人間味ある人に会うこと
「これからの観光を考える」講義で、今後の旅は「絶景」「食」だけでなく「人」が重要視されていくという話を聞きました。
「何を見よう?」「何を食べよう?」から
「誰に会おう?」に変化しつつあります。
私は旅だけでなく物やサービスも「誰から買おう?」を意識します。
物欲はあまりないのですが、最近買ったポーチとキャップ帽子は「その人」だから買いました。
ポーチはセネガル布を使ったポーチ。セネガルの女性支援のためにSHOPを立ち上げました。
帽子は心臓の病気を持った前職の同期が作っていて(その子は病気で退職せざるおえなかった)、売り上げの一部は日本心臓財団に寄付。
私だけでなく、時代は「人」や「コミュニティ」に重点を置き始めています。
では、どんな「人」が旅で出会えるんだろう?出会いたいんだろう?
それは機械や物や情報で表すことのできない「人間味ある人」。
「人間味ある人」をもう少し言語化すると、
計算して動くのではなく、思いやりある人。
笑ったり、恥ずかしがったり、豊かな情緒を持っている人。
ちょうど今日バチェロッテを見始めてしまいましたが
中国人の黄さんは、恋愛もビジネスとして見ている感じがあり
人間味がないって言われていましたね。
でも途中から恥ずかしがったり悔しがったりしていて
そういうところに人間味が出てきておもしろい。
完璧じゃないところが人間の良さ。
杉ちゃんとか感情豊かで人間味あると思います。
旅先で出会ったら楽しそうな人。
人間味とは誰もがきっと持っているものだと思います。
それが育った環境や置かれた状況によって
押し殺したりしている人もいます。
本来の自分が持っている心の豊かさを引き出す。
そのきっかけが旅先の人間味ある人との繋がりかもしれませんね。
だから人はおもしろい。