Dynalistを使った週次レビュー1 準備編
この記事はわたくしセムが主宰するUdemyアウトライナー講座の受講生に向けて書かれたものですが、アウトライナーに興味のある方であればどなたでもお楽しみいただける内容となっています。
こんにちは、セムです。
副業会社員をやっておりまして、仕事のタスクはDynalistを使って管理しています。この記事ではわたしが毎週行っている週次レビューの手順について事細かく記録して整理してみました。アウトライナー・Dynalistでのタスク管理に興味がある人にぜひ読んでいただければと思います。
なお、アウトライナーあるあるなのですが、書いてるうちにいろいろふくらんで字数がとんでもないことになったので、各ステップにわけて書くことにしました。
週次レビューのステップ
STEP 1. リスト構成とレビュー準備
STEP 2. TodoとDoneを分ける
STEP 3 . Done(やったこと)の整理→実績の確認によって達成感を得る
STEP 4. Todo(やること)の整理→1週間の見通しを立てる
この記事ではSTEP 1 リスト構成とレビュー準備についての内容をお届けします。
リスト構成
わたしは週単位でタスクを管理しており、1週間という単位の中に3種類のリストが存在します。
・連絡待ち(自分のタスクは終わって、相手の結果待ち)
・Todo(1週間でやること)
・各日付のリスト(デイリータスクリスト)
※デイリータスクリストの最上位項目を日付にしているのは移動をラクにするためです。
Tips: Google日本語入力(IME)できょう、と入力すると今日の日付がサクッと出るので、これを応用して項目の日付を容易に移動できるようにしています。(Ctrl/Cmd+Shift+M→日付 で移動)
もし、上記のようなタスク管理リストを持っていない場合はまずリストを作ることから始めましょう。構造は上図を参考にしてみてください。まずはデイリータスクリストにやったことの記録から始めると負担なくはじめられます。スモールスタートが長続きのコツです。
レビューのタイミング
月曜日の午前または金曜の午後にやることが多いかと思いますが、会社で週次報告の仕組みがある場合はそのタイミングに合わせた方がスムーズです。
わたしの場合月曜または火曜がチームの進捗報告の日なので、月曜の午前中にレビューをしていることが多いです。(金曜の夜は帰りたい一心でレビューなんかしてる暇がないというのはここだけのヒミツ)
以降の内容は月曜の朝にやるという前提で進めていきます。金曜にやりたい方はタイミングを適宜読み替えてください。
週次レビュー はじめる前の準備
1. タイマーをセットする(おすすめはToggl)_最初は数時間かかるけどそのうち1時間以内でおさまるようになる
2. 目標(OKR)の確認
レビューの前に、最終ゴールの方向性を確認します。わたしの場合OKRを会社で設定しているので、それを眺めていることが多いです。ゴールを確認しておくことではじめてゴールからの逆算によるプランニングが可能になります。
週次レビューを行う際の心の準備
・今から行う作業は職務経歴のアップデートであることを強く意識する
→未来のあなたの年収を決めるのは、今、そして過去の実績です。転職時の年収は過去の職務経歴(経験)+期待値で決まるのですが、中途の場合はほぼ経験で決まります。未来を左右する重要なデータだからこそ、ちゃんと伝わる形での記録が必要ということでDynalistでの記録を行っています。
・レビュー中は仕事に手をつけない
ついつい頭が回りだして仕事に手をつけてしまいがちですが、ここはぐっと我慢しましょう。アウトライナーの最大のメリットは「書き出す」と「整理する」を分けられることです。今は整理する時間と割り切って、整理に徹しましょう。
なお、レビュー中に新しいアイデアが浮かんだ場合の対処法については後述します。
さあ、ここまでで週次レビューを行う準備は整いました。いよいよここから本格的なレビュー作業に入っていきます。
---セムからのお知らせ---
アウトライナー好きが高じて、Udemyというオンライン学習プラットフォームでアウトライナー関連の動画講義を開講しています。興味のある方はこちらからどうぞ!