事業創造デザインプログラム2024 Advanced スプリント2(8/30,9/13) 開催レポート
こんにちは。SSDC 企画運営メンバーの立花です。
この記事では、2024 年8 月30 日(金)および9 月13 日(金)に開催されたSSDC 事業創造デザインプログラム2024 Advanced スプリント2(Day3,Day4)の開催レポートをお伝えしていきます。
少しでも、当日の熱量を感じていただけますと幸いです!
【この記事はこんな方におすすめ】
社会や地域をより良いものに変える事業を創造したい方
新しいことを自ら考えるのが好きで、それをカタチにしたい方
地域に根ざした具体的な課題をお持ちの方
はじめに
事業創造デザインプログラムとは、産・学・地域のイノベーターが、社会や地域の課題を解決するビジネスアイデアを構想し、実現するためのプログラム。
SSDC 主催で2019 年から開催しており、今年で6 年目を迎えるプログラムです。
2024 年度のAdvanced では、7月から11 月までの約4 ヶ月間をかけ、受講生たちは社会課題・地域課題解決のビジネスコンセプトの構築に取り組んでいく予定となっています。
2024年度事業創造デザインプログラムに関する詳細については、SSDCホームページにある特設サイトをご覧ください!
これまでのあらすじ
7/12(金)プレイベント
北は北海道から南は九州まで、全国各地から参加した受講生のみなさんの顔合わせとプログラム全体のガイダンスを実施しました。特別講演として、SSDC 代表理事で、産業技術総合研究所人工知能研究センター研究センター長の片桐恭弘先生から、「社会課題から発想する」というタイトルで、受講生の参加意識を鼓舞する内容での話題提供が行われました。
7/27(金) Day1(スプリント1)
スプリント1 の主な目的は、事業アイデアの初期モデルで掲げた課題仮説の検証になります。受講生同士をチームで支え合うオンラインコミュニティ(バーチャルチーム)が組成されたあと、相互理解のための自己概念ワーク、および自身の「Will Can Need」の理解を深めるワークを行いました。さらに事業アイデアの初期モデルを共有し合い、相互にフィードバックを行うことによって、バーチャルチーム内で受講生同士がお互いを助け合いつつ、事業アイデアに磨きをかける仲間としての関係性を高めていきました。
8/9(金) Day2(スプリント1)
課題仮説の検証を目的とする「CPF(カスタマー・プロブレム・フィット)インタビュー」で得られた結果をふまえて、事業アイデアの初期モデルをブラッシュアップし、バーチャルチーム内で相互レビューを実施しました。また特別講演として、SSDC 理事で大阪大学先導的学際研究機構教授の栄藤稔先生から、「地を這う事業開発」というタイトルで話題提供がありました。
Advanced スプリント2の概要
スプリント2 の主な目的は、課題と解決策の適合性を確認する「PSF(プロブレム・ソリューション・フィット)」をアップデートし、それをもとにピッチ資料の初期バージョンを作成することになります。8/30(金)のDay3 を開始日とし、中間日である9/13(金)のDay4 に振り返りと進捗確認を行い、スプリント3 開始の9/27(金)のDay5 に中間ピッチを行うという流れになっています。
Advanced Day3の目的
2024 年8 月30 日(金)Day3 では、以下の目的でオンラインプログラムが行われました。
スプリント1 の振り返り/自己評価
事業アイデアの共有/相互フィードバック
スプリント2 ガイダンス/準備
Advanced Day3の流れ
スプリント1 と同様、5 つのバーチャルチームに分かれ、活動の振り返り、達成目標に対する自己評価、最新の事業アイデアの共有と相互フィードバックを通じて、現状を把握し、スプリント2 でやるべきことを認識しました。
Advanced Day4の目的
2024 年9 月13 日(金)Day4 では、以下の目的でオンラインプログラムが行われました。
事業アイデアの共有/相互フィードバック
起業に向けたイメージを持つ
ビジネスモデルの必要性を知る
特別講義「起業へ至ったきっかけ」
Day4 では、冒頭にSSDC 事業創造デザインプログラムの修了生で、現在は起業してユニクル株式会社代表取締役を務めるトッティこと高野俊行さんによる特別講義が行われました。受講生にとっては身近な先輩にあたるだけに、高野さんの熱量と行動力に心ゆさぶられ熱い想いを共有できた方も少なくないのではないでしょうか。
▼ユニクル株式会社Webサイト
▼高野さんの活動を紹介したYoutube動画
「アジア最低クラス」学習しない日本の社会人に学ぶ楽しさを広めたい!経営者に1日密着【ユニクル株式会社】/仕事ついてってイイですか
Advanced Day4 の流れ
特別講義の後、5 つのバーチャルチームに分かれ、最新の事業アイデア、インタビューシートおよび中間ピッチ資料の共有と相互フィードバックを通じて、事業アイデアのブラッシュアップを行いました。
チーム内での相互フィードバックに続き、ピッチに必要な「説得力のあるビジネスモデル」「収益計画」に関するミニレクチャー、スプリント2のアクション再整理のワークを実施しました。
スプリント3 に向けて
次回Day5 での中間ピッチは、最終ピッチに向けた「練習の場」として感覚をつかむことを目指します。中間ピッチに向けた任意参加の壁打ち会も予定されており、忙しいながらも時間を確保して中間ピッチに臨まれる受講者も何人もおられて、サポートする側の私たちとしてもできる限り応えていきたいと手応えを感じています!
今後のAdvancedの様子もレポートしていきますので、引き続き開催報告もお楽しみに!
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