滑空機パイロットの飛行機操縦訓練 Note1
Flight #1
慣熟飛行1回目。いきなり左席(機長席です)に着席。右側に教官。
エンジン始動とランナップを駐機場で行い、そのまま地上滑走。ふらふらしながら滑走路前で停止。無線は教官オペレーション。クリアを確認し滑走路上へ。
滑走路端からエンジンフルパワーにして離陸。自分で操舵しているのか教官がアシストしているのか、良く解りませんが、とりあえず機体は上空へ。グライダーは右手で操縦桿、セスナは右手はスロットル、左手で操舵です。上空で3舵の舵の感覚、スロットルやトリムなどの操作をあれこれやって機体の特性を確認します。時間が来て戻ります。トラフィックパターンなどは全く頭に入っておりませんので、教官に言われるがままに操縦して滑走路にアライン、エントリー、着陸。
どの舵を使うとどう機体の姿勢が変わるのか、グライダーでの操作をセスナでの挙動に試しながら移し替えていく感覚です。ただし、スロットルの存在は今までなかった操作です。セスナでパワーを入れる必要があるところでは、無意識にエレベーターダウンを打ってしまう、という操作が行われてしまいます。要修正。Flight #2
続いて空へ。慣熟飛行2回目。パワーUp/Reduceで起きる機体の挙動変化がなんとなくわかります。プロペラの反力、Pファクター、etc、エルロンとラダーで修正する感覚をパワーUp/Reduceごとに調整します。巡航姿勢、速度を作るということが重要です。
急バンクの旋回などもやってみますが、視界が悪く水平線/地平線が見えていない状態では結果的にエレベーターのupが足りておらず、うまくレベルが維持できません。
上昇はエレベーターup、速度が巡航速度から上昇速度になるにつれてパワーを入れてクライム、レベルオフは姿勢を水平に持って行きつつ機速を巡行速度に持って行ってパワーを調整、などなどとにかく巡航速度からの姿勢変化、上昇、下降から巡航速度への移行の繰り返しです。
着陸はなんとなく終了…。