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距離感バグってない!?ゼロ距離コミュニケーションができる動物園【静岡県】

以前訪れた場所で印象的だったところについて綴ってみたいと思います。


久しぶりの動物園へ

城ヶ崎海岸のホテルに泊まり来ていて、途中何かアクティビティがないかと調べたところ「伊豆シャボテン動物公園」というものがあることを知り、行ってみることに。
名前はもちろん知っていたし、動物園と聞いてそんなにテンションが上がらない自分もいて、よくある普通の動物園だろうと思って軽視していた場所だった。
10年前からもこの辺りは遊びに来ていて、その時は「伊豆ぐらんぱる公園」というところに行って、トランポリンや変わったおもしろ自転車に乗ってとても楽しかったな〜という懐かしの土地ではあった。

目を疑う光景が・・・

早速入園チケットを買ってメインゲートを入った瞬間に思わず立ち止まってしまった。

「えっ・・・」

園内を自由に歩く孔雀さんです

えーっと、僕が知ってる動物園は柵の中に動物が入っていて、柵の外から動物たちを眺めてかわいい〜、かっこいい〜、こんな動物がいるんだ〜と見て楽しむことができるところでしたが・・・


が、かなり様子が違ってるみたい。
なんなら人間より堂々と悠々と園内を歩いてるなあ、その勇ましい姿よ。
まだオープン直後だからかな?いや時刻は昼の12時回っているし、普通にお客さんまあまあいる。これが通常営業なのか・・・?今動物園ってこんな感じなのか・・・?

ノンリサーチで来てしまったものの恐る恐る中へ…
メインゲート入ってすぐ右側のバードパラダイスに向かいます。

園内マップ(これじゃ道に孔雀がいることは分かりませんw)

入口でこの動物園の洗礼が・・・

入り口前にはこの動物園で長老として大人気だった「ハシビロコウ」の像がお出迎え。ビルさん今日もお疲れさまです、という挨拶を済ませ、

今日もこの動物園の安全を見守るビルよ

どんな鳥たちがいるんだろうと、興味深々でいざ中に入ろうとしたドアのすぐそばに!!ドア開けてドアがちょっと当たるんじゃないかくらいのすぐのところに!これまたこの動物園で人気の白クジャクさんが優雅に座っているではありませんか!(写真なくてすみません。。)

これに近い顔をしていたと思います

「どういう状況!?」

一旦冷静になり、気持ちを落ち着かせるためにトイレに行くことにしました。たまたま止まっていただけでトイレに行ってる間にどこか飛んでってるであろう。
用を済ませ、いざ気持ちを切り替えて再度ドアの方へ。

「いるぅぅぅぅ!!さっきよりも堂々と居座ってるぅぅぅぅ!!!!」

ドアを開けたら噛み付いて来るんじゃないかという恐怖を感じながら
「白孔雀ちゃんは温厚な性格なのでなにもしません」的な注意書きもあったので勇気を出してドアをオープンして中に。
「孔雀さんね〜、ねえ〜孔雀さんね」と小さい声で囁きながら「ほんとになんもせんといてください」と心の中で念じながらそろりそろりと白孔雀の後ろを通りました。

何事もなく、無事にバードパラダイスに入ることができました。
(遠くから見ると白くて珍しいキレイな孔雀も、真後ろを通るくらい間近な距離で見ると一切美しくないので皆さんもお気をつけください)

ここからもっと恐怖体験があるとは知らずに・・・

ゼロ距離すんぎぃ・・・!

ふぅーっとひと安心したところで歩みを進めると、この冒険で最大の試練が訪れます。
動物園のコピーに「距離感ゼロの体験が楽しめる」とありますが、そんなふんわりエンジョイ気分のノリじゃありませんでした。

「今当たったよね!?ねっ?」というくらいのゼロ距離でした

「これなんも感じず通れるやつおる!?」「ほぼジャングルやん!?」
「マジで見たことない鳥の真横を通らないかんってどういうパラダイス!?」などなど思い出すだけで今でもあの恐怖が蘇ります。
白孔雀さんと同様に一度冷静になるために一旦後ずさりして心を落ち着かせるため前線から引きます。

何の気休めにもなりませんでした。
さっきよりも圧倒的恐怖。
かなり勇気を出してかなりスローペースですり足で通りました笑


僕には全く興味ないのに盛り上げてお出迎えしてくれたバードパラダイスのみなさん、ありがとうございました。

目線の高さにも知らない鳥さんたちがたくさんお出迎えしてくれてますw

最後に

バードパラダイスだけでかなりお腹いっぱいになりましたのでここでひとまず締めたいと思います。

その距離は無理じゃ!食われるどぉ!

ちなみに、大学のカリキュラムなのかバス御一行の遠足気分で来ていた女子たちは鳥の鳴き声よりうるさく叫んでいました。みんなも同じ気持ちで安心しました。
「伊豆シャボテン動物園」の良かったところはまた次の機会に書きたいと思います!最後までお読みいただきありがとうございました!

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