映画感想 セッション
※この記事は別のSNSからそのまま移動してきたものです。
前提
・今（2023年三月現在）ドチャクソハマってる作品のドチャクソハマってるカップリングの攻めが好きってキャラブックで言ってる映画だから観た
・のでそういう言及が入る
Twitterで観たときのツイートちょっとあったから拾ってきた
お、お腹痛え～～～～～～～
この映画お腹痛くなりすぎて部屋をうろうろしながら時々薄目で観た
ほんと…いや…お腹痛くて ここまでしないと？と思うし ここまでしたから とも思うし
狂っちゃってるんだもう
殺し合いだろもうこれ
いやでもさぁ でもさぁ 絵心がこれを好きなのはそれは それは それはそうってなる なった 嫌
私は推しカプの攻めが好きな映画だという理由で映画を観ましたの札を今掲げていますが攻めがこれを好きなのが理解できるので嫌です
ラストで二人とも笑ってるのほんと嫌 狂気の世界で
エゴだよ
教授も主人公も笑顔になってしまった、それを堪えきれなかった、セッションが完璧だったから みたいな感じなの、最悪だけど美しくて嫌
え？原題セッションじゃないんだ 邦題なんだ すご
その道を進み絶頂を手に入れるためには全てを捨てて人間性なんて要らないしその先ってとんでもなく気持ちいい、みたいな話なのかも
それを丁寧に丁寧に描かれていたから常人だから怯えてしまった
今回についてはTwitterでもう言いたいこと大体全部言ってるな もうこれでいいんじゃねえか？
「絵心」っていうのは推しカプの攻めの苗字です これで「えご」って読む非実在苗字らしい オシャやね エゴイストを育成する施設の総指揮の苗字が「エゴ」なことあるかよだから偽名疑惑出とるねんぞお前
まあ観る前から評判とか検索して「嫌だな～嫌だな～絶対お腹痛くなるし泣いちゃうな～」みたいな感じだったんだけどたまたま今連休中で映画とか観たいぜという気分だったし前提の通り攻めの解像度ちったあ上がるかな…と思ったので観ました
お腹痛い痛いになった それは そう
解像度は上がったというかツイートログの通り「分かるな」という感じ こいつがこの映画を好きなのは"理解る"
私は心が弱いしいわゆる共感性羞恥みたいなのもあるし三次元的怪我画像映像とか口頭怪我説明とかでも痛みを想像してウッアッ…って背筋がワッになるタイプなのですが推しカプの攻めは…別にそうじゃねえしな…みたいな…だからまあ…好きやろな…みたいな…
研鑽と摩耗と邁進と努力と死力と全てを全てそこに費やしてぶつかり合い続けてその先で起きる化学反応 うーん好きやろな…
私自身は好きでも嫌いでも別にないですね この映画 よく出来てるしこういう世界もあるんだろうなとは理解できるけど進んで観ようとはマジで思わん 推しカプの攻めが好きって言わなかったら多分存在も知らんかった 全てに疎過ぎて
音楽に限らずともスポーツマンであったりアーティストであったりのこういう、何かに対して邁進してそれがために全てを擲ってゆきその先で漸く掴める、成功であったり快楽であったり、そういうもの、そういう方向へ進める存在については、よく二次元で愛好しているしているのでそういう意味では観て良かったかもな…とは思っている
それはそれとして怖い
私個人の話またするけどいわゆる努力とかマジで無理でマジでできんタイプで微温湯に浸かったカスみたいな人生今やってるしこれからもこれを動かすつもりって別にないから、マジで異次元の存在なんだよねこういう映画の人間って 強いて言えば二次創作ハイで頭がワーになってるときは多少なりとも健康削ってでもFLOWに入ったみたいな瞬間はあったもののそれだってせいぜい腰と肩と首と睡眠時間と視力が終わったくらいだしな
だから、純粋に怖い 怖いけれど、そういう人間もいるのだろうな、そういう人間が音楽なりスポーツなり芸術なりを高めて今に至るのだろうな、と思う
鬱病で首吊り出るくらいの苛烈で暴力的で人格も家庭環境も過去も学歴も出生も罵倒して否定するような指導が正しいとはマジで全く思わんしゴミカスがよ…と思うし主人公もそう思ったんだろうが、それでもあのラストは生まれてしまったしあそこで主人公も教授も笑みを浮かべてしまったし気持ち良くなっちゃったからなんかいい話みたいになってるな すごいな それはそれとして嫌
しかし主人公の家庭環境も嫌だし恋人への別れの切り出し方も嫌 誰も好きになれんこの作品 恋人はシンプルに可哀想 嫌過ぎる
でもラストが気持ち良すぎる 音楽もジャズもビタイチ分からん私でもラスト気持ち良かったもん 当人らはそりゃ絶頂だろこれ 分かるから嫌 そういう作りで嫌
嫌ばっかだなこの映画…
ツイートログでも触れてるけど邦題でダサくなってないどころかこれが原題じゃないの？！ という驚きは確かにあったのでやればできるじゃねーか！ ってなった そこはいいと思います