大麻って結局なんなの?
大麻のイメージ
最近だと一番はやはり芸能人が使用して捕まってるというイメージが一番でしょうか。持っていると捕まる、使うと捕まる、使うと飛ぶとか…そんな感じの単語のイメージですよね…私もそうでした。
そもそものこの大麻の細かいところまで知らないなぁと思い正体を暴いてみようと思います。
大麻とは?
大麻というのはそもそも植物で、花と葉を乾燥させたり樹脂化や液体化させた物を指すそうです。花と葉から製造されたものを[マリファナ]というらしいです。これはよく耳にしますね。加工する前はアサ科アサ属の大麻草(英語だとcannabis)というそうです。
調べてみると思ったより細かい…呼び方もすごいバラバラ…。入り口からこれか~という感じです。
この植物、各部位ごとに大きく用途がわかれてます。そして各部位ごとで国によって違法になってます。
花、葉、茎、種、の4つに分けると[花と葉]は日本では大麻取締法で規制がかけられています。花と葉にはテトラヒドロカンナビノール[THC]という向精神性の物質が含まれており、多く摂取すると陶酔してしまう様です。
日本の大麻取締法は、大麻を「大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」と規定しているみたいです。
茎と種は規制がかけれてないという事ですね。
食用としての大麻
というのも、そういえばあの七味唐辛子にたまに入ってるあの種みたいなやつ。あれ大麻草の種ですよね。調べればペットでも飼えるハムスターやリスの餌にもしっかり含まれてるそうです。なんなら栄養素とても高いみたいです。
え?じゃあこの種を栽培したら大麻草が育っちゃって違法になってしまうんじゃ?と思ったらどうやら食品関係の種には基本的に発芽を防ぐために加熱処理がされているそうです。
衣類としての大麻
茎を調べたらこれまたすごい。茎から摂取できる繊維を[麻]と呼んで大麻という呼び方と分けてる様です。相撲の綱やしめ縄、神事などのお祓いなどにも使われているとてつもなく歴史の古い植物を使った繊維だそうです。縄文時代の遺跡からも成分が出土してるぐらいなので一万年以上も前から日本人とは付き合いがあるみたいですね。
あれ?じゃあ東京の港区の麻布ってそういう事?とふと思い調べるとやはりでした。麻布は昔、麻をたくさん植えて布をたくさん織ったことからと、麻がよく育つ土地という意味で[麻生]になってさらに転じて[麻布]になったそうです。まぁ諸説あるみたいですが…
うーん…大麻って色んな顔がありすぎてなんだか混乱です。名前とか呼び方も一体何個あるんだ…なぜこんなに複雑になってしまったのか…次回は大麻の歴史と歴史が作った法律について調べます。