょっと怖い…」
「30代からの留学なんて遅すぎるかも…」

実は私も、同じ悩みを抱えていました。でも、30歳で仕事を続けながら留学するという挑戦を選んだことで、今まで知らなかった景色に出会うことができました。




「いつか」を「今」に変えるまでの道のり

大学生の頃から、「いつか留学したい」という夢がありました。
でも社会人になって、忙しい毎日や金銭的な不安を前に、その夢はどんどん遠ざかっていったんです。
それでも、海外旅行をするたびに、「もっと英語が話せたら」と思う気持ちは膨らむばかり。
それなのに、日々の忙しさを言い訳にして、一歩を踏み出せない自分がいて。
ふと心の中で声が聞こえました。
「ここで挑戦しなかったら、このモヤモヤを抱えたまま死ぬかもしれない」
その瞬間、留学に行く決意をしました。
でも仕事は私にとって、大切な存在。だからこそ、「リモートワーク留学」という新しい選択肢を選んだんです。

リモートワーク留学で広がった可能性

「留学って、仕事を辞めるしか方法がないんじゃないの?」
かつての私も、そう思い込んでいました。でも、リモートワークの普及によって、「仕事を続けながら留学する」という道が開かれました。
「留学したい。でも、仕事も諦めたくない」
そんな私にとって、まさにぴったりの選択肢だったんです。

フィジーの波音を聞きながら仕事

フィジー留学で広がった世界

どんな場所で学んだの?
2022年8月から11月、フィジーのナンディーで3ヶ月過ごしました。学校はCOLORS。ボランティア活動や、地域との触れ合いを大事にしている学校です。

海が近く、穏やかであたたかい雰囲気のこの街は、自然と生活がちょうど良いバランスで調和していました。

学校から見る景色

どんな日々だったの?
9から15時までは英語の授業、16時から24時まではリモートで仕事。これが私の毎日のルーティン。

ただ、フィジーとの時差(フィジーの方が3時間早い)が思った以上に大変で、夜遅くまで仕事をして、朝早く授業に行く生活は正直きつかったです。
それでも、先生に相談すると、「無理しなくていいよ」とスケジュールを調整してくれたり、優しい言葉をかけてくれたり。
フィジーの人たちのあたたかさが、私を支えてくれました。

愉快な先生たち

英語力はどれだけ伸びた?
留学前は、日常会話もスムーズにできないレベルでした。海外旅行や簡単な注文は何とかできても、それ以上のことになると全然話せませんでした。先生が話している内容も、正直さっぱり理解できず…。

それが、3ヶ月後には驚くほど変わりました。日常会話はスムーズになり、何より先生が何を言っているのかしっかり理解できるようになったんです。留学の環境が、自然と自分を引き上げてくれたと感じました。

フィジーで気づいたこと
フィジーの人たちは、いつもニコニコしていて、横にいる人を家族のように大切にしてくれるんです。
道端で会った人が「家においでよ!」と誘ってくれたり、バス停でおばあちゃんたちと楽しく井戸端会議をしたり。
そのたびに、「自分が生きる場所って、もっと自由に選んでいいんだ」と気づかされました。

毎週遊んでいたフィジーの友だち

フィリピン留学で深まった学び

どんな場所で過ごしたの?
リモートワーク留学の魅力を知ってしまった私は、2023年3月から5月、フィリピンのバギオで3ヶ月間を過ごしました。
学校は社会人限定で“働きながら留学”するワーケーション特化の語学学校、BECI City Campus

なんと私が行った時の生徒の平均年齢はおそらく45歳ぐらい。20代が少なく、40〜60代の人が多かったことは衝撃的で、人生の先輩方に英語以外のことも教えていただき、とても刺激になりました。
山に囲まれた涼しい街で、日本でいう軽井沢のような雰囲気。治安も良く、勉強に集中するのにぴったりの場所でした。

バギオのショッピングセンターからの景色

どんな生活だったの?
授業は1日4コマ。
キャンパス内で勉強も仕事も生活もすべて完結する環境で、掃除や洗濯、食事などの家事は全て学校側が用意してくれる「神対応」。
まるで自分専用の勉強と仕事のための空間が用意されているようで、やるべきことに全力で集中することができました。
ルームメイトは外国人で、共同生活を送りながら毎日新しい発見がありました。文化や言語が違っても、笑い合ったり励まし合ったり、言葉を超えた交流がたくさんありました。

マンツーマンのレッスン場所。自然の中での勉強はとても気持ちが良かった
学校の中のコワーキングスペース。wifiが完備。ミーティング用の個室もあり、仕事環境が整っていた。

英語力はどれだけ伸びた?
フィリピンに行く前は、日常会話は何とかできても、深い話は苦手でした。
先生の話は理解できても、自分の意見を伝えるのは難しく、スピーキングに自信がありませんでした。
でも、3ヶ月間の授業を通じて少しずつ話す力が身につき、3ヶ月後にはディスカッションや深いテーマについても会話ができるように。
「話すのが楽しくなった」と感じられたのは、この留学のおかげです。

最初のルームメイト。韓国と台湾の文化を教えてもらった。
韓国人・台湾人・中国人・日本人・サウジアラビア人・ベトナム人など多国籍な学校

留学中に大切にしていたこと

リモートワーク留学を充実させるために、特に意識していたことがあります。

  • 日本人だけで固まらない
    日本人以外の友達を作ることを意識。カフェで現地の人と話したり、イベントに参加して交流を広げました。

  • 仕事の取捨選択をする
    全てを抱え込まず、本当にやりたい仕事だけに集中。2案件ほど減らして留学に臨みました。

  • 完璧を目指さない
    7〜8割の完成度を目標に。「全部やろう」と無理をしないのが大事です。

  • 外に出る習慣をつくる
    土日は必ず外に出て、カフェで作業をしたり、街を散策して気分をリフレッシュしていました。

留学仲間と登山
行きつけのカフェで仲良くなったJason
近くのヨガスタジオに行くことも

リモートワーク留学で得た意外な副産物

  • 実はお金が貯まる
    留学には初期費用がかかりますが、現地ではあまりお金を使うことがありませんでした。物価が高くないこともあり、普通の生活をしているだけで無駄な出費が減り、結果的に留学が終わる頃にはお金が溜まっていてビックリしましたね。

  • 継続的な友達ができる
    世界中に友人ができ、その絆は今でも続いています。同じ期間を濃く過ごした仲間だからこそ、旅のような短期間では得られない深い関係が築けました。最近では、留学中に出会った台湾の友人Evaの結婚式にも招待され、留学仲間と一緒にその特別な瞬間をお祝いしました。

台湾でEvaの結婚式
働きながら留学をしていた3人。夜中まで励まし合って仕事していました。

迷っているあなたも一歩踏み出してみてほしい

「仕事も大切。でも、留学もしてみたい」
「年齢的に無理かな…?」
その想いを諦めて後悔しませんか?
きっと、あなたに合った留学の形があるはずです。
仕事も留学も、どちらも諦めなくていい時代。
その一歩を踏み出した先には、きっと今よりもっと広がる世界が待っています。


参考までにインタビュー動画もありますので、よりリアルに知りたい方はぜひご覧ください。

この記事はコミュニティマネージャーとして関わっている複業実現コミュニティ「スラッシュワーカーズ」Advent Calendar 2024 企画に乗っかって書かせてもらいました!

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