2024年6~9月辺りに吸ったもの

 7月と8月、あまりにも何もしていない(ソシャゲと労働をしていた)から三ヶ月纏めてしまった。大体9月のやつ。
 ちょっと一部グロい作品についてのグロい記述があるかも。人によっては無理かも。読み飛ばしてください。しかし思ってた以上にめっちゃインターネットで漫画読んでるな。


漫画作品


・ウソツキ!ゴクオーくん
 というかこれは6月に入れるのを忘れていたやつなんだよな。コロコロオンラインで連載始まって暫くは追っていたんだけどこう、ここに限らず私は本当に…一週間一話更新みたいなのを読むのが苦手で…すぐ存在を忘れてしまって…というアレで全話無料をやって頂いたので有難く読んだ。
 これを読んで育った小学生って羨まし過ぎる。コロコロって小学生辺りで良かったんだっけ…マジで全く通っていないので(あんまり得意ではなかった、コロコロの空気が)本当に知らなかったのですが俺だってこれ読んで成長したかったですけどね。素晴らしい作品だよ。道徳の教科書に載せてほしい。「ウソ」という題材でここまで…こんな…人間として大事なもの全て詰まってることない? すごいよ。ユーリィのツラにあまりにも弱くて俺は…恥ずかしい…って思うしゴク天にもずっと萌えだしなんか本当に、すごい作品だったな。

・運命の巻戻士
 これも同上で途中までは連載を追っていたんだけど…っていうやつを全話無料でガッと読ませて頂き…。細かい所はともかくこんな極上のループ物SF読めるのすげえ。読んでて思ったんだけど「自分の親がタイムスリップした自分自身だった」っていうタイムパラドックスでしかシコれないキッズが生まれたらどうしよう。俺はこれめっちゃシコいと思いますけどね。SFで実際やったらどうなっちゃうんだよなんか…気づいた時点で自我崩壊とか始まらない? みたいなタイプのタイムパラドックスなんだけど全然そのまま進んでてすごい。シコい。

・深層のラプタ
 なんか話題になってんな…と思って読んだらすごいのを出された。最近ちょっとダレてるか…? と思うけどここからどうなっちゃうんだろうね。中性的な人ではない少女の美しさに余念がない。あと博士のビジュアルの嗜好のレベル高いな。博士の過去が一番気になるかもしれん。

・ドランクバレット
 『腹腹先生』が好きだったので高口先生の新連載嬉しい~! て読み始めてウキウキで楽しんでいる。主人公が眼鏡で黒髪で三白眼で暴力が強くて酒好きの成人男性で嬉しい。世界史とかについて全てがカスなのですが、なるほどこういう時代があってこういう…なんか…あったんやな…! と作中の説明だけでも楽しめる。漫画としてレベルが高い…。私自身はマジで本当に酒に弱いのですが読んでたら飲みたくなる。仕方ない。新キャラのすごく穏やかそうな紳士のマフィアの方がすごく怖くて続きが楽しみです。

・宮王太郎が猫を飼うなんて
 この人一生ジャンプラ読んでるな。ジャンプラは一週間無料じゃなくて初回無料だから暫く忘れてしまっていても追いつける優しいアプリなんすよ。
 なんかバチクソに絵がうまいけど様子おかしいな…と思ったら『歯医者さん、あタってます!』の作者だった。まあ、そりゃあ、様子もおかしくなるだろう。本人はずっと真面目なんだけどずっと様子おかしいな…いや、ねこ、ねこは多分、まあ、ねこエアプなんで詳しくないんすけど、ねこの解像度は多分高いやつなんだと思う。知らんけど。様子がおかしいのはひとびとやね。本当にずっと何? って感じなんだけど読んでて心あったけえになる。なんだこのバランス感覚は…。

・ふつうの軽音部
 次にくるマンガ対象2024Webマンガ部門一位おめでとうございます。コミックス部門一位のカグラバチのことをバチクソに応援しているのですが、どちらも一位だしどちらもジャンプだしどちらも主人公の名前が「ちひろ」だしという繋がりでコラボ企画をされていて、それが最高だったので、恩だな。と思いながら読みました。め~~~っちゃ面白かった。面白いing。
 なんかまあ、多分こういうぐだぐだした感じとかだるだるした感じとか選曲とか、色々、あるあるなんだろうな、と思いつつ途中で明らかに"異常"なキャラクターが出てきて、盤面を支配し始めて、"異常"です。彼女がいなくてもこの作品はかなり魅力的なものだろうなとは思うんだけど彼女がいることによってなんか唯一無二の漫画になってる。え? マジでなんなんだあいつ。"アイドル"とか"ファタール"を見つけた人間ってあんなんなっちゃうんだ。

・サンキューピッチ
 オタクは全員『ハイパーインフレーション』が好きなので(巨大主語)私も好きです。だから住吉先生の新連載本当に嬉しい! うーんなんか最初から異常者しか出てこないな。安心するなこの空気。すごい頭脳戦をやっているけどそれはそれとして異常だしあとすごいなんか…男の子、男の子のこと好きだなこの作者…。これからが滅茶苦茶楽しみですね。

・月の珊瑚
 コミカライズ。元は朗読CD…? らしい。なんかきのこが真綾の声にメロメロだから書いたやつって聞いたけどすごく面白かったです。奏章Ⅲへ挑む前に履修しとくか…みたいなアレがあったし、実際、プレイしていて「ここ月の珊瑚か…?」みたいな瞬間あったけどまあ勿論必須というわけでもなかった。でも読んどいて良かったかも! という塩梅もある。
 奈須きのこというシナリオライター/小説家の持つ人間観、なんかマジでずっと人間賛歌してるし人間の強さを信じすぎだろと思うし独特だな~と思う所もあるんだけどそういうのを含めつつこういう御伽噺みたいなラブストーリーに仕上げるのすごい手腕だな。わたしはFate/Grand Orderの厄介奴隷オタクなのですが奈須きのこについているオタクというわけではないので、まあ場合によってはこのシナリオうーんみたいなこともままあるんだけど、でもこの人の描く世界ってなんだかんだでずっと魅力的で面白くてすごいよ…。

・真月譚 月姫
 これもコミカライズ。佐々木少年先生ってずっとすごいコミカライズやっててすごいな。1.5部の新宿では巌窟王(巌窟王ではない)(ホームズ)を美しく描いて頂き本当にありがとうございます。そう言えば五億年前にアマプラになんか悪評をすごい聞くアニメ版あるなと思って観るかと思って一話で挫折した記憶蘇ってきた。青子さんの髪が赤いことしか覚えとらん。
 月姫関係はマジでノータッチのまま来たのですが、これも奏章Ⅲの前に予習…? 要るか…? みたいな気持ちで、あと普通に前から気になってたのもあって読んだ。面白かったね~! 面白かったけど別のヒロインのことは全然分からんかったな。当たり前だけど。別のヒロインのこともまあまあ知りたいんだけどswitch、買わないとだめか…?(それは本当にそう)(いや、そうなのか?)(今中古でしか入手できないPC版って幾らなんだ…)
 アルクさん(厳密にはアルクさんではない)にはいつも周回でお世話になってるんだけど素敵な恋をしていて良かったね~と思いました。きのこってなんか一生強大な人外の女が平凡だけど異常な人間の男に滅茶苦茶にされるやつ描いてて分かり易くていいなと思います。なんかエロシーンもちゃんとあってびっくりした。ロアさんってそういう感じなんだ。なんか彷徨海で迎えてくれた人(人ではない)おったよな? シキってそういう…。みたいな様々な気づきや驚きがあったんだけど多分もっとあるはずなんだけど中古のPC版か…という顔になっています。

・サユリ
 映画公開に合わせてお安くなっていたので有難く買った。読んでる日に映画観る予定入って(?)そういうこともあるのか…と思いながら予習として読んだけど超面白かったですね。前半と後半で空気違い過ぎるのは本当にそう。マジで前半バチクソに怖いもん。めっちゃホラーしてる。理不尽だし。後半は強過ぎるババアが全てを滅茶苦茶にしていて良かったです。そりゃひきこもりのガキより何十年もこの人間とかいうクソゲーをやり続けて生き残ったババアの方が強いに決まってるよなあ!? なんだかんだで押見先生の作品って初めて読んだから他のも読んでみたくなったしラストの方全然泣きながら読んでた。

・交換日記が終わっても
 Twitterでみんな見たことあると思うし私も滅茶苦茶楽しませて頂いていたAK壱乃さんとご友人のさいさんの日々を綴った同人をやる全ての人に読んでほしいコミックエッセイ。書籍化のお話しを聞いたときえ!!!? って滅茶苦茶ビビったよ滅茶苦茶特定作品のお話しだったもんな。独特のマイナーカプで独特の界隈にいらっしゃるさいさんの日々、すげえ…って思うし、なんか一身上の都合で「宇宙で二番目に描いてる」の所で「それ俺もかもしれん…」ってなったりした。
 読み終わった今も、巻末のさいさんへのサプライズでさいさんの心臓本当に大丈夫だろうかってずっと心配です。すごいことがあるもんだ…。

・兄の忠告
 朝田ねむい先生のBL単行本。朝田ねむい先生の作風が本当に本当に本当に肌に合うので全部買ったっけ…あれ…? 抜けてるな…みたいなことをぼやぼやの頭でずっとやっている。
 この本に収録されている作品、BLか? と言われると人によってはBLではないのかもしれないけど私はこういう、恋愛や性愛の絡まない男男関係のことをカップリングとしてまなざしがちなのですごく嬉しかったです。恋愛や性愛を摂取したいときとそうではないときとがあるんだ。商業BLにセックスって別に必須じゃないんだ。やっぱボーイズラブって名称がアレなんじゃないか。百合みたいな包括的な呼称が必要なんじゃないか。この話一生終わらないな。
 表題作の兄、兄、そうですか…怖…という気持ちと、まあこんな兄が今後弟をバチクソに抱いたら嬉しいよな。という気持ちになったりした。暴力強いし。なんやかんやで今後うまくやっていくと思う。
 アンジャッシュおじさん達の話がめっちゃ好きでした。これくらいの関係性でもこれからの人生を共にすることがあってもいいだろ…みたいな…。作家おじさんも好きだった。作風そういう感じでいいんだ。しかし割とおじさん率が高いな…。おじさんのBLのこと割と好きなのかもしれん(気づき)。

・僕のヒーローアカデミア
 完結おめでとうございます。なんか半年ちょいくらい前のこういうnoteの記事に一気に買って読んだよ~! みたいなこと書いたけど完結見届けられて良かったです。デク達の戦いを目にして、世界が少しずつでも変わっていったらいいね…変わって…いってるよ…! おばあちゃん…涙涙涙って感じだった。ああいう所本当に漫画がうまい。トガヒミコについてきちんと触れてくれて嬉しかったし物間がちゃんと像立ててて良かった。物間、好きだ…。

・呪術廻戦
 完結おめでとうございます。なんだかんだで連載当初はジャンプを購読していたので、途中単行本派にはなったものの一話からずっと見守っている作品が多分円満完結を迎えておめでたいし嬉しい。なんかジャンプラがみんなせーので呪術完結見届けようね! キャンペーンをやったからそれに乗ってうまいこと見届けられた。
 いやまあ終盤は色々言われていたというか…あまりにも芥見は宿儺でシコりすぎではないか? と私もずっと思っていましたが、きちんと主人公が打ち克ってそして生きることを続ける――というエンドになって良かったと思います。一年生三人が呪術師として任務熟してる序盤の空気好きだったからそれで〆てくれたの嬉しかったよ。あとは今後ファンブック2みたいなのを出してこう、明らかになってないありとあらゆるを教えてくれたらそれでいいんで…伏黒母のことを教えてくれたらそれでいいんで…。
 メカ三輪もといむたみわ、本当にありがとうね…。


映画作品


・ミンナのウタ
 GENERATIONSさん達が本人役で出演していることで有名なホラー映画。ずっと気になっててアマプラ入って即ぐらいで観たんですけどちゃんとずっと怖かった! すげー! そして私はアーティスト関係には本当に詳しくないのですが本当にGENERATIONSさん達なんだ…ていうちょっとオモロもあった。いや、ファンに向けた映画としてもすごく良かったと思うんだけどホラー苦手なファンの方々は観るのキツイだろってくらいにはちゃんと怖くて良かったです。自販機のシーンが特に嫌だったわね…。
 ヤバ怪異、元々ヤバ人間が死んだからヤバ怪異になった。というタイプだったのですがマジでヤバ人間過ぎる。なんなんだあのガキ。何回もループする演出怖くてうひょ~~~(怖いホラーを観ることができて嬉しいホラー好きの声)ってなった。ヤバ人間が元のヤバ怪異、スピンオフというかシリーズ作品が出てて草なんだ。そちらも機会があったら観たいです。

・サユリ
 上でも書いたけど映画を、映画館へと観に行くことになった。さんざ言ってるけど私は映画館へ映画を観に行くのが苦手(というかあらゆる外出が苦手)なので、友人に誘って頂いたりとかそういうときに漸く行けるみたいなのがあり、誘ってくれた友人本当にありがとうございます…という感じです。出不精。
 マジで怖かったね!!? 開幕クソデカ殴打音でビビらせてきてこう…もうまずサユリのビジュアルが違うじゃん。白石くんの原作あり映画はそう言えば観たことないかもと思ったんだけど思ってた以上に原作から変えてきててびっくりした。そしてそれらが全部ちゃんと面白かったし原作の面白さや良さを損なっていなくて最高だった。
 後半で明かされるサユリの悲しい過去、マジで原作には全部ないんですけど(原作だとひきこもりのクソガキということ以外分からない)、そこに尺取ってそこをきちんと悲しく描いててそれでも原作の伝えたいことってちゃんと変わってなくてすごかった。それはそれとして悲しい過去由来のゴア描写ずっと面白かったな。そことサユリのビジュアルがあんな感じなのもちゃんと繋がってて良かったね…しっかりしてたね…。
 原作既読状態だったので、序盤の仲睦まじい家族とか張り切るお父さんとか慰めてくれるお祖父さんとかだけで全然涙出た。もう全部終わりになるの知ってたから本当に悲しかった。いやお父さんマジで悲しいだろ。本当に悲しい。漫画でも泣いたのに映画でも泣いてた。そしてお祖母ちゃん。ババアずっと強くて最高だった。ありがとう。これを観に来た。上述の改変部分は賛否両論かもしれないけどババアの太極拳設定は、あの力強い老婦人を象徴する武器として…みたいな意味で追加して良かったと思いました。クラスメイトの女の子は原作だと儚い感じなのに映画だとちょっと空気感の妙な子になってて面白かったな。でも良かった。なんか全部良かった。暴力・ゴア描写も丁寧で…暴力って、マジで良くない。良くないけど、理不尽な怪異に襲われたらそれはもう…暴力だろ! ってなった。
 なんかラストの夕焼けのシーン全然今でも涙出るな。あとオリジナルのアホの掛け声マジでめっちゃ好き。デケエ声で言いたい(社会的に死ぬが)。

・哭悲/THE SADNESS
 これね~前から気になっててやっと観たんだけど、マジで、もう二度と観たくないです!!!!!笑 勿論グロくてゴア描写とか性暴力描写めっちゃあるの全然知ってて観たんだけどマ~ジでもう観たくなさすぎてワロタ。普通に二週間くらい引き摺ったかも。新型コロナ流行を揶揄ったみたいな設定で、ゾンビ物かなと思いきや全員ウイルス感染者の、まあ、普通に病人の人間ですね。でもそいつら全員凶暴化して本能が、加害欲とか性欲がバチクソに高まってるからマジでめっちゃ酷いことしてくる。開幕でアチアチの油顔面にぶっかけてきて顔トロトロになってたもんな。酷いことする。で感染者全員本能の赴くままに人を犯して殺しまくってるけど全員罪悪感は残ってるからニタニタ笑いながら涙とか流しててマジで酷い。よくこんな設定思いついたな。思いついてもここまで鮮明に映像化したものだな。なんか、ホラーとかのグロ描写って薄暗くされてては? 見えねえんだけど? ってなりがちじゃん。これ全然そんなことない。白昼の下で全然腸とか脳転がってる。そういう点では助かるかも(そうか?)。
 まあ、ずっとグロいし、本当に最悪だし、これ苦手な人に観せたりしたら全然傷害罪で訴えられますけどね。みたいな作品なんだけど、ちょいちょい妙にコミカルでワロタ。みたいになるんだよね。道路で男のケツ掘ってるケツ丸出しのおじさんが主人公が逃げてるの見つけるとケツ丸出しで走って追い掛けてきたりとか。公共放送みたいなやつでめっちゃ偉い人が感染して爆弾を部下の口に放り込んでモザイクとか。感染者達同士の血塗れセックスシーン(なんか暴力シーンより性的シーンの方が隠されてた)とか。なんなんだよ。ちょいちょい笑わせてくるのやめろ。
 マジのマジのマジで嫌だったやつ、ヒロインがたまたま居合わせて救うことができた女性を感染者の性欲おじさんが眼孔姦してたシーン。マジで最悪や。直接そのシーン映さず女性の悲鳴と隠れてそれに怯える人の顔を映すのマジでテクい~。でも本当に最悪~。
 最悪じゃない所全然なかった。生まれたばかりの赤ちゃんも感染者にされてこの後殺されることが決まってるみたいなシーンもあって最悪でしたね。終始最悪なんだけど、まあ、こんな映画観てる俺も最悪ってことには変わりないワケ……みたいなおしまいの気分にさせられて、ずっと最悪でした。金貰うか親しい人が一緒に観たいって言ってくれないともう二度と観ないと思います。余談ですがこの映画は休日に母と一緒に観ました。よく最後まで一緒に観てくれたな。この母から生まれてくることができて良かったです(独特なマザコン)。

・劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-
 例のアレ。結局映画館へ観に行くことはなかったので大人しくアマプラに入ってから観たんだけど、観た数日後にテレビでアニメ二期の前にやるよ! つっててワロタ。全然いいんだけど。
 実際、二期までの繋ぎか? みたいな感じではあった。まあ話自体が本編の別キャラ視点なのでどうしても内容被る所はあるんだけど、勿論アツい所はちゃんとアツくて良かったんだけど、さすがにそういうの除いても作りが二期への繋ぎだな…になった。それはそれで全然いいと思うし実際私もこれ観てうおおおお二期楽しみだぜ!!! ってなった気持ちもあるんだけどもうちょっとこう、なんか、うまく言えないけどもうちょっとうまくやれた部分もあるんじゃないですかとも思う。
 凛ちゃんマジであんな一瞬しか出てないのに特典商法で凛ちゃんのオタク釣りまくってたの今思い出しても笑う。いやでも本当、凪誠士郎という人間が運命に出逢い変わっていく物語をもうちょっとええ感じに描くこともできたんじゃないでしょうか。面白かったけどさあ! それは私が元々ブルロのオタクだからみたいな部分もあってさあ! どうしてもただのスピンオフ止まりというかさあ! いや実際スピンオフなんだけどさあ!
 でもばぁやと舐岡さんの声優の解釈が五億点だったのでそこは本当にありがとうね。


仮面ライダー


・シン・仮面ライダー
 観よう観ようと思ってやっと観た。こう、思ったより、かなり…漫画的というか…。シン・ゴジラとシン・ウルトラマンを観てからそういう方向で行くのかなと思ってたけど結構思ったよりこう…なんだ? みたいな敵幹部達でしたね。そこまでコテコテにする必要があったのか。いやまあ映画って限られた時間だしそういうアレにもなるのかもしれんが…。多分原作に当たる石ノ森章太郎御大の作品があってそれを跳訳したみたいな所もあるのでその大元の部分を知らないでやいやい言うのも違うとは思うし面白かったんだけど、こう、そ、そういう感じなんだ…? という気持ちが割とデカイかも。なんか、ずっと濃かった。オタクくんが金掛けて好きなように作ったらこってりしたね…みたいな映画だった。
 主に蠍の人と蜂の人がマジでなんだった? すごいあの…コテコテやね…って思った。蜘蛛の人はかなり好きなタイプだった。「しまりました!」好き。蝶の人の設定濃かったな~。そこも仮面ライダーになるんだ。いや個人的には仮面ライダーではないかも…いやでも仮面ライダー同士で戦うのってあるあるだし…しかしビジュはいいな…。あとなんか邦画特有か知らんけど台詞マジで聞こえんかったけどこれは日本語字幕つけられて良かった。設定、ふわっとしてるな~と思ったけどまあこれくらいふわふわな方が仮面ライダーかもな…みたいな感情もある。
 ていうか、死ぬんだ。そうなんだ。そして心の中に、共に――みたいなエンドなんだ。そうなんだ。そういうアレもいいんだ…多分これも何らかのオマージュなんだろうな…。

・仮面ライダーガッチャード
 お疲れ様でした。学園物ライダーってフォーゼとこれだけなのかな。当初錬金術っていうかそういう謎の…技術…? みたいなふわふわを感じて若干不安になったりもしたんだけどなんやかんやでいい感じに収まったというか…。完走はしてるんだけど観てる私も結構ふわふわなので、瞬間瞬間が楽しければそれで良いみたいな不真面目な視聴者なので、終わり良ければ全て良しか…ってなりがちなので、これもそんな感じでした。でも明るいノリで若者達が友と生きる未来を勝ち取るライダーってかなりいいよな。安心して人にオススメできる仮面ライダーってこういうやつなのかもしれん。
 なんか、スパナと鏡花さんがかなりこう…かなり…なんじゃない…? とか思ってたけど別にそういうことはなかった。まあそういうのない方がエモい二人なのかもしれん。冥黒の三姉妹が三人ともライダー三人にとっての別ち難き存在みたいになって散って行ったの、手腕がすごい。きちんと心に残る傷となって逝った。いいんだ。それはそれとして敵だから散ったが…。
 あとずっとホッパー1にメロメロでした。なんぼなんでも可愛すぎる。ズルいって。CV福圓さんですごい。本当にいつも福圓さんにはお世話になっていて…ありがとうございました…。

・仮面ライダー鎧武。
 YouTube配信で観てた。一週間に二話、これくらいのペースが丁度いいのかもしれん…。リアタイ当時、途中で脱落してから気になってはいたので観る機会があって良かったです。
 リアタイ当時、城之内と初瀬ちゃんの関係にワッ…てなってたらああいうことになったので、なんか、ド終盤でああいう感じになって、あのさあ!!!!!!!!!!! ってずっと言ってた気がする。あの、あんなんあるの、知らなくて、私知らなくて、あの、あの、城之内お前、お前、お前さあ…………!!!!!!!!!
 マジで分かり易いけど鳳蓮と戦極と城之内と貴虎さんが好きです。本当に分かり易い。ドカメンをやっていることもあり、貴虎さんへの感情がワッになり、だめだ。あとなんだかんだで戒斗さんのことずっと好きだったかもしれん。いやずっと活舌気になってたけど。OPのダンスの音ハメシーンマジで一生好きだと思う。

・仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦
 なんかアマプラにあるやつで…分かりそうな映画を観るか…と思って観たけど思ったより何も分からなかったな。
 こう、あの、まず、ウィザードの方は正当後日談みたいなアレなんだと思うけどちょっとウィザードについてうろ覚えだったな。申し訳ない。そこは本当にすみません。ウィザードちゃんと観返したいですマジで。
 そして鎧武の方、これ、本編放送前のふわふわ脚本のやつらしいですね。なんか開幕で名護さんが元気そうでビビリ散らしたんだけどぼんやり雑なクロスオーバーみたいなやつだったのかな。でも照井夫婦見せてくれてありがとう。終始俺の知ってる鎧武となんか違うな…でも戒斗さんはこういう世界の方が生き易いだろうな…みたいな複雑な気持ちにさせられた。なんで戒斗さんの側近みたいなツラして城之内と初瀬ちゃんが並んでるんだよ。俺の夢想の絵画?

・仮面ライダーゼロワン REAL×TIME
 ゼロワンなら…! 覚えてるだろ…! と思って観た。覚えてた、多分。天津垓ってずっとみんなたちからああいう扱いでワロタになったりしたけどでもやっぱ©ZAIAエンタープライズってカットイン入るの俺大好きだよ。
 不破さんと唯阿さんと迅と滅を久し振りに観られて嬉しかったな。そしてオリジナルライダーのラスボスの人、良かったな~…。でもこれも一回ゼロワンちゃんと観返してから改めて観たいと思いました。
 腹筋崩壊太郎がまた観られて本当に嬉しい!!! これはめっちゃ嬉しかった。 そしてアキラ100%がゲストで出てたのびっくりした。え? 服脱がないと分からなかったよ。なんで服脱ぐ工程が入ったんだよ。

・仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐
 ギーツならさすがに…覚えてるやろ…! これは覚えてた。さすがに。なんか、英寿さんのコスプレ回か? みたいな感じから始まったけど全然気軽に世界の危機訪れてたな。未来の害悪ユーチューバーカップル最悪ですよ。この辺の描写マジで令和の作品って感じで嬉しい。オカリナしかない英寿がふわふわしてて可愛かったんだけどいい感じに着地してて良かった。
 っていうか狼のお姉さんここで出てくるんだ。それはいいんだ。本編がああなる以前に放映されたやつなのかな…? あとジーンが終始"俺達"目線で面白かった。ただのオタクくんがオタクくんの役をずっとやってて面白かった(本編もずっとそうだったな…)。

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