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SSDC 臨時デザインMTG 2022/11/24 開催報告

こんにちは、SSDCデザイナーの北田です。
一般社団法人社会システムデザインセンター(SSDC)の臨時デザインMTGの開催報告です。

本年度の事業創造デザインプログラム(Advanced)の結果を踏まえ、以下のアジェンダについて議論をしました。
今回はZoomオンラインにて開催し、30名弱の方にご参加いただきました。


本年度の事業創造デザインプログラム(Advanced)開催レポートはこちら⇩

今回は完全オンラインMTGで開催しました。

2023年度に向けたデザインプログラム方針

会員のみなさまから頂いたコメントを踏まえ、デザインプログラムの現状の問題点を洗い出し、SSDCの掲げる目的(社会事業の継続的な創出)を実現するための方針案を報告しました。

主な変更点
・Advanced(実践ワークショップ)とMaster(事業化検証)は非連続型とし、目的別に設計する
・Master(事業化検証)開始前にテーマ粒度の磨き上げる機会を設定する
・Master(事業化検証)では高い専門性を持ったSSDCメンバーの伴走を仕組み化する


デザインプログラムのステップ見直し

主な変更点
・Master(事業化検証)に進める導線を増やす
 ・Advancedから推薦(従来)
 ・アルムナイから起案(新規)
 ・SSDC内部から起案(新規)
 ・外部持ち込み、他社・他団体連携から起案(新規)


SSDCのフォーカス軸整理

主な変更点
・課題軸とテクノロジー軸の2軸を定める
・デザインプログラム・サロン・シンポジウム等の企画はフォーカス軸にマッピングし、緩やかに連動させる

2022年度Masterに向けて

最終報告会および各種アンケート結果を総合的に踏まえ、2022年度のMaster(事業化検証)に推薦したいテーマを報告しました。

今後は推薦テーマ参加者の継続意欲を確認し、Master(事業化検証)へ進むための準備を進めていく想定です。

推薦したいテーマ
・メンタルヘルス「HAPPY相談室」
・金融リテラシー「金画寺」
・脱炭素「Re:Earth」
・管釣りアプリ「Area Connect」 

2022-2023年度 概要スケジュールたたき

本年度の活動結果を踏まえ、来期の概要スケジュールを報告しました。

参加者各位からのご意見(一部抜粋)

<AdvancedとMasterの導線別設計について>

  • 継続することが必要であり、しばらく続けてみるのもいいだろう。どうやったら外の人がSSDCに参加してくれるか。なぜSSDCなのか。その理由が大切。SSDC身内のネットワークだと限りがあるため、インバウンドを取り込む仕組みをもう少し考える必要がある。

  • 送り出しての企業と参加者の参加動機とMasterのゴール、そのマッチングを意識して作っていく必要がある。そのゴールによって、デザインMTGでのジャッジの基準(テクノロジの観点や事業としての観点など)は変わってくる。

  • Masterの候補を4つ挙げるとして、この候補を事業化に持っていく具体的なイメージをメンバーの中でも描けてない。そんな中でのMasterにおいて、誰が何を支援したら事業化につながるのか。これは議論すべき事項。Masterの出口と、どうやって磨き上げるか具体で考える必要がある。

<会員企業としての関わり方・スタンス>

  • 学びの場としては非常にいい経験になっている。その先は、本人自身では判断できない部分がある。バックアップについては、会員企業の送り出す側が考えていかなければいけない。

  • 企業メンバー同士で意見交換を行い、会員企業メンバーとしての関わり方、立ち位置、スタンスをクリアにしていく必要がある。

  • 会員企業のメンバー参加者がプログラムで得たものを持ち帰って、実際に新規事業を作らないのであれば意味がない。プログラムへ人を出すのであれば、会員企業側が、戻ってきた後の新規事業をの箱を用意するだとか、何らかの形でアウトプットする形を考える必要がある。

  • Masterへ進むにあたっては、企業内でのあり方と、個人としての希望とがあり、Masterで本格的に取り組んでいくにはその部分の一致が必要。

<Masterへの流入経路>

  • 入口の具体的な道筋がよく見えない。現在のEssential~Advancedの道筋以外からあがってくる事業アイデアを増やしていく活動(施策)はあるのか。具体的な活動のプランニングが必要。

  • Pre-Master(磨き上げ期間)でどのくらい助走ができるのか。あらたな取り組みとして期待したい。

<アルムナイ活動>

  • アルムナイの環境において、結束を強め活動を継続させていきたい。卒業生がますます増えてきているので、アルムナイの熱量を高めることを企画運営側として考えたい。

<自治体との連携>

  • 事業創造デザインプログラムにおいて、対面で行えるのが東京近郊者のみだった。各開港5都市のサテライトで行うことを検討してはどうか。


◆デザインMTGとは
デザインMTGは四半期に一度、SSDC理事・アドバイザー・顧問・会員各位が集まる会議体です。
理事会で決議された内容の共有、今後の活動計画についての対話を行っています。また、プログラムにて磨かれたアイデアへのフィードバックを通じて、事業計画にまで落とし込み理事会に事業化の承認を得る機能を持っています。

◆正会員(法人会員)様一覧
2022年11月現在、17社の正会員(法人会員)が参画してくださっています。

◆一般社団法人 社会システムデザインセンター(SSDC)とは

◆お問い合わせ
お問い合わせはこちらから

以上、SSDC デザイン臨時MTG開催報告でした。



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