滑空機パイロットの飛行機操縦訓練 Note4(トラフィックパターン1,2)
Flight #6-7
慣熟飛行と基本操作はとりあえず前回までで終了と言う事になりました。今回以後は暫くトラフィックパターンの飛行、タッチアンドゴーの繰り返しです。
#6 ぐるぐるぐるぐるtouch and go 10回
#7 ぐるぐるぐるぐるtouch and go 10回
ATCは教官、旋回開始のポイントのタイミング選定、全て教官指示により、操縦操作のみに専念とは言え…。
1. とにかく、on finalでの滑走路の見え方が滑空機とは異なります。
最初はあまりに高度が高すぎ、教官の手によりフォワードスリップで高度処理(ダイブブレーキは装備されておりません(汗)が行われました。
2. 滑空場とは明確に異なる滑走路の使い方…。
ざっくり、滑走路端より向こう側に設置すれば概ね問題がない(書き方として雑ですが、大筋として)グライダーポートですが、空港滑走路の滑走路末端標識は滑走路末端であり、接地すべき目標点は接地点標識。ここの意識を切り替えるのにやや時間を要しました。
3. 気流外乱の様子を見すぎ…。
空港周辺でも、飛んでいると意外に気流が乱れていて、所々でサーマルも感じます。しばしばふわっと翼端が持ち上がったり、時にピッチ方向にも姿勢が変わります。滑空機の原動力である気流の変化に由来する姿勢変化を感じ、そしてその後に姿勢修正をしてしまいがちです。しかし、飛行機としては頑として姿勢を維持するのが求められているようで、そこも要切り替えです。