事業創造デザインプログラム2023 Advanced Day0 開催レポート
こんにちは!SSDCチーフデザイナーの北村です。
この記事では、2023年7月21日(金)に開催されたSSDC事業創造デザインプログラムDay0(キックオフ&テーマプレゼン)の開催レポートをお伝えします!
当日の雰囲気を少しでもお伝え出来れば幸いです!
はじめに
事業創造デザインプログラムとは、産・学・地域のイノベーターが、社会や地域の課題を解決するビジネスアイデアを構想し、実現するためのプログラム。
2019年から開催しており、2023年度で5年目です。
2023年度はEssential(体験セミナー)→Basic(座学&基礎ワーク)を経てAdvanced(実践ワークショップ)へと進んできました。
きっかけを掴んで一歩踏み出すこと、エネルギーと時間を本気で費やすことが最大のハードルなのだと実感します。
2023年度事業創造デザインプログラムに関する詳細は、SSDCホームページの特設サイトをご覧ください。
Advancedキックオフ!
21名の受講生のみなさんと、Advancedのスタートです!
開始前は皆さん、ワクワクドキドキのご様子…
Day0の目的
Day0での目的は、下記の3点。
全体ガイダンス:Advancedを進める上でのルールなどを理解する
相互理解:参加者同士、お互いを知る
熱量:熱い想いに触れて、動き出す!
Day0で、Advancedを進めるためのルールを確認し、本格的にプログラムが始まるDay1から、スムーズに走り出せるように準備を行いました。
Day0のアジェンダ
Day0のアジェンダは下記の通り。
アジェンダの中からいくつか抜粋してお伝えします。
全体ガイダンス
2023年度のAdvancedでは、7-10月までの約3ヶ月をかけ、社会課題・地域課題解決のビジネスコンセプトをつくっていきます。
テーマを募集したのは、開港5都市などの「地域」視点と、ウェルネス、水・食料、エネルギー・環境などの「課題」視点。
Advancedでは、プログラムの卒業生を中心とした企画運営チームが参加者の方々に伴走していきます。
相互理解ワーク
Day0では、参加者が相互の理解を深めるため「自己概念シート」の記入→共有を通して自己紹介をしました。
約30の項目を書いていくと、自分でも思わぬ発見があるものです。
受講ガイダンス
Advanced受講者の受講目的は、大きく「事業化」と「学び」に分かれます。どちらの受講目的でもプログラム内容自体は変わりませんが、評価や伴走の在り方は異なります。
基本は「個人」がテーマを持ち、それを推進していく体制。
ただし、テーマによって希望があれば「チーム」での活動もOKです。
推進していくうえでの悩み事やモヤモヤは、バーチャルチームを組成して補完し合っていきます。
これらの推進体制は、「価値ある情報やイノベーションの伝達においては、「弱いつながり」こそが重要である」という「弱いつながりの強さ理論(Strength of Weak Ties theory)」を参考にしています。
テーマエントリーに向けて
テーマエントリーに向けては、以下のような要件を出し募集しました。
さぁ、どんなテーマが集まるでしょうか(ワクワク)!
取り組みたいテーマの共有
10分×4セットでブレイクアウトルームセッション。
「どんなテーマに取り組んでみたいか」「興味をもったポイント」「実現したい社会」について対話頂きました!
受講生の方々は、Day0後の翌週に各自が取り組みたいテーマをエントリー。8/4(金)のDay1に向けて、全テーマが決まりました。
ここからどう動いていくか…続きは、Day1レポートをお楽しみに!!
参考:各日程レポート
Day0以降の開催報告も、順次公開していきますので、併せてご覧ください!
8/4(金) Day1
Day0~Day1の間にテーマエントリーを終えた結果、21名の受講生から計17のテーマが起案されました。SSDC史上最多のエントリー数!
今後のワークの進め方の説明、バーチャルチームの活用など事務局からのアナウンスのほか、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能
研究センター長/SSDC代表理事の片桐恭弘先生による特別講演「社会課題から発想する」というテーマで講義がありました。
8/5(土)Day2
各個人で自分自身のテーマに関する、ニーズの把握、課題解決策アイデア発想のあと、ソリューションコンセプトの全体共有を行いました。その後、インタビューをスムーズかつ有意義に実施できるようにするために、インタビュー内容の整理や実際にペアワークでインタビューが行われました。
最後に、インタビュー練習を通してペアでの相互のフィードバックを実施し、1日の振り返りを行い終了しました。
今後の開催報告もお楽しみに!
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