みなさんはじめまして!
インテリアデザイナーのSHOKOです。
2023年8月にインテリアデザイナーとして独立を致しました。
こちらのブログでは、デザインや旅、読書記録を綴っていきます。
ブログを書くにあたり、簡単に自己紹介や事務所紹介を致します。
プロフィール
◇2016 - 2023
光井純 アンド アソシエーツ 建築設計事務所 株式会社
ペリ クラーク アンド パートナーズ ジャパン 株式会社 勤務
インテリアデザイナーとしてオフィス、マンション共用部、ホテルスパ改修の内装デザイン、家具・小物コーディネート、館内サイン提案やそれらに伴う現場監理に従事
◇2023.8 -現在 SHOKO SUGIURA Design Atelier 設立
東京都を拠点に活動するフリーランスインテリアデザイナー
内装意匠設計/家具・小物コーディネーション業務を手掛けています
人々の暮らしを豊かにする、インテリアデザインや家具・小物コーディネーション、店舗ディスプレイコーディネートを提案します
仕事の中で大切にしていること
長年インテリアの仕事をするにあたり、大切にしていることがあります。
1.お客様との対話
お客様からお仕事のご相談をされたとき、まずはどのような空間にしたいかあるいはどのような家具が欲しいかなどを細かくヒアリングをさせて頂いています。
最初にお声かけを頂くときに、具体的に実現したいものが決まっていなくても大丈夫です。
上記のように写真や空間の雰囲気、どのような過ごし方をしたいかなど、対話の中からお客様が実現したいことをお聞きし、それを元にイメージ画像、スケッチ、図面、3Dモデルなどを使って実現したいことを具体化させていきます。
2.リサーチ・ヒアリングに基づくコンセプトメイキング
お客様とのヒアリングで概要や方針などが分かり次第、内装設計の場合はリサーチを行います。
リサーチやヒアリングをもとに、デザインの指針となるコンセプトを決めます。
コンセプトを決めることでデザイナーもお客様、同じ方向を見てプロジェクトを進めることが出来ます。
家具・小物コーディネートの場合も同様にコンセプトを作ります。
3.実物を見る/確認頂く
内装材、家具などインテリアが扱う種類のものは多岐に渡ります。
多くの選択肢の中からプロジェクトに合わせて一つ一つ選定をしていきます。
内装材であればサンプルの取り寄せやメーカーへのヒアリングを経て、品質、技術、コストが問題ないことが確認出来た段階でお客様にご提案をしています。
その際、素材サンプルをお客様に確認を頂いています。こうすることで実際に空間が出来上がったときのイメージとズレが生じないようにしています。
また、キッチンや家具など使い勝手や使い心地を確かめて頂く必要がある場合はお客様と一緒にショールームに赴き実物を見て頂くこともあります。
4.施工者との対話
内装設計の場合、当事務所が描いた図面を形にしてくださる施工者業者の存在が大きいです。
普段お付き合いのある施工者業者とタッグを組むこともありますが、プロジェクトによっては初めてお付き合いする業者様にお願いすることも珍しくありません。
当事務所が描いた図面を元に適切に作られているか工事現場で確認をします。それを行うことで品質が確かなものとなるように努めています。
また、職人さんたちから不明個所や細かな収まりの調整をしていきながらよりよい空間を作っていきます。
得意分野/強み
2015年の国税調査によると日本国内のインテリアデザイナーは約19万人、デザイン業務従事者は3.6万人いるそうです。
同じインテリアデザイナーといえど、得意分野は人それぞれ。
当事務所の強みをご紹介します。
1.リサーチ・ヒアリングに基づくコンセプトメイキング
前項にも記述しましたが、リサーチ・ヒアリングに基づくコンセプトメイキングを得意としています。
コンセプトをつくるきっかけは様々。
その建物がある場所の文脈、企業理念、お客様から頂いた言葉など様々なことからヒントを経ながらコンセプトを作っていきます。
また、リサーチには既存建物の状況を調査することも含まれます。
リノベーションなどの改修工事でも、一定規模を超えると確認申請が必要になってくる場合がございます。
(※建築法規は常にアップデートをされる為、ここでは一定規模の詳細に関する言及を避けます。プロジェクト毎にお調べ致します。)
飲食店やサービス業で店舗を構えるお客様の場合、収益確保のために早く開業したいという方は少なくありません。しかし、初期のリサーチができていなかった為に想定していたよりも大幅に開業が遅れてしまうということが発生しかねません。
お客様ご自身が調べることは非常に難しいので迷わず専門家に相談するのがおすすめです!
2.その空間に合わせたインテリアデザイン提案
インテリアデザインというと皆さん最初に何を思い浮かべるでしょうか。よく周りにはこんなことを聞かれます。
上記を紐解いていきましょう。
「スタイルを決める」ことは当事務所ではあまり行っていません。初めからそれを決めてしまうとそれありきの表層だけのデザインになってしまったり他との差異が生まれないからです。
では、インテリアデザインをするときに何を考えているのか。
当事務所では下記を考えながらデザインをしています。
「その空間で人々がどのように過ごしたいか、あるいは過ごして欲しいかストーリーを作る」
インテリアにとって最も大切なのはそこでの過ごし方です。その場所で心地よさを感じて頂けるようにデザインをしていきます。
ストーリーが決まればあとはコンセプトに合わせて床や壁などの内装材を決めていきます。内装材に関しては後述の「得意分野/強み」のなかで詳しく説明致します。
3.カジュアルからハイエンドまで様々な家具・小物提案
お話を頂く物件の予算やターゲット層に合わせて様々なご提案が可能です。
空間のデザインが固まったら家具や小物提案をします。
国内外様々なメーカーとお付き合いがある為、空間のイメージとマッチしたものをセレクトが可能です。
家具や小物に関しては注意点もあるので、別記事でご紹介できればと思っています。
4.造作家具デザイン
家具は大きく分けて2つに分けられます。
①既製品家具
家具メーカーなどが取り扱いを行っている椅子、机、ソファなど大量生産あるいは受注生産されている家具のことです。
各メーカーのショールームに実物が展示されていることもあり、購入前に雰囲気を確かめることが出来ます。
②造作家具
サイズや素材、色などを自由に決められる建物に造り付けをする特注家具です。よく、我々の業界では「模型(建物)をひっくり返して落ちない物」と表現することがあり、床や壁に固定される家具のことを指します。
当事務所は空間のデザインと同時に造作家具のデザインも行います。細かな納まりを造作家具図を作成し決めていきます。
また、工期に余裕や予算がある場合は現場に取り付けられる前に制作工場まで見に行くこともあります。
5.豊富な内装材の知識
前述の「3.実物を見る/確認頂く」でも触れましたが、内装材の種類は多岐に渡ります。
デザインやコストもそうですが、内装制限や地域によっても選べる素材が変わってきます。
例えば沖縄県など海に近く、海風などで塩害が懸念される・湿度が高い地域などでは錆や湿気に強い素材を選ぶ必要が出てきます。
また、商流や原材料産地の状況によって突然選定していた素材が使えなくなることもあります。そのような場合でも、代替品のご提案をすることが可能です。
おわりに
ここまでお読み頂きありがとうございました!
インテリアデザインに関する情報を発信するブログにしたいと思っておりますので、気に入って頂けましたらフォローをお願い致します。
また、お仕事の相談やインテリアに関する質問、ブログにして欲しい内容のリクエストもお待ちしています!
それではまた!
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