【おいしいとっとりの取材】 No.2 森下愛子さん
私たちは鳥取県をライフスタイルの部分から盛り上げるべく、鳥取県の食や健康をもっと知れるようなWebメディアを中高生で作っています。
前回は学生人材バンクの中川玄洋さんに取材をさせて戴き、今回は、株式会社トリクミ 飲食事業 Cafe&Dining San 店長の森下愛子さんに取材をさせていただきました。
参加メンバー:アヤカ(代表)、アヤハ(副代表)、カレン(副代表) 、アヤネ(副代表)
アヤカ:簡単に自己紹介をお願いします。
愛子さん:株式会社トリクミ 飲食事業 Cafe&Dining San店長の森下愛子(もりしたあいこ)です。
アヤハ:大阪出身とのことですが、鳥取に来たきっかけはなんですか?
愛子さん:鳥取の人と結婚して、大阪から嫁いできたのがきっかけです。何も知らない鳥取に来て最初は正直とても不安だったけど、株式会社トリクミの方達と出会って、そこから鳥取のことが大好きになりました。
アヤネ:小さい頃の将来の夢はなんですか?
愛子さん:小さい頃は美容師になりたいなあと思っていたけど、美容師はせず、保育士をしていました。
カレン:Cafe&Dining Sanってどんなお店ですか?またお店の注目ポイントや魅力はなんですか?
愛子さん:元々隼小学校だった所を改築してカフェにしています。開放的な空間、豊かな自然がとても素敵な場所で、ホスピタリティで、どの世代の方でも一日を通して楽しんでいただける居心地の良さも魅力ポイントです。また、メニューにもこだわりがあります。例えば、鉄板で焼き上げて作る「グリルサンド」というメニューがあるのですが、1から考えた完全オリジナルの商品となっており、かつ毎月限定サンドというメニューもあるのですが、これは「季節感」を考慮しつつ、お客様に驚いてもらえるようなメニューになるよう作られています。フードだけではなく、ドリンクにもこだわっています。ジュースであれば自家製のフルーツをたくさん使い、コーヒーでれば豆にこだわって、見た目も中身もメニューとマッチするようにと作っています。
アヤカ:Cafe&Dining Sanを開店したきっかけは何ですか?
愛子さん:私は元々ある和食屋さんで働いていたのですが、隼lab.(旧隼小学校の複合施設)がオープンすることが決まった頃、隼lab.で店をしないかとお話をいただいて、新しいことにチャレンジしたいと思い、立ち上げた所、協力していただけることになりました。隼lab.がある地域は、人があまり来ないような、いわゆる過疎化してきている地域だったのですが、うちの会社の代表が中学時代に同じ部活だったメンバーを集めて、会社を立ち上げ、この街を自分達で面白くしたいという思いで、取り組みを始めたので、「Sanを作るきっかけとしても、人をこの地域に集めたい」という思いで造ったお店です。
アヤハ:Cafe&Dining Sanの名前の由来があったら教えてください!
愛子さん:まず、お店のサンはSunという太陽の綴りではなくSanという綴りになっていると思います。お気づきでしたか?すごく悩んだのですが、結果的にトリクミのHOME8823、BASE8823に続く3店舗目の3…Sanとなりました。ですがそれだけではなく、はやぶさというチャレンジが生まれる場所でお店を開いているので、「産まれる」という漢字での意味もかかっています。そして、大人だけでなく子供たちにも覚えてもらいやすい名前にしたいと考えて、短く「San」となっています。
カレン:メニューの中でどんな鳥取県産食材を使っていますか?
愛子さん:全て地産地消という訳では無いですが、できる限り、鳥取のものを使うようにと心がけています。特に、八頭町は美味しいフルーツが取れる地域なので、そのフルーツを使ったメニューや、会社で管理している畑で取れた野菜を使ったものなどになるようにしています。
アヤネ:提供している商品のこだわりはありますか?
愛子さん:来ていただいた方に想像以上のものをお出ししたいと思っているので、先ほど言ったように中身だけでなく見た目にもこだわるなどして、お客さんが食べたことないような、つい写真を撮りたくなるようにと、一つ一つ手間をかけて作っています。グリルサンドは自家製カンパーニュを使用し完全オリジナルメニューです。また、月替りメニューは季節感を大切に毎月開発しています!さらにドリンクもグリルサンドに合うようこだわり、自家製シロップを漬け込んだり、コーヒー豆もトットリコーヒーロースターさんでオリジナルブランドを焙煎してもらっています。
アヤカ:モットーや大切にされていることは何ですか?
愛子さん:人の心を動かす瞬間を作りたい
自分が鳥取に来た当時、あまり元気とは言えない状況にあったのですが、今の会社の人や地域の人達と出会ったことで、元気や勇気をもらたことで、人生が変わるきっかけを起こしてくれた場所となりました。なので、自分もここの人達にしてもらったように、誰かの心を動かせるような人でありたいという思いを持っています。そして、ここは自分で作ったお店なので、我が子のような愛しさがあるので、それこそこのお店を好きでいてくださるたくさんのお客さん達に、すごく感謝をしています。遠くからわざわざ来て下さる人もいらっしゃるので、「遠くまで来たかいがあった!」と思ってもらえるようにと、頑張っています。
アヤカ:鳥取愛を語ってください!
愛子さん:鳥取は美味しい食べ物が沢山あって、すごく食が豊かでいいなと思います。
そして、私はここの人達が大好きです。私が大阪に帰らずここに残ろうという決断をしたきっかけが、ここの人達でした。鳥取の人達は本当にすごくて、鳥取の私と同じ世代の女性達は「自分たちでこなさなきゃ」という思いが強く、言葉を形にしているなと感じられました。今までそういう人たちには出会ったことがなく、「なんでもある」が当たり前な場所で育ってきて苦労を知りませんでした。しかし、ここに来て「自分たちで作り上げなければ、何も残せない」という使命感を持って活動されている方達の姿がすごくかっこよかったです。鳥取を好きだからこそ、発信したいという思いが生まれ、形にできるのだと思います。私は、協力的で自らが動くかっこいい、この鳥取の人達が大好きです。
アヤハ鳥取暮らしのテーマを教えてください!
愛子さん:人とのつながりです!鳥取では日々、人とのつながりが広がっていっている感じかして、鳥取出身でもないし、鳥取に来てまだ少ししかたっていないのにいろんな地域の方達やお客さんが応援してくださります。みなさんの支えがあって今頑張れているので、鳥取は人とのつながりが1番大切なことだと思います。
カレン:そのテーマにした理由を教えてください!
愛子さん:鳥取の人と出会って人生が変わったからです!
アヤネ:最後にこのWebメディアを見て来店を検討されている方に向けて1言お願いします!
愛子さん:一度遊びにきてみてください!Have a good day!
【感想】
あやか 念願の愛子さんへの取材とっても楽しかったです、お店にも伺わせていただきありがとうございました!
愛子さんへの取材も3か月前、8月に行いました。公開遅くなってしまい申し訳ありません!8月はハワイアンフェアということで、ハワイの背景にSanのカラー黄色の服でオンライン取材を行いました!
愛子さんありがとうございました!