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アウトライナーを楽しむマガジン

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このページはアウトライナーの活用法・Dynalistアップデート情報などのアウトライナーに関する役立つnoteをまとめたマガジンです。私が講師を務めるUdemyアウトライナー講座…
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#デイリータスクリスト

Re:vision 読書感想文

こんにちは、アウトライナーをこよなく愛するセム(@ssem1622)です。 新作読みましたよ、読みました! アンリミ(Kindle Unlimited)対象作品ですが、返したくないので買いました! 表紙のデザインも、シンプルに本のコンセプトを表していて素敵です。 連載からさらにシェイクRe:visonはnote連載の時もおもしろく読ませてもらいましたが、Kindle本のほうがずっと読み応えがあります。デイリータスクリストの話からなぜか執筆へと話は進み、そこにアウトライナー

piece 12:ビジョンと欲望

ビジョン「デイリー」を離れて、少し上の階層で人生の時間について考える。「ビジョン」についてだ。 Mac付属の「スーパー大辞林」によれば、「ビジョン」には以下のような意味がある。 ① 将来のあるべき姿を描いたもの。将来の見通し。構想。未来図。未来像。 ② 幻想。幻影。まぼろし。 ③ 視覚。視力。視野。 ④ 見えるもの。光景。ありさま。 「ビジョン」を意識するようになったきっかけは「手帳」の進化だった。ある時期から予定・アポイントだけでなく「ビジョン」を扱う機能を備えた手帳

piece 11:思いと流れとシェイクとRe:vision

「文章を書くようにデイリータスクリストを作る」ことの意味をもう少し考えてみたい。単にリストとして書けばいいものを、わざわざ文章として扱うというとやっぱり面倒なイメージがあるかもしれない。いやまあ面倒ではあるのだが、でも本当にそうだろうか。 タスクを書くことは楽ではないまず、リストとして書き出せばいいといっても、そもそもリストを作ることはそんなに簡単ではない。リスト(箇条書き)を文章より楽で簡便なものと考える向きもあるようだけど、リストは文章と同じくらい奥が深いものだ(舐めち

仕事とプライベートで異なる関心の幅

こんにちは、セムです。 オリンピックはなくなりましたが、休日でしかも連休。 わたくし実は今海外におりますので、仕事は休みだけど子どもの保育園含め、周りは平日〜というちょっと優越感を勝手に感じられる貴重な休みです。 明日までこの状態が続くわけですが、なんとかこの2日間を楽しみたい、有意義に過ごしたい。そんな思いから久々に、アウトライナーでプライベート用のデイリータスクリストを作成しました。 DoMAを意識して、ということで、この貴重な2日間にやりたいこと、という形でリスト

piece 10:日々の上にある階層

階層を意識する「アウトライナーで文章を書くようにデイリータスクリストを作る」ことについて見てきたけれど、同じ考え方はデイリーだけでなく、ウィークリーにもマンスリーにもイアリーにも適用することができる。 もちろん、作れるからといって機械的にウィークリーやマンスリーやイアリーのアウトラインを作るのがいいのかというと、たぶんそうではない。ただ、デイリー(=今日)について考えるとき、それはもっと大きな時間の一部だと意識することは重要だ。 アウトライナーを操作しているとわかってくる

piece 9:デイリーアウトラインの運用⑤ 一日がかりで書く日記

アウトラインは変えるためにある割り込みが次々と入って、やろうと思っていたことが何も終わらないまま終わったある日の午前、そのとき選択ツールとしての「できれば」が活躍する様子で前回は終わった。アウトラインを組み替え、今日中に無理にやる必要のないと思えるDOを「できれば」に落とし、午後は気を取り直してキャッチアップしようとしていたのだった。 今回もその続きなのだが、午後からは順調に物ごとが進み、結果的にすべて終わったのかというと、そんなことはなかった。 もう一度前回までのデイリ

piece 8:デイリーアウトラインの運用④ 選択のツールとしての「できれば」

やろうと思ったことが何もできない日 「piece 7:デイリーアウトラインの運用③ 書き換えながらコントロールを保つ」からの続き。午前中を終えた段階で予定していたDOは何ひとつ終わっていないどころか、割り込んできたDOさえ終わっていない。 一日は以下のアウトラインからスタートした。 お昼前には以下のようになっていた。 もともとは「原稿Тの構成再検討」を午前中に済ませるつもりだったのだが、途中でN社からの突発的な依頼に中断され(そのためもともと6個目にあった「N社依頼案件

デイリータスクリストと日々のタスク管理

この記事はわたくしセムが主宰するUdemyアウトライナー講座の受講生に向けて書かれたものですが、アウトライナーに興味のある方であればどなたでもお楽しみいただける内容となっています。 こんにちは、セムです。おかげさまでアウトライナー関連のnoteをまとめているマガジン「アウトライナーを楽しむマガジン」が好評です。自分の記事だけでなく、他の作者の記事と一緒にまとめるというのはおもしろい表現方法だなと思います。(はてブはハマらなかったけど、これはハマる) 今日はそのマガジンにも

piece 6:デイリーアウトラインの運用② 仮アウトラインと仮サマリー

デイリーアウトラインづくりの続き。「デイリーアウトラインの運用① フリーライティング」でフリーライティングした今日のイメージをアウトラインにする。 どういう順番でもいいけれど、ぼく自身はベタ打ち状態のまま見出しをつけていき、後から階層化・並べ替えすることにしている。操作は一度にひとつに絞るのがコツだ。いろんなことを同時にやろうとすると収拾がつかなくなりやすい(まあ、この程度の分量なら同時にやっても大丈夫なのだが、分量が増えるほどこの原則は重要になる)。 フリーライティング

piece 5:デイリーアウトラインの運用① フリーライティングする

楽しんで書くデイリーアウトラインづくりはフリーライティングから始まる。 文章について個人的に感じていることがあって、それは力のある文章は楽しみながらでないと書けないということだ。ここでいう「楽しみ」にはいろんな意味があるけれど、必ずしも「楽しいことを書く」ということではない。リラックスして楽に書くということだ。 朝のコーヒーを飲みながらでもいいし、夜ビールを飲みながらでもいいし、湯船につかってiPhoneで書いてもいい。通勤していたときは朝食ついでのカフェでというパターン

piece 4:文章を書くようにデイリータスクリストを作る②

6ステップをデイリータスクリストに応用する「piece 3:文章を書くようにデイリータスクリストを作る①」で紹介した文章を書くための6ステップを、デイリータスクリストに当てはめると以下のようになる。Step 4の「読みながら」が「行動しながら」に、Step 6の「書き続ける」が「行動し続ける」になっただけで、あとは同じだ。 【Step 1】フリーライティングする 【Step 2】仮アウトラインを作る 【Step 3】仮サマリーを作る 【Step 4】行動しながら加筆する 【

piece 3:文章を書くようにデイリータスクリストを作る①

今日の一日という文章「piece 2:一日は生きてみないとわからない」で以下のように書いた。 アウトライナーは、文章のアウトラインを「書く前に作るもの」から「書きながら作るもの」あるいは「書いてから作るもの」に変えた。同じように、デイリータスクリストを「(一日を)生きる前に作るもの」から「生きながら作るもの」あるいは「生きてから作るもの」にするのだ。 「アウトライナーで文章を書くようにデイリータスクリストを作る」ことについて考えてみたい。 ここで書かれることになる「文章

第一回:デイリータスクリストのススメ

もし文明の崩壊が目前に迫っていて、何か一つだけ、崩壊後に立ち上がってくるであろう新しい文明のためにノウハウを残すとしたら、あなたは何を選びますか。私は自信満々にデイリータスクリストを選ぶことでしょう。 ……というのはさすがに大げさにしても、新入社員に「先輩、何か仕事の進め方でうまいやり方ってありませんか?」と聞かれたら、目をキラキラさせながら「デイリータスクリストを作るのがいいよ」と意気揚々と説明するのは間違いありません。それくらい、優れた手法(メソッド)がデイリータスクリ

piece 2:一日は生きてみないとわからない

デイリータスクリストデイリータスクリストについて考えてみる。デイリータスクリストとは、要は今日一日のタスクを書き出したリストだ。 一日の始まりに、今日やるべきこと、やりたいことを書き出す。午後の打ち合わせのために準備しておくこと、今日マストで終えておかなければならない仕事、マストでないけれどできればやっておきたい仕事、あの人に連絡しておきたいこと、買っておくもの、などなど。場合によっては優先順位を示す番号をつけておいたり、重要度に応じてA、B、Cなどの記号をつけておくことも