映画感想 ONE PIECE FILM RED
※この記事は別のSNSからそのまま移動してきたものです。
前提
・俺にとってのONE PIECEはパンクハザードに全部ある
・Adoちゃんのファン 劇中歌の中では逆光が好き
・最近のOPはマジでわからん(ワノ国編の頭辺りまでくらい)
・映画も全部は観てない Zとねじまき島が好き
・TLからざっくり受動喫煙はしてた
いや…グロい映画だな~~~~~~
話題性やネームバリューや歌や取り敢えず観に行くって層込みでもこんなグロい映画がこんなに流行ったんだ まあ煉獄さんの最期も覇権取ったもんな…日本人って基本的に湿度が高いのが好きだしな…
一人の少女が過失で大量殺人してそれがために家族に捨てられたと思い込んでやっと見つけた光の道で世界の醜さを知り当人の善性故に救世主たらんとしたところで自らの罪を知ってしまいそれでも人々を救いたいと作り出した夢の世界へ嘗ての幼馴染と対峙することになって?
どうしてこんな酷いことを? 尾田栄一郎だからかも…
ガチガチに細かい設定詰まってる作品でガチガチに原作者監修してる所にお出しされる謎のヤバ兵器ことトットムジカはなんなんだよ SCP?
時系列がこのライブから始まりこの場所のままで終わるんだ? とは思った 結構珍しいような気もした
とは言え夢(ウタワールドでいいのか?)と現実で場面というか次元というか場所が入れ替わるのは面白いな 有り触れた舞台の転換ではあるけどなんかOPでこういうのやるの新鮮さが強い メインゲストキャラが女ってのもそうなんだけど 二重の舞台がラストバトルでもいい感じになって加えて赤髪海賊団と麦わらの一味が直接会う感じにはならずとも共闘させるという形になってて
うめ~構成が 谷口監督で草
それにしてもウタというキャラクターとAdoという歌姫の歌唱力で成り立ってる映画ですごいな 勿論それだけじゃないんだけどそこが一番の目玉でそこが絶対的でそこで持たせている こんだけ国民的作品とかいうクソデカコンテンツでこういう形にするのようやったな…すごい博打だ
どっかで見かけたけどAdoちゃん起用もうっせぇわでのバズを経てではなくそれ以前からの歌い手活動中に目つけてて、みたいな感じだったらしいからすごい話だよ 彼女の現在の知名度がなくともこの映画が成っていたならとんでもねえ面白えことになっていただろうし現実である前者にしろ仮定である後者にしろウタというキャラクターには相応しいよね だからこそこの映画企画当初の時点で既に知名度のある歌手を、ではなくインターネット上で個人で活動している人を選んだのだろうか? みたいな…
いつもの与太界隈でゴードンがおもちゃにされてるけど多分そういう層がいるのも込みで作られたキャラじゃねーの? ってある シャンクとか…ヒグマとか…船降りろとか…こんだけデカいコンテンツだからどうしてもそういう人間って何処にでもいるのがより多いし(私もそういうのは割と好きなタイプなので)
ここまで書いてからいやさすがにそこまで穿ってはいないな…与太勢とかそこまででもないな そこまでではないにしろこれまでのこの作品自体、或いは映画でのいわゆるラスボス枠をメタったキャラ過ぎるだろゴードン ズルいだろあのビジュアルにあの声帯でラスボスじゃないの
罪を犯す父親のCV津田健次郎の泣き演技 ONE PIECE FILM REDかID:INVADEDか
ゲストメインキャラがウタとゴードンの二人だけだからそりゃどっちかがラスボスだろと思ったらなんかデッケエ謎概念兵器が出てきてレイドバトルすることになったしそりゃ強いてラスボスって言うならウタだけども 絶対悪っておらず より世界を良くしようとした結果、「新時代」を追い求めてそれを創ろうとした結果で それはそれとしてウタは既にエレジアの滅亡真実を知っていたわけだからそれだけではなくてもしかすれば誰か助けてくれるんじゃないかみたいなのもあるんじゃ それこそシャンクスとかがさぁ
つうか人々の歌姫やっててそんな中で世間知らずの箱入りならぬ島入りの女の子やっててだから世界がこんなにもこういうものでっていうのファン達の声で初めて知ってみんなを救いたい! ってなるの、嫌 そういう力を持っていてそういう声があってだから私がそれをやるってなるの、嫌過ぎる 当人の気質が善良過ぎるし海賊に向いてなさ過ぎる 海賊ってシンプルにアレだから 主人公達がああだからそうじゃないけど冒頭のおしまいの大海賊時代だから シャンクスから捨てられたと感じているのも作用して海賊嫌い公言しててそれが有名になって加速してけれど真実を知り二律背反しつつ本作になるのグロいだろ キャラデザの赤と白、赤が本心部分で白が救世主部分なのってマジ? コワ~…
二次創作の話するけどルウタがすごいのもシャンウタがすごいのもウタ自身の夢が読みたいのも全部わかるわかるわかる~~~になる 連載二十五周年の作品で主人公に突然生えてきた幼馴染兼超重要強キャラに生えてきた娘、許容できない人間がいるのも分かるが許容させる説得力があるキャラクターですご過ぎる
私自身で言うとゴードンのやつが今はすごい読みたい ゴードンとウタの広大な滅びた国での二人ぼっちの生活とかそんな中幼いウタの心を救うためにシャンクスと共犯である嘘吐きのゴードンの心境とかウタを喪なった本編後のゴードンがそれでも前を向き未来ある子供達へ音楽を教え伝え導いていくEDのああいう なんかあの辺が見たいっすね いや別に俺がツダケンにグチャグチャにされた経験があるからとかではない 単にゴードンのキャラクターとウタとの関係性が好きだからです 何この弁解?
ウタの設定が出たとき夢主じゃん! みたいな感じのツイートがバズったりなどもしていたし、それは本当に言いたいことは分かる 俺達の考えた夢主(設定カチ盛り最強夢主の部類)なんだよな 個人サイトとフォレストで読んだことあるもんな っていうのは本当にあるけど、それを原作者にやられちゃもうどうしようもねえよな すげえよ 夢創作という形を制作サイドが知っているかどうかはまあなんとなくは知っているんだろうけどこの企画がいつから動いてるものなのかは分かんないけど、やっぱりこう…この件に関しては安室の女さん諸姉の活躍や単に時代が進み令和に至り女性のこともこうアレで 少年漫画原作でもヒロイン(女主人公)をここまでやってもいいみたいな気風? などが出来上がったりしてたんじゃないかな…だから尾田先生もやりたくなったんじゃないかな…そういうのを…
それにしたってカタブリュすごかったな ここが近親相姦なのは知ってる
観る前からAdoちゃん自体のファンなのでYouTubeで公式が置いてくれている曲はざっと聴いてみて一番好きだな~ってなったのが逆光なんだけど「眠くはないさ」がそういう意味なのが怖過ぎる そこからの「寂しくないさ」がしんど過ぎる 怖いよ~…
それ以外だと順当にTot Musicaが好きっすね これルーン文字なんだ またWOOMA氏とAdoちゃんボイスのコラボが見られて嬉しいがAdoだけどAdoじゃなくてウタなんだよなあ…ともなる
逆光に限らず歌詞がグロ過ぎる
全部劇中歌で作品の用いられる場面と合致した楽曲でしかしウタ自身のイメソンとしても機能してて、いやすごいな…って思うしこうも多様なクリエイターの様々な楽曲を歌いこなすAdoちゃんはやっぱりすげえよ…! と思いました 好きや…
作品自体の話じゃないんだけど私は家でテレビでアマプラをアレして大体テレビでアニメだの映画だのを観ているのですが、音声がカス なんだ? スピーカーとかみたいなのを外部で設置してこう あれすれば良かったのか? 台詞がマジで聞こえねえ 二回目があるなら字幕つけられるらしいからそれにします 台詞に合わせると歌がバカデカになって耳が壊れちゃうになるんだよな いやもう最悪歌さえきちんと聞こえるなら成立するくらいにはウタの歌が中心の作品ではあるがもうちょっとどうにかならんのか
お前だけじゃないぞ 邦画 邦画邦画邦画 俺は邦画のこと好きだけど邦画の音声聞こえないのマジでクソバカ死ねって思ってるからよ 俺は耳がどうやらそんなに良くないんだよバカがよ 俺に寄り添え(言いたい放題)