滑空機パイロットの飛行機操縦訓練 Note5(トラフィックパターン3,4)
Flight #8-9
ぐるぐる離着陸操作含めたトラフィックパターン操縦訓練の3日目です。本日からATC(無線)も自分で行います。
前回の反省は、On finalでの高度(1nm 300feet, 1.5nm 450feet)に至るまでの操縦と、気流外乱に翻弄されず機体姿勢を意志を持って制御する、と言う事なのですが…。
ATC…、何を言うんだったんだっけ、と考えている間に、姿勢は乱れ、旋回すべき高さ・ポイントは遥かに過ぎ、とっちらかってしっちゃかめっちゃか、必要なことを言えていないので無線でconfirmが掛かって交信回数は増えて、それによってすべき操作も後手後手に。さらに、どういう訳か、finalターンを終わった段階ではとても低く入ってしまうことの繰り返しが続きます。
本日は強い向かい風、ベースレグでとる偏流角(WCA)は30度ほど。これ自体はまぁ、滑空機でも対地でやっていたことなので特に違和感はありません。
一方、正対風ならばともかく、横風成分もかなりあり、滑走路端から接地帯標識までの間に、機軸を正対させ、ウイングローを取るのは、それなりの恐怖感があります。
#8のフライトが終った段階ではほんと、シャツの汗が絞れるほどの発汗でありました。
#9のフライトを少しの休憩を挟んで行いました。前フライトでは、それぞれのバンクが深すぎるという指摘がありました。これに気を付けながらATCをやり、先日のフライトよりさらに強い気流の乱れに立ち向かい(大げさ…)、低く入ってしまうファイナルの修正と着陸接地直前の機体姿勢修正。いろいろ頑張りました。頑張りました…。
機速の修正を高度の変換との取引、ピッチ制御だけで行おうとしてしまう滑空機の扱いから、動力を制御の要素の仲間に入れる操縦操作が少しずつ取り込まれてきている感覚はあります。でも、気が付くと機速が落ちて居たり、高度が高くなっていたり、まだ、明確な制御下には置くことができていません。
無駄な操作も力もいっぱい入っていて…。帰る時に親指の付け根が攣りました…。同日2フライト訓練は結構きつかった。
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