在宅勤務 with 未就学児は無理なんだってば
こんにちは、セムです。
このアンケートを見て思いました。どこのご家庭も一緒だな、と。我が家も未就学児を抱えて在宅勤務している家庭です。そしてこのnoteも子どもを寝かしつけてから書いています。
我が家の状況
我が家の状況はこんな感じです。
・未就学児: 2歳と4歳の男児2名(怪獣)→いたずらのピークで、最近は兄弟でのチームワーク(正確には共謀)を覚えた
・父: 在宅勤務
・母: 在宅勤務
・祖父母: 農業(3月以降絶賛農繁期なう)
もともと東京への引っ越し+認可保育園への4月入園が内定していたのですが、このご時世、言葉が通じない、しかも外国から来た子を受け入れてもらうのは厳しいと判断し、入園を辞退していました。そこにこのコロナの1件。韓国でも保育園に所属しているのですが、一足先にコロナが本格化してしまった韓国では2月下旬からずっと休園状態が続いています。
終わりの見えない休園に面倒を見てくれていた高齢の義両親から「ちょ……これじゃ病院にも行けない」とのヘルプを受け、会社に事情を説明して急遽韓国の南の島にスーツケースひとつで飛び立ってきたのですが、すでに3回目の給料日を迎えつつあります…OTL
家族みんなでまた一緒に暮らせるようになったのはいいことなのですが、さすがにこの生活がずっと続くのもしんどいなぁと感じてきました。特に最近では感染者がだいぶ減ってきたのに、地方のど田舎である南の島とソウルとで同じ政策が適用されているのがなんとも納得がいかない今日このごろです。
未就学児がいたら、仕事も仕事にならない
他の家庭もそうだと思うのですが、昼間の時間、わんぱく坊主が家にいたら仕事になりません。どうもあの年頃の子はPCやスマホをさわりたがったり、仕事してるとやたらちょっかい出してきます。あるいはこちらが見てないのをいいことに、ここぞとばかりに隠れていたずらに走るのです→目が離せない
そして一通り暴れて親が困り果てたらテレビやYouTubeに頼ることまでちゃんと計算済みなのです。IQどんだけだよ、というレベルです。
夜勤でのリカバリーで、さらに親は疲弊する
しかし仕事の対価としてお給料をいただくので仕事しないわけにはいきません。現状は父・母・祖父(ここはしんどいので基本2名体制)母が交代でワンオペ育児をしつつ、残りの大人3名が仕事に励むという状態。
わたしに割り当てられた時間は午後の2時間。この時間だけはひとり部屋にこもれるので、リアルタイムでの対応が求められる業務にのみ集中する時間です。。
打ち合わせやテレカンなどは全部ここに突っ込むのですが、やりとり以外のことはできないので、じっくり考えて何かやるといった業務は何も進みません。そしてたったの2時間なので、仕事が軌道に乗ってくるタイミングで時間切れ。(ちーん)
仕方がないので他のご家庭と同様、子どもが寝静まってからの夜勤リカバリーが続きます。するとどうなるか。
翌朝しんどい。
そりゃそうですね、仕事が乗ってくると12時、1時になってしまうこともざらなので、翌朝は半分死んでます(そこにワンオペ時間が重なる)。しかも最近は日が長く、どうかしたら朝6時ごろにはうろちょろしだすので(しかも9時まで寝ない)、睡眠時間はさらに削られます。
しかも元気であればある程度大きい子はぐっすり寝てくれますが、ひとたび風邪でもひかれたら看病に伴う夜勤まで伴います。(ちょうど薬が切れるのか、1時頃からぐずりだし、咳込みだすのです)
ただ、テレカンをすればタスクが生まれ、仕事をすればタスクが生まれる。月曜くらいまではまだなんとかなりますが、これが2日、3日連続になってくると大人の方がだんだん体調を崩しやすくなります。謎のかゆみが出たり、日頃はなんともないところが痛んだり…
その結果、仕事や育児に影響が出て、さらにパフォーマンスが出ないという悪循環です。
「終わりなき休園」は親を蝕む
そしてこの疲弊にさらに輪をかけるのが、「現状、無期限であること」です。
もし集団生活を再開して何かあったら時に責任とりたくないからと、誰もが再開に踏み切れない。これが親の負担を一層大きくしています。人間、見通しが立っていればまだがんばれますが、いつまで続くかわからないのは辛い。
最初の休園が始まった時点で終わり時は誰にも決められないことを分かっていたはずなのに、いつまでダラダラ続けているのだろう…そこは甚だ疑問です。どこの家庭でもこうなることはわかっていたはずなのに。
いつものバタバタな登園時間を取り戻したい
仕事を調整すべきなのか、育児を調整すべきなのか。多くのご家庭が少ないカードを前に悩んでいるのではないかと思います。
子どもが理由なのであれば、仕事を辞めたり、減らせばいいという人は、先が見えていない。仕事があるからこそ、子育てをより楽しめる。
ほら、保育園いくよー!とバタバタしながらバスに乗せ、その足で仕事に向かう。なんとか定時で切り上げて、猛ダッシュでお迎えに行ってギュッと抱きしめる。その日常を取り戻したいだけなのです。
ここに書けば、ちょっとはその声が伝わるかも。そんな思いから頑張って書いてみました。
さ、夜勤に戻りまーす(ちーん)