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転職組に求められているのは独学力

転職で入社した新米に求められているもの、それはすぅーっと組織に溶け込んでいけること。教育コストの節約と組織に外の風を吹き込める、それが中途入社に求めれている価値だ。

教える社内の人間も自分の仕事でいっぱいいっぱい。日々忙しい彼らにとっては、手取り足取り教えなくてもいい人が喜ばれる。

独学力とも呼んだらいいだろうか。
手元のリソースに自分でアクセスし、自ら仕組みを理解したり、わからない言葉があったら自分で調べていくこと、それが求めれているのだ。

今いる会社には幸い、過去のやりとりに手軽にアクセスできる仕組みがある。しかもいちいち書類を引っ張り出す必要はなく、手元のPCでリンクをポチっとするだけ。これは素晴らしい。

あいつ過去のこと探ってる、みたいな目で見られないし、かつ積極性もアピールできる。

前任者のやりとりまでも追えるので、自分にどこまで求められているのか、そしてこれからどう振る舞えばいいのかについてのイメトレも密かにできるのだ。

今はまだ断片的な情報ばかりで森の中を手探りで歩いているような状態だ。しかし、そのうちひとつプロジェクトを一通り回してみたらひとつ上の視点が手に入る、そんな淡い期待を胸に、今日もりんごPCで遊んでいる。

断片がつながり、全体像が見えてきたら仕事は楽しくなる。

山が見えるのはいつだろうか。
今から楽しみである。

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