既に売れている商品・サービスを真似する
一人起業家の多くは、
新しいことや他の人が
やっていないことをやるのが好きです。
これ自体は、
個人の好みですし、うまくいくことも
ありますのでよいと思います。
ただし、
新しいマーケットを生み出そうと
するのは止めてください。
言い方を換えると、
✔︎「まだ世の中にない全く新しい
商品・サービス」
✔︎「誰が買うのかよく分からない
商品・サービス」
を作ろうとするのは止めてください。
それは大企業(や大企業を目指す企業)
の役割です。
僕たち一人起業家には
そんな大それたことをする
資金力はありませんから
目指してはいけません。
ではどうすればよいのかというと、
既に存在する大きなマーケットの
ごく一部を狙うのがオススメです。
つまり、
世の中によく知られていて、
ある程度売れていて、
説明が不要な商品・サービスを
扱うということです。
そして、ここに独自の工夫を追加するのが
僕たち一人起業家の役割です。
これなら売上を上げるのは早いですし、
実はこれで十分稼げるのです。
たとえば、
ホームページ制作サービスは
広く知られています。
業者も乱立しています。
ということはある程度は
売れるということです。
そこで、
「○○専門」
「集客もおまかせください」
「1週間で完成できます」
のように独自のウリを追加していくわけです。
そうして、大きなくくりでは
ホームページ制作サービスですが、
(見込み客にとっては)
全く別物のサービスを作ります。
あなたの周りで稼いでいる
一人起業家を眺めてみると、
実は同じようなことを
やっている人が
多いことに気付くでしょう。
細かく見ると
全く違うように見えるのですが、
ただ手法や見せ方が異なるだけで、
結局は「起業コンサルタント」
だったりします。
これも、
起業という大きなマーケットの
ごく一部を狙ったわけです。
どのマーケットのどの部分を狙うのか、
初めのうちはよく分からないと思います。
ですので、
まずは人と同じことをやればよいです。
実際に商品・サービスを提供してみて、
お客様からフィードバックをもらいながら、
どんどん独自に改善していけばOKです。
気付いたら
独自のものになっているでしょう。