ジャックジャンヌ 睦実 介先輩
ようやくキャラのベストエンドをコンプしました。
ここに至るまでのプレイ時間は80時間!
さすがに6人の周回プレイは疲れましたね…。
ルート概要
立花継希の卒業後、荒れていたフミさんの器として根地先輩に登用されたカイさん。
ジャックとしての恵まれた体躯、器としてのエスコート力、求められたことを何でもこなせるポテンシャルなどがありながら、幼少期に親を亡くし親戚をたらいまわしにされた挙句、孤児院で育ったという生い立ちも相まって自分を前に出すことはない謙虚な人。
それどころか、才能に溢れ、自信をもってぐいぐいとクォーツを引っ張っているフミさんや根地先輩に劣等感すらも感じているという性格の彼のルートでは
孤独からの脱却と、抑制していた感情の解放
というのが一貫したテーマとなっていました。
カイさんはその境遇から、自分の感情をどこか俯瞰的にみていました。
だからこそ、自己を主張することなくクォーツの器としての役割を全うしていましたが夏公演でカイ自身の器になりたいと話した主人公と関わることで
カイさんは自分が無意識に抑制していた感情と向き合うことになります。
自分が孤独であったこと
その孤独から目を背けるために、他人と生きていくのに必要なもの(感情)を捨ててきたこと
信頼できる仲間がいてもどこか満たされていないと感じていること
主人公との関わりの中で、少しずつ自分の感情を解放していく様に胸がギュッとなります。
「孤独を満たしてくれる相手がどこかにいる、自分やクォーツの皆のカイさんへの信頼は揺るがない」という主人公の言葉に親の死ですら客観的に受け止めていたせいで泣けていなかったカイさんがぽろりと涙を零すシーンなんかは特にぎゅっときますね。
※でもスチル見たときの第一印象は
カイさんがゾンビになったのかと思った!(秋公演のメイクに似てる)でした笑
またカイさんのエピソードでは天然な性格に何度もくすりとしてしまいました。
夏の肝試しの自分には見えない誰かと話している主人公を見守り続けて、止めもせずに自分も一緒にお礼するあたりとか、主人公と一緒に「言ってよ!」てつっこんでしまったり笑
恒例の温泉ばったり遭遇イベントでは主人公の焦りとは裏腹に
わー、湯煙おもしろーい、星みるー(意訳)
というテンションだったり笑
(性別ばれした後、温泉の話になると思考停止するという…笑)
他ルートではめったに出てこないオナカちゃんもたくさん出てくるので
カイさん自身の境遇やテーマは薄暗いものがあるのですが、完全に癒し路線でした笑
山に住んでるカイさん笑
継希にぃどこにいったの…?(個別ルート感想)
天然カイさんにどうやって性別がばれるのかな?と思っていたらまさかの交通事故!
カイさんが全く主人公の性別に気が付いてなかったのは彼っぽいからいいとして、
一度は意識消失までした主人公が、マサラ人もびっくり当日のうちに無傷で帰宅という脅威の肉体にはビックリ仰天Σ(・ω・ノ)ノ!
主人公の性別を偶然にも知ったカイさんは、
自己の感情と向き合うようになったこともあり
主人公を自分の手で輝かせたいという希望を自覚します。
そんなカイさんの変化を感じ取った根地さんが、主人公にフミさん宛がわせてちょっといじわるされたものだから、カイさんがちょっと拗ねるのがかわいかったですね(⊃∀⊂))
カイさん年上で、冷静沈着な寡黙キャラって感じでどっしり構えていそうな第一印象でしたが
実際のところは境遇エピソードなどから庇護欲そそられるというか…
三年生同士の関係でも末っ子感があるのがギャップで面白かったです。
ようやく自分の希望を自分の言葉で言えるようになったカイさんはジャックエースの座を掴み取ります。
華として誰よりも主人公を輝かせて見せる
というカイさんの期待に応えるため、
どのクラスのアルジャンヌより輝くために模索し始める主人公。
他のクラスのアルジャンヌの実力を見て自分に自信が持てなくなった主人公は田中右先輩の言葉から、アルジャンヌとして舞台に立った兄 立花 継希のビデオを見て
吞まれます。
いわゆるゾーン状態というやつかな…?
研ぎ澄まされた感覚を頼りに、自己を省みず稽古に取り組む主人公
そんな無理も続くわけがなく、遂に体力の限界がきて倒れてしまいます。
…大体一週間程度、思ったより限界早かった笑
器としてあるだけではだめだと自覚したカイさんは自分自身も華として舞台に立つ決意をします。
が、これまで器に徹してきたカイさんは感情を舞台に乗せることに躊躇い、また同時に主人公への感情の制御が難しくなり、一種のスランプ状態に入ります。
ここらへん、カイさんが寡黙なのでなかなか感情がつかめず
主人公と一緒になんでスランプに陥ったのかドキドキしちゃいましたね~。
バレンタインにチョコをあげに行ったことをきっかけに遂にカイさんが感情を吐露!
主人公が他のだれかを見ているのがつらい…
俺だけを見てほしい…
という若干創ちゃん的ヘビーな匂いを感じますが、
ここまでの関わりで庇護欲そそられていた主人公的には特に問題なかった!
そばにいますと受け止めます。
悩みも吹っ切れたカイさんと
カイさんと一緒に再度、継希にぃの舞台映像を見て
このアルジャンヌのモデルが主人公自身であったこと
兄からの慈しみを感じた主人公が
ようやく前を向き、最終公演へ挑む。
終わりに
山男→街男→ジェラ男への進化の過程
個別ルートでは、結構カイさんとの交流そのものは少ないので
甘やかさ的なものは少ないのですが、
カイさん自身を放っておけない感じがあって面白かったです。
ベストエンド後の小話ではちょい甘いほのめかしも…⸜(๑’ᵕ’๑)⸝
また、最終公演もまとまりがあってよかったです。
ここまで6人プレイした結果、
最終公演は レヴィ、将校の息子 アドラ(フミさん)、
あとストーリー的にカルロ(ミツさん)のシナリオがしっくりきたかな。
カイさんルートでは継希にぃの存在感も濃くて面白かったですね。
ジャックジャンヌ上では継希にぃの消息は掴めないらしいのは知っているのですが、継希にぃどこにいったんだろ~?
フミさんは定期的にメールしてるけど返事ないと言ってたし
夏の肝試しのよくわからない主人公ちゃんの霊感設定もあるし
オナカちゃんへの変身説……あるの…か?(個人的にはないといいなと思うけど)
さて、あとは主人公ちゃんルートと、その他のエンド回収に行きます~!
楽しみ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
©Sui Ishida/BROCCOLI