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事業創造デザインプログラム2023 Advanced Day2 開催レポート

こんにちは。SSDC企画運営メンバーの小菅です。
この記事では、2023年8月5日(土)に開催されたSSDC事業創造デザインプログラムDay2(初期MVPを考える)の開催レポートをお伝えしていきます。

少しでも、当日の熱量を感じていただけますと幸いです!

【この記事はこんな方におすすめ】
・社会や地域をより良いものに変える事業を創造したい方
・新しいことを自ら考えるのが好きで、それをカタチにしたい方
・地域に根差した具体的な課題をお持ちの方


はじめに

事業創造デザインプログラムとは、産・学・地域のイノベーターが、社会や地域の課題を解決するビジネスアイデアを構想し、実現するためのプログラム。
SSDC主催で2019年から開催しており、今年で5年目を迎えるプログラムです。

2023年度のAdvancedでは、7-10月までの約3ヶ月をかけ、社会課題・地域課題解決のビジネスコンセプトをつくっていくことに受講生は取り組んでいきます。

2023年度事業創造デザインプログラムに関する詳細は、SSDCホームページの特設サイトをご覧ください!


これまでのあらすじ

7/21(金) Day0(キックオフ)の様子はこちら
今期Advancedプログラムでは、「1人1テーマ」を基本ルールとし、より多くの事業アイデアの創出を目指しています。Day0では各自が取り組みたい社会課題テーマについて共有・議論をしてもらいました。

8/4(金) Day1
Day0~Day1の間にテーマエントリーを終えた結果、21名の受講生から計17のテーマが起案されました
。SSDC史上最多のエントリー数!
今後のワークの進め方の説明、バーチャルチームの活用など事務局からのアナウンスのほか、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能
研究センター長/SSDC代表理事の片桐恭弘先生による特別講演「社会課題から発想する」というテーマで講義がありました。

Advanced Day2概要

今期プログラムでは初のリアル会場とオンラインのハイブリッド開催となりました。これまでオンラインでコミュニケーションしていた受講生同士がお互いの顔を見ながらともにワークを進めたため、心理的な距離がグッと近づいた印象です。

Day2のアジェンダ

Day2のアジェンダは下記の通り。
アジェンダの中からいくつか抜粋してお伝えしていきます。


Day2の目的

Day2での目的は、下記の3点と明確にされ、各ワークがスタート。

  • 課題を深堀する

  • 課題解決策のアイデアを発想する

  • インタビューを準備する

Day2の目的

Day2では、自分で設定したテーマに関して課題を深堀りし、解決策のアイデアを発想あるいは再考する機会を持ち、自分が立てた仮説を検証するために必要なインタビューの準備を行いました。

ニーズのメカニズム

ペルソナの課題はどこにあるのか、ジョブや不満、現状をどう対策しているかなど仮説を立て、それがどれほど正しいのかを確かめる必要があります。ソリューションを磨いていく以前にこのインタビューが欠かせません。

スティーブ・ブランク氏の有名な言葉
インタビューの手順

バーチャルチームに分かれ、リアル&オンラインのハイブリッドでワークが進められました。
初顔合わせのDay1と比べると、皆さん少し表情が緩んだ気がします(笑)

バーチャルチーム:”猫かぶり"
チーム猫かぶりのワークシート抜粋
バーチャルチーム:”Team_b_moved"
Team_b_movedのワークシート抜粋
バーチャルチーム:”サイライc"
サイライCのワークシート抜粋
バーチャルチーム:”ミダス"
ミダスのワークシート抜粋

リアル会場で対面インタビュー練習する受講生も。


特別講演:生成AIについて

特別講演として、SSDCチーフデザイナー 北村和久氏から話題の生成AIについて講義がありました。事業創造の分野で生成AIを活用するという視点で、使い方のコツなどが示されました。

生成AIとは
事業創造における活用例


振り返り

前日に実施したDay1から丸一日ワークに力を注ぎ、受講者にとっては大変な二日間でしたが、KPTをしてみると前向きなコメントが多く、充実感に満ちた表情をされている方が多かった印象でした!

■"Keep"良かったこと(今後も続けること)
・同日に長時間、同じ課題に向き合い続けることで集中力が養われた
・インタビューの基本を学べた。相槌や笑顔が大切
・多くの人と情報交換し、新しい情報を沢山収集できた。また、それを自分のアイデアに追加できた。
・他メンバーからもらったコメントをもとに何度もアイディア作成のフレームワークを回すことができた
・リアル会場でいつもと違う雰囲気で参加できた。グループディスカッションが相互に良い話ができた
・どの人がどんな課題を抱えているか、これをやりたいと言う文脈で語れたこと

■"Problem"悪かったこと(今後はやめること)
・インタビュー内容が漠然としていて自身の聞きたいことが聞けていない
・結論ありきで考えすぎてしまった
・ニーズの深堀が甘かった

■"Try"(次に挑戦すること)
・今回は知り合いへのインタビューだったので、実際にインタビューする場合は失礼のないように細心の注意を払う
・自然で失礼のないインタビューに挑戦したい
・間が空くので、しっかり週次でやることリストを作り、計画的に進めていく


Day3に向けて

Day3ではいよいよ初期MVP(ビジネスプラン)を作成に着手していきます。受講者は本格的なインタビュー活動を開始し、課題当事者のニーズ・ジョブを深堀することで、説得力を持つソリューションへ磨き上げていくことに努めていきます。

最後は全体で写真撮影。
続きは、Day3レポートをお楽しみに!!

Day2ポースで全体写真撮を行いました!


おまけ

お昼はリアル会場でお弁当を食べました。
塚田農場さんの仕出し弁当、とても美味しかったです。

鮭の西京焼きとチキン南蛮が最高!

終了後は会場を使ってプチ懇親会。
初対面でもリラックスしてお互いのやりたい事や未来について話し合える。SSDCが大事にしている心理的安全性って凄いなぁと改めて感じました。

アーモンドチーズせんべい懐かしい!
ゴミは完璧に分別しました


参考:各日程レポート

各日程のレポートはこちらに。

7/21(金) Day0(キックオフ)の様子はこちら
今期Advancedプログラムでは、「1人1テーマ」を基本ルールとし、より多くの事業アイデアの創出を目指しています。Day0では各自が取り組みたい社会課題テーマについて共有・議論をしてもらいました。

8/4(金) Day1
Day0~Day1の間にテーマエントリーを終えた結果、21名の受講生から計17のテーマが起案されました
。SSDC史上最多のエントリー数!
今後のワークの進め方の説明、バーチャルチームの活用など事務局からのアナウンスのほか、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能
研究センター長/SSDC代表理事の片桐恭弘先生による特別講演「社会課題から発想する」というテーマで講義がありました。

その他、SSDCにおける事業創造デザインプログラムの活動記事は以下URLからご覧ください!
*開港3都市(神戸・横浜・長崎)での活動報告も掲載しておりますので、
地域の課題に根差した事業創造の体験の様子を見ることができます。
また、その他SSDCについての詳細やお問い合わせページも添付しておりますので、ぜひご覧ください!

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